観葉植物の植え替え方法!鉢の大きさと植え替えて順・注意点

観葉植物を育てているとき、鉢を大きくして植え替えを行う必要があります。ですが、度のタイミングで植え替えを行えばよいかの知識がなければ、適したタイミングで植え替えができないものです。

観葉植物の植え替えをするときは、鉢と観葉植物のバランスを見て、適したサイズの鉢に植え替えを行う必要があります。

植え替えのタイミングと方法・鉢の選び方・注意点についてチェックしてみましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

幹に特徴があるガジュマル!鉢植えの育て方や注意点について

ガジュマルはよく沖縄で見かける植物で、ぷっくりとした幹が特徴的です。鉢植えが園芸店やホームセンターな...

アスパラガス【観葉植物】の育て方。水やりや肥料の与え方

アスパラガスと言えば、野菜を思い出す方がほとんどだと思いますが、実は観葉植物としても楽しむことができ...

観葉植物フィカス・ウンベラータは大きな葉が魅力、育て方のコツ

インテリアのひとつとして観葉植物は人気ですが、中でもフィカス・ウンベラータはとても人気があります。 ...

観葉植物のフェイクをおしゃれに!部屋に置く時のポイント

観葉植物を置きたいけれど、お世話が大変なのはちょっと・・以前観葉植物を育てていたけれど枯らしてしまっ...

観葉植物にわいたコバエを駆除する方法は色々。やり方と予防法も

観葉植物は土が入っているので、知らず知らずのうちにコバエがわいてしまうことがあります。 せっか...

観葉植物【ポトス】植え替え方法とコツ・植え替え後の管理を解説

家のインテリアとして人気の高い観葉植物が「ポトス」です。ポトスは初心者でも育てることが簡単で、インテ...

観葉植物の水やりで冬の季節に注意したい事。回数や時間や温度

温かい時はあまり気にならなかった観葉植物の水やりも、冬の時期になり気温や室温が下がってくるとどうした...

観葉植物は室内の日陰でも育つ、日陰が好きで育てやすいオススメ

観葉植物といえば、常に日光が当たっていないと育たないと思っていませんか? 観葉植物の中には日の光が...

エアプランツの育て方。ウスネオイデスはおしゃれ女性に人気

エアプランツの中でも「ウスネオイデス」という種類は、葉っぱがふわふわしているのが魅力で素敵ですね。 ...

観葉植物を癒やしのインテリアに。北欧インテリアに合うグリーン

北欧風のインテリアは女性を中心に人気ですよね。大人の女性にも取り入れやすく、シックな色合いの中に、鮮...

室内の植木の土にカビが発生!原因と対処法を知って上手に栽培

室内で育てている植木の土にカビが発生してしまうと、そのカビをそのまま放置しても良いのか、それとも取り...

【ポトス】観葉植物の育て方!好む環境や水やり・基本の栽培方法

観葉植物の中でも人気が高いポトス。家に観葉植物を置きたいと考えている人の中には、ポトスを置くことを検...

【観葉植物の育て方】モンステラの基本的な栽培方法を解説

自宅でモンステラを育てたいと考えている人もいますよね。観葉植物は育て方を知って上手に育てることで、初...

ガジュマルの冬の過ごし方。屋外でも大丈夫な気温と保温と注意点

丈夫な観葉植物としても人気のガジュマルは、冬の季節は屋外で育てることが出来るのでしょうか? ガ...

観葉植物でおすすめは『パキラ』風水で運気をあげるなら

観葉植物でおすすめするのは『パキラ』です! どこにどのように置くかでアップする運気を変えること...

