サンスベリアスタッキーという観葉植物をご存知ですか?葉がまっすぐにツンツンと育つ姿がとくちょうてきな観葉植物で、名前は知らなくても見たことがあるという方も多いと思います。
ここではそんなサンスベリアスタッキーの育て方、新芽がでたら株分けや植え替えが必要なのか?など気になる疑問についてお答えします。
またサンスベリアスタッキーは、新芽で本物かどうかを見極めることもできます。新芽が伸びてきたら、その点にも注意をして観察をしてみてください。新たな発見ができるかも知れませんよ。
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サンスベリアスタッキーの新芽がでてきた場合の育て方
植物は温かくなる季節、日本でいうと春に芽吹き成長します。反対に秋から冬にかけては活動を低下させて休眠時期に入ります。植物にとって鉢の植え替えは手術を受けるように大変負担のかかる事柄です。そのため、これから休眠に入る時期に行うと元気を失い回復できない可能性が高くなります。春の休眠から覚めて元気になる時期に植え替えてあげるとしっかりと根付いて成長することができます。
サンスベリアスタッキーの植え替えや基本的な育て方
サンスベリアスタッキーは置き場所だけ気を付けると、とても育てやすい植物です。
日当たりのよい場所を好むので、ある程度日の当たる明るい場所に置いてあげましょう。但し直射日光は熱すぎて葉がしおれたり傷む原因になります。直射日光が当たらない場所を選びましょう。
サンスベリアスタッキーは水をあげすぎると根腐れを起こしやすい植物です。水をあまり必要としないのです。そのために熱心に世話をしすぎて枯らしてしまう場合があります。目安は、土の表面が乾いたら水が下から浸み出るくらいあげると良いでしょう。鉢の受け皿に溜まった水は鉢底の空気を遮断してしまい根腐れの原因になるので捨てましょう。
冬は休眠期となり、水はあげなくても大丈夫です。
但し室内の乾燥具合にもよるので、心配な場合には1~2ヶ月に1回程度下に浸み出るくらいあげるとよいでしょう。
成長期となる5月から8月の間には毎月肥料をあげることをおすすめします。
秋も深まり霜が降りそうになる前に植物達を家の中に取り込みます。
冬の間は歓談の差が少ない廊下に植物達は並べられて過ごします。
植木鉢は大きくなるとかなり重たいのですが、両親は毎年春と秋に出したり入れたりと世話をしています。その成果があるようで実家の植物達は生き生きといつも元気です。私の家に持ってくると何故か元気を失ってしまうので、実家に持ち帰り療養させると再び元気を取り戻します。
サンスベリアスタッキーは新芽よりも花が咲いたら植え替えサイン
サンスベリアスタッキーは花が咲いたら植え替えるとよいと言われています。
花が咲くということは株がしっかりと成熟した状態になったということなので、鉢を植え替えてあげるとより大きく成長を促す事ができるのです。
咲き終わった花は根元から切り取りましょう。
サンスベリアスタッキーの株分けは新芽で行うのがおすすめ
サンスベリアスタッキーの株分けは新芽が出てきたら、その直近の春に株分けを行うことをおすすめします。
大きく成長してから株分けすると、根が成長してお互いに絡み合ってしまうので株分けをしたときとダメージが大きくなってしまいます。新芽のまだ根が短いうちに分けてあげると負担が少なくなります。
株分けの際には土ごと植木鉢から抜き取ります。植木鉢と土がくっついている場合にはシャベルなどで隙間を作って外します。土を丁寧に取り除いていき根を露出させます。根の状態をよく見て、それぞれの株の根が適量保たれるように考慮してはさみで切ります。
株と根が曲がっている場合には、生え際が土から真っ直ぐになるようにして植え付けましょう。
サンスベリアスタッキーではない?新芽でわかる本物
本物のサンスベリアスタッキーは一本ずつ独立して生えて2m程度にまで成長します。そうして成長が非常に遅いので、市場に流通させるのには向かない植物なのです。
そのためか、サンスベリアスタッキーに似た植物がサンスベリアスタッキーという名前で流通するようになりました。
そのため、偽者とは言え流通するサンスベリアスタッキーは90パーセント以上が偽者なので、それが本物になってしまっているとも言えるでしょう。
信じていればそれが真実であるとも言えます。
自宅のサンスベリアスタッキーを「なんだ偽者か」と思わずに可愛がって育ててあげましょう。