観葉植物初心者でも育てやすい!狭い室内でも栽培可能な観葉植物

これから室内に観葉植物を置きたいと考えている人もいますよね。ですが、観葉植物を栽培した経験がなければ、どんな観葉植物を選べば良いのかわからないものです。

特に一人暮らしの場合、狭い室内に観葉植物を置くことが多いでしょうし、お世話がしやすい・育てやすいものを選びたいと思うことでしょう。

観葉植物に関する知識がない初心者の人が狭い室内で観葉植物を栽培するには、一体どんな観葉植物を選べば良いのでしょうか。

狭い室内でも栽培できる観葉植物や、購入時の選び方のポイントについて確認してみましょう。初心者が観葉植物を育てる時に抑えておきたい栽培のコツについてもご紹介しますので、是非参考にしてくださいね。

自分のライフスタイルに合った観葉植物を選び、毎日の生活に彩りをプラスしましょう。

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ワンルームの室内でも育てやすい中型の観葉植物

仕事やプライベートで疲れている時に、グリーンを見ると癒やされますよね。
観葉植物を育ててみたいなと思っても、今まで育てたことがないと、何が向いているのかもわかりませよね?

一人でアパートやマンション暮らしの場合には、置くスペースも限られてしまいます。

ワンルームでも置くことができる、中型の観葉植物の中でもおすすめをご紹介します。

  • ドラセナ・コンパクタ
    小型のドラセナで、いくつかの種類があります。
    光沢のある深いグリーの葉が茂って、力強さを感じさせる品種です。
    生育が遅いので、長い間コンパクトに育てることができます。
    半日陰、乾燥に強い丈夫な観葉植物です。
    耐寒性は10℃以上と寒さには少し弱く、直射日光も苦手ですが、室内で育てる場合には逆に育てやすいのでは無いでしょうか?
  • シェフレラカポック
    黄色い班の入った葉が現くしい観葉植物です。
    耐寒性0℃以上と寒さにも強く、乾燥にも比較的強いので、観葉植物の中では群を抜いて丈夫と言えるでしょう。
    ただし、長時間日影に置いていると葉がおちてしまうので、2~3日に1度は4時間位の日光浴が必要になります。
    成長が早いので、変化も楽しめるでしょう。
  • ワーネッキ・レモンライム
    鮮やかな黄緑色に濃緑の班が入った葉が特徴的で、明るい雰囲気の観葉植物です。
    日影でも育てることが可能です。
    ただし、風通しが悪く乾燥している場所は苦手で、こまめな葉水が必要になります。
    また耐寒性は10℃以上で、寒さにもあまり強くありません。

狭い部屋でも育てやすい小型の観葉植物

観葉植物のお置き場所に悩むなら、棚の上やトイレなどに飾ることができる小型の観葉植物もおすすめです。

室内でも育てやすい、小型の観葉植物を2つご紹介します。

  • サンスベリア・ハニー
    サンスベリアの中でも小型で育てやすいのが、サンスベリア・ハニーです。
    邪気を寄せ付けない言われているので、玄関先などにも向いています。
    あまり大きくならないので飾る場所に困ることもなく、乾燥にも強いので手間がかからず育てやすいです。
    ただし、お世話好きの人には向きません。
    お水を上げすぎると根腐れしやすく、放置するくらいでも元気に育つ植物だからです。
  • テーブルヤシ
    ヤシ特有の南国ムードで可愛らしいテーブヤシは、育てやすいこともあり人気があります。
    100円ショップでも目にするほど、メジャーな観葉植物です。
    明るい場所を好みますが、イメージとは違って直射日光は苦手で、室内でも元気に育ちます。
    成長が遅いので、長い間同じ姿を楽しむことができます。

初心者でも手入れが簡単!室内で育てやすい観葉植物

室内で育てるなら、インテリア性も高く、お世話も少ない多肉植物もおすすめです。

多肉植物は、プックリと肉厚な葉っぱが個性的な観葉植物です。
葉っぱや茎に水分を溜めることが出来るため、水やりも少ない回数で済みますし、休眠期には断水するするものもあります。

多肉植物は比較的育てやすいので初心者向きですが、その中でも特徴的なものをご紹介しましょう。

  • グリーンネックレス
    名前の通り、丸いプックリとした葉っぱがネックレスのように連なる多肉植物です。
    多肉植物は寄せ植えされることも多いですが、グリーンネックレスはボリュームもありますから単体でも充分に雰囲気を出してくれます。
    また、垂れ下がる性質を利用して、吊り鉢にしてもオシャレです。
    いろいろな飾り方で楽しめる点がおすすめポイントです。
  • ルビーネックレス
    こちらも三日月型のプックリとした葉っぱを、ネックレスのように連ねるのが特徴的な多肉植物です。
    グリーンネックレスの仲間ですが、秋になると赤紫に色が変わるのを楽しめます。
  • 十二の巻
    アロエのような形の葉ですが、独特な緑と白の縞模様をしています。
    インパクトがありますから、単体でも充分楽しむことができます。
    乾燥にとても強い品種なので、初心者や忙しい人にもおすすめです。
  • 月美人
    曲線的でとても柔らかい印象の多肉植物です。
    名前の通り、月を思わせるような儚げなバイオレットカラーも魅力の一つです。
    しかし、見た目に反して寒さにはとても強く、霜に当てても大丈夫なほどです。
    ただし、暑さには弱いので夏場は注意が必要です。

