ポトスタワーの作り方。植え替えのコツや支柱の上手な使い方

観葉植物のポトスは丈夫な植物で、室内のインテリアとしても人気です。成長が盛んで、どんどんと成長していくので、支柱を立ててポトスタワーとしても楽しむ方もいます。
そこで、支柱を使ってポトスタワーにする時の植え替えの方法や、手順についてご紹介します。植え替えには適した時期があります。適した時期や植え替えのコツをおさえてポトスタワーにチャレンジしてみましょう。

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ポトスのいろいろな楽しみ方

ポトスは観葉植物の中でも育てやすく、初心者の方も手に取りやすいことから、インテリアとしても人気の植物で、私も大好きな観葉植物の1つです。

ツル性のポトスはツルがどんどん伸びる

知らずに購入してくると、お世話に手こずってしまったり、剪定を繰り返しているうちに枯らしてしまったりと勿体無い経験をしたことがある方もいるのではないかと思います。

長く伸びるツルを上手く利用して飾れば、高い棚の上に置いた鉢から床に向かって伸びたツルを垂らして鑑賞することもできますし、天井などにハンギング(吊るす)して、天井から吊って育てることもできます。

今日はいろいろな飾り方が楽しめるポトスを、上に伸ばしていく「ポトスタワー」について紹介していきます。

私は長年、棚から床にツルを垂らす飾り方でポトスを楽しんでいたのですが、自宅で犬を飼い始めた所、垂れ下がってきたツルや葉を犬が食べてしまうようになったので、下に垂らす鑑賞方法は取りやめて、タワーにする方法を取ることにしました。

可愛らしいポトスの印象から、ポトスタワーは存在感抜群の背の高さ、葉の大きさを主張できる飾り方になりますので、興味のある方はぜひ挑戦してみて下さいね。

ポトスタワーにする時の植え替えのタイミング

ポトスタワーを作るためには、今後ポトスが成長していくことも考えて、ある程度の大きさの新しい植木鉢にポトスを植え替える必要があり、実際にポトスタワーを組んでいくのは植え替え後ということになります。

ポトスを植え替えする際には適した時期やタイミングがあり、これを間違えるとポトスの成長に影響しますので、必ず植え替えに適した時期、タイミングを見計らってから取り掛かるようにしてください。

ポトスが元気に成長する5~7月の成長期が植え替えの時期

春から夏の間を目安に植え替えを行い、秋に向けてポトスタワーを作り始めるのがおすすめです。ポトスタワー作りを優先するあまり、植え替えの時期を間違えてポトスを枯らしてしまうことがないように注意しましょう。

ポトスの植え替えに使う支柱の選び方

園芸用の支柱の中に、「リング支柱」といって葉垂れ防止のために使うツル性植物用の支柱がありますが、ポトスタワーに使うのはこの支柱ではありません。

リング支柱でもポトスタワーが作れないことはないのですが、より見栄えの良いポトスタワーに育てたいのであれば、用意するのは「ヘゴ支柱」です。

ヘゴ支柱の良さ

ビニール製の支柱とは異なり、ポトスのツルが滑りにくく、上に上にと這っていきやすい凸凹した素材で出来ているので、ポトスタワー作りには必須です。

板で入手したものをカットして支柱にして使っても良いのですが、始めから加工されて支柱になっているものの方が扱いやすいので、どれくらいの高さのポトスタワーにしたいかを決めたら、高さに合う長さのヘゴ支柱を1本用意しておきましょう。

ヘゴ支柱は鉢に深く差し込みますので、鉢の深さも考えて購入しないと、設置してから「短すぎた!」ということになるので、注意して下さいね。

支柱をしっかりと支えられる鉢を選ぶのが大切

次に、ポトスタワーを作る鉢の選び方について紹介します。

鉢の大きさは8号~10号程度の大きさが良い

ヘゴ支柱を支えながら、上に伸びていくポトスも支えなければいけないため、支えになる鉢にはある程度の重さに耐えられることが求められるからです。
小さすぎると、大きくなったポトスで鉢が倒れてしまうことがありますし、ポトスタワーが大きくなった時に不格好です。

逆に、はじめから10号以上の大きすぎる鉢に植え替えてしまうと、根が十分に伸びていかず、それが原因でツルの伸びも悪くなってしまいます。

ポトスを植え替える鉢の大きさはしっかりとポトスの大きさに合わせたものにし、大きな鉢に植えたい方は徐々に植え替えを繰り返しながら大きな鉢を目指すようにしてください。

支柱を使ったポトスの植え替えのコツ

鉢に鉢底ネットと鉢底石を敷いたら、中心にヘゴ支柱を立てて、支柱を押さえながら土を入れます。

支柱から5cm程離して根を3分の1程切ったポトスを植えたら、割り箸で土の上からポトスの根の位置をつついて、根の間まで土がしっかり入り込むように土を馴染ませ、土を固めます。

植え替えが終われば、適度な水やりと葉水でポトスのツルが伸びてきますので、伸びたツルが螺旋状にヘゴ支柱に巻き付くように、麻ひもなどを使ってツルを誘引しながらタワーにしていきます。
ある程度は自力で支柱に巻き付いてくれますが、自然に任せすぎるとツル同士の間が空いてしまってスカスカのタワーになったり、巻きつきが緩くて落ちてきたりするので、ある程度の間隔で8の字に麻ひもを結んで、固定しましょう。