観葉植物のモンステラを植え替えするポイントについてご紹介

観葉植物の中で人気のあるもののひとつにモンステラがあります。
見た目におしゃれなだけではなく、育てやすさも人気の理由です。
そんなモンステラですが、家で育てていくうちに植え替えが必要になることもあります。
それはどんなタイミングなのでしょうか。
また、他にも植え替えをする時に必要なものや、やり方などについてもご紹介しますので、モンステラを育てている人は是非参考にしてみてください。

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観葉植物モンステラとって最適な植え替え時期とは

モンステラは成長の早い植物で、植え替えられてから2年程度で根で鉢の中がいっぱいになってしまいます。そのため購入してから1~2年程度経過したら植え替えることをおすすめします。

観葉植物モンステラの植え替えは1~2年が目安

また、植物は上と同じくらい根も伸びていると言われます。上部の大きさに対して植木鉢が小さい場合には植え替えてあげましょう。

鉢の中が根でいっぱいになると土は固まり栄養が無い状態になっています。そのままにしておくとモンステラは枯れてしまいます。葉が枯れてきたり、しおれて元気がなくなってきた場合には鉢の中で根がいっぱいになっている可能性があります。鉢の底を見て根が飛び出している場合には植え替えてあげましょう。

モンステラは熱帯の植物なので日本では夏に成長して冬は休眠します。植え替えは休眠中に行ってはいけません。植え替えをすると根の細い部分が多くちぎれてしまうので、モンステラにとっては大ダメージです。成長期であればぐんぐんと根が伸びてくるので新しい土の中に根を張ることができますが、休眠期では殆ど成長しないのでうまく根付かない場合があります。そのまま枯れてしまう危険性も高くなるので、植え替えは春から秋の間に行いましょう。特に5~6月頃はしっかりと温かくなりこれから成長の度合いが増していく時期なのでおすすめです。8月は暑すぎてモンステラも弱りがちです。8月の植え替えは避けた方がよいでしょう。

観葉植物のモンステラを植え替えるなら、良い土を準備しよう

植物にとっては土壌は重要です。

モンステラは乾燥に強く、水のあげすぎによる根腐れに注意が必要です。

そのため水はけのよい土が適しています。
市販されている観葉植物の土でも大丈夫ですが、水のあげ方に不安がある場合には自分でより水はけの良い土を作ることをおすすめします。
土を作ると言っても難しいことではありません。小さい赤玉土と川砂とピートモスを6:2:2の割合で混ぜるだけでできます。
観葉植物の世話では水をあげすぎて根腐れを起こして枯らしてしまう失敗が非常に多いです。水はけの良い土を使用するとそのリスクを低くすることができます。
また、鉢の底には鉢底石を敷きましょう。鉢底石は土が底の穴から出てしまうのを防ぐだけではなく、水はけをよくする為にも必要です。
鉢を外に置く事がある場合には、底にネットを入れておくと、ワラジムシなどの虫の侵入を妨げることができます。

観葉植物のモンステラを植え替える時の鉢の選び方

観葉植物のモンステラを植え替える鉢は、今まで使用していた鉢よりもひとつ大きなものを選びましょう。

植え替えはかなり手間のかかる作業です。大きい鉢に植え替えるとこの手間を減らすことができるので、どうせなら大きな鉢に…と考える方は多いでしょう。しかし、植木に限っては大は小を兼ねません。根は周囲の水を吸いますが、遠く離れた部分からは水を吸うことができません。そのため、根から離れた部分の土では常に水が溜まった状態になってしまいます。そうなると、病気が発生したり根腐れを起こす原因になってしまいます。また、根が鉢の側面に辺り根別れして丈夫に育っていくものですが、根が側面に当たらないと根別れが起こらず丈夫に育ちません。

ひとつ大きなサイズの鉢を選ぶ事にはこういった理由があるのです。せっかく植え替えて枯らしてしまっては本末転倒です。2年毎に一度の手間を惜しまずに植え替えを行ってあげましょう。

モンステラの植え替える時のやり方やコツについて

植え替えるときは、モンステラの生え際を掴んで土ごと鉢から引き出します。

鉢を横に倒して引っ張ると土や根の重みが軽減されて出しやすくなります。モンステラを傷めない様に出来るだけ広範囲をバランスよく掴み、鉢から真っ直ぐに引き出しましょう。
根の周りの土を軽く落とします。根の間の土まで丁寧に取り除く事は避けましょう。太いねだけではなく細い根も重要です。土を丁寧に落とすとこれらの細い根が多くちぎれてしまいます。根自体にはあまり触らないようにしましょう。ただし、腐っていたり切れかけている部分は成長の妨げとなるので切り落としましょう。
新しい鉢に鉢底石を鉢の高さの2割弱敷き、その上に土を鉢の3割強の高さまで入れます。モンステラを軸が真っ直ぐになるように入れて土を入れていきます。根の間の土が落ちて隙間がある場合には、根を傷めない様に手で土を入れてあげます。
土を入れすぎると根が成長すると盛り上がり水をあげる時に溢れてしまうようになります。縁から3cmくらい下げて入れるようにしましょう。

モンステラを植え替えたら、大事に育てよう

モンステラは日当たりのよい場所を好みます。しかし、直射日光は苦手です。そのため、窓の近くに置き直射日光が当たる場合には、その時間帯だけでもレースを引いたりすだれをかけて当たらないようにしてあげましょう。

水は、土の表面が乾いたらあげるようにします。水をあげすぎるくらいならば乾燥した方がましというくらいで、根腐れに注意しましょう。
また、気温が下がる冬の間は水を吸う量が減るので、土の表面が乾いてから5日程度してからあげるようにします。
水は底の穴から出てくる程度与え、鉢皿に溜まった水は根腐れの原因になるので常に捨てるように心掛けましょう。