留守がちな暗い室内でも育てやすい観葉植物

一人暮らしだと、外出している時間も多く、置くスペースも限られいるので、沢山の日光を必要とする植物は育てるのが難しいですよね。

そこで、日当たりのあまり良くない場所でも育つことのできる観葉植物をご紹介しましょう。

  • アグラオネマ
    長期間日影に耐えることのできる観葉植物です。
    逆に直射日光は苦手ですが、それゆえに室内で育てるにはとても向いていると言えるでしょう。
    日向に置き場所を確保できない時にはおすすめです。
    また、成長も遅いため、長く同じ姿を鑑賞出来るのもポイントです。
  • ポトス
    名前だけは知っているという人も多いのではありませんか?
    観葉植物としてはとてもメジャーですよね。
    いろいろな品種があって、葉の色が違ったりしますが、日影に強いのはポトス・パーフェクトグリーンという品種です。
    耐寒性も5℃以上と、室内で育てる分には充分ではないでしょうか。
  • ホヤ
    淡い桜色の花を咲かせるので、サクラランとも呼ばれます。
    日影でも丈夫に育ちますが、花を咲かせたいなら明るい日影で育てる必要があります。
    とても育てやすい品種で、面倒くさがりな人におすすめです。
    ハート型の葉のホヤ・カーリーの人気も高く、葉を挿し木にして売られていることもあります。

初心者が観葉植物を選ぶ時のポイント

はじめて観葉植物を育てるなら、管理の簡単なものがおすすめです。

育てる方の性格やライフスタイルにもよりますが、始めのうちは手間の少ないものの方がトラブル無く育てることができるでしょう。
また、置き場所を事前に決めて、その場所でも育てることができる品種を選ぶのも重要でしょう。

  • 水やり頻度の確認
  • 設置場所の温度が適しているか
  • 設置場所の光量で足りるか
  • 手に入れやすさ
  • 成長度合い

以上のような点を確認しながら、自分や部屋に合う観葉植物を選びましょう。

部屋にはほとんどいなくて、置き場所もあまり日が当たらないなら、乾燥に強く水やり頻度が少なくて、日影でも丈夫な植物が向いています。
置き場所にスペースがあまりないなら、成長の遅いタイプが良いでしょう。

しかし、もっとも大切なのは、選んだ植物のフォルムを愛せるかどうかです。
どんなに条件がぴったりでも、見た目があまり好みでなかったら愛でるのが難しくなるでしょう。
ですから、植物の外見も選ぶにあたっての重要なポイントとなります。

初心者でも大丈夫!観葉植物を管理するコツ

観葉植物のお世話はそれほど難しいものではありません。
次の3つを意識するだけで、上手に育てることができますよ。

  • 水やり
  • 温度管理

水やり頻度は植物によって多少違いますが、どの植物も水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。
また、水やり後の受け皿に水が残っているのも、根腐れの原因となりますから注意しましょう。

水やりの基本は、「土が乾いたら、たっぷりと与える。」です。
土が湿っている間は、水やりは必要ありません。

また、水やりの時間をいつも同じにすると、観葉植物にあまりストレスがかからないので、ライフスタイルに合わせて固定すると良いでしょう。

室内温度に関しては、耐えることの出来る品種の観葉植物を選ぶことが重要になります。夏場はどうしても高温多湿となりますし、冬場は外出中は冷えてしまいますよね。

夏と冬に気をつけたいのが、エアコンの風です。
直接当るような場所に観葉植物を置くのは控えましょう。
乾燥して葉が痛んで、枯れてしまいます。
また、急な温度変化にも弱いので、窓辺なども控えた方が良いでしょう。

最後は光です。
植物である以上、どんなに日影に強くても全く太陽光が当たらないと生きていくことができません。
植物は太陽光を浴びて光合成を行うことで、エネルギーを生み出します。

時間が有る時には、光を浴びることができる明るい場所に移動させてあげましょう。
直射日光に弱い品種もあるので、レースのカーテン越しなどがベストです。

これら3つのポイントに気をつけていれば、元気に育てることができます。
自分に合った観葉植物を選んで、ぜひ癒やしを体感してください。