スポンサーリンク

観葉植物を植え替えるタイミングは鉢とのバランスを見てチェック

観葉植物と鉢とのバランスをチェックしてみましょう。

  • 根が鉢の下からでてきている
  • 土の表面から根が浮き上がっている
  • 鉢に比べ観葉植物が大きい

このような場合は観葉植物の植え替えのタイミングです。

このような傾向がなくても観葉植物は成長し、土の中に根でいっぱいになります。

水やりをしているのに水が土になかなか染み込んでいかない。
これもまた植え替えが必要なタイミングと言えます。

そのままにしてしまうと土の中で吸収する栄養分が不足してしまい、栄養不足となり枯れはじめてしまいます。

購入して2年程経過している場合は無条件に植え替えをしてください

植え替えは少々手間がかかりますが。観葉植物を育ててる以上仕方がありません。
それに年に何回もというわけではなく数年に1度です。

この植え替えを怠らず、丁度よいタイミングを見計らい、観葉植物を大切に育てていきましょう。

その観葉植物が最も盛んに成長する時期に合わせて植え替えをすると植え替え時にかかる負担からの回復も早くて安心ですよ。

観葉植物の植え替えをするときはワンサイズ上の鉢を選ぼう

観葉植物の植え替えをする時、今使っている鉢よりワンサイズ大きいものにするのはなぜ?
大きすぎてしまうと、根が水分を吸収しきれないため、常に湿っている状態になってしまうから。
その上から水やりを行うと更に根は乾燥しきれなく、やがて根腐れをしてしまうのです。観葉植物は乾燥し過ぎにも弱いですが、常に湿っている状態もまた苦手です。
見た目のバランスや根腐れ防止のため、植え替えに使用する鉢はワンサイズ大きめということを覚えておきましょう。
私はこれを知らずに、観葉植物の植え替えに大きめの鉢を使ってしまいました。
今後も植え替えが必要なら最初から大きいサイズの方が鉢を購入する手間が省けると安易な考えでした。
しかし、それが仇となり返ってきてしまいました。徐々に観葉植物が元気がなくなり、やがて枯れ始めてしまいました。
どうにか回復させようと水やりを小まめに行ってしまっていたのも、また枯れる原因でした。水やりばするほど湿った状態になり根腐れを起こしていたのです。その観葉植物は回復の見込みなく枯れ果てて終わってしまいましたが、数年かけて育てたのでショックもありました。
観葉植物は購入するのは簡単ですが、育てるには知識がまだまだ足りなかったと痛感する出来事でした。

みなさんもこのようなことがないよう気をつけてくださいね。

観葉植物の植え替え方法・新しい鉢に植え替える手順

基本の植え替え方

1.観葉植物を鉢から出し根に絡まっている土をほぐします

根と根の間についている土も取れる範囲でほぐしてください。
※根を傷つけてしまわないよう注意

2.ワンサイズ大きめの鉢の底に鉢底石を敷きます

これは通気性や水はけをよくするための工夫です。

3.観葉植物を入れで高さや位置をきめます

位置は中心にくるように、高さは鉢より少し下に土がくるように。
観葉植物の下や上、周りに土を入れて高さや位置を定めましょう。

根と根の間にも隙間なく土をいれるために棒で軽くつついて満遍なく土をいれます。

※観葉植物用の土を使うなら、すでに肥料が含まれているので追加する必要はないです。

4.土の表面に赤玉石や軽石など飾り石を敷くとなお良い

土の表面の乾燥防止や見た目もより一層おしゃれになります。

観葉植物を植え替えた後の管理方法

観葉植物は植え替えをしたら、それで終わりではありません。
植え替え後の正しい管理を知っておかなければ、せっかくの植え替えも水の泡となります。

植え替え後は日陰に置く

植え替え時に与える負担は、観葉植物にとって大きいものとなります。
すぐに太陽に当ててしまうと観葉植物は光合成を行おうと活発に活動しようとします。
負担が大きい時にエネルギーを使うとエネルギー不足となる反って元気がなくなります。

植え替え後は少し落ち着かせ体力を回復させるために日陰におきましょう。

落ち着いたら元の場所に戻してあげてください。

植え替え後の水やりの頻度

観葉植物の植え替え後は根が土にまだ馴染んでいません。
そのため、根が本来の力を発揮できていないので、水やりを控えます。

その期間は2週間程度を目安にしてください。
土の表面が乾いてきたら水やりOKのサインです。

観葉植物を新しい鉢に植え替えるときの注意点

植え替えは新しい土を使用する

古い土は土本来の栄養がすでに失われています。
新しい土を使用し、その土はできるだけ早く使いきるようにしましょう。

植え替え時期

観葉植物は基本的に冬の寒さに耐えようと休息期間に入ります。
その期間に植え替えを行ってしまうとエネルギー不足となり植え替え時にかかる負担に勝つことができないことがあります。

観葉植物が最も盛んに活動や成長を行うのは春から夏にかけてです。
その時期ですと観葉植物の回復も早い傾向にあります。
植え替え時に万が一多少根に傷をつけてしまっても、心配なく成長します。

鉢の大きさはワンサイズ上

観葉植物と鉢のバランス、根腐れ防止のために、観葉植物のサイズにあった鉢を使いましょう。