観葉植物を数年育てていると、元気がなくなっていたと感じることがあります。もしそのようなときに鉢から根が溢れてきているようなら、植え替えのサインです。
植え替えは、逆に観葉植物をダメにしてしまうかもと、経験がない方は躊躇してしまうかも知れませんが、きちんとポイントを押さえていれば大丈夫。心配はありません。
ここでは、観葉植物の植え替えについて、植替えが必要だと感じられ時や、植替えの仕方についてご紹介をいたします。
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観葉植物で鉢の植え替えが必要だと感じられる時
観葉植物のグリーンは、心が落ち着いたり癒やされる色でもありますよね。
お気に入りの観葉植物を部屋の中で育てているという人もいるでしょう。
植物は生きているので、適した育て方をしていればどんどん大きくなります。
そのため、育て始めた当初のままの鉢では小さすぎて植物が鉢の中で圧迫されることもあります。
では、どのような状態で植え替えが必要という見極めが出来るのでしょう。
観葉植物の植え替えサイン
いくつかのヒントがあります。
まず、大きいのが水を与えた時に吸収されにくくなったという場合です。
観葉植物が育つための栄養源となる土が固くなってしまうと、水の吸い込みが悪くなってしまいます。
こうなると栄養が観葉植物にいかなくなってしまうので、新しい鉢に植え替えて土も新しくリセットする必要があります。
また、鉢の底から根が飛び出してきている場合も、鉢の中で観葉植物が窮屈にしているということなので、植え替えが必要のサインです。
観葉植物の鉢の植え替えがベストな時期
観葉植物にとっては、植え替えとは自分を取り巻く環境がガラリと一変するということです。
人間で言うと、”引っ越し”や”転職”にあたるような状況と言えます。
新しい環境に慣れるためには、それに合わせて自分の心もリセットしたり、ストレスが生じることもありますよね。
それと同じで、観葉植物にとっても、植え替えという作業は少なからずストレスを受けることです。
植物が良い状態の時に植え替えをする
風邪気味の状態で、新しい環境に馴染むのは体にも負担がかかるし、相当なストレスですよね。
植え替えという大きなリセット作業に耐えられる状態で、植え替えを行うのが理想的です。
観葉植物の多くは、冬は気温が低いため、休眠期に入ります。
観葉植物の鉢の植え替え方法について
観葉植物が元気に生き生きと育つためには、根を伸ばせるスペースが必要です。
観葉植物を買った時の鉢のまま育てるのは、5歳の子供に赤ちゃんの時の服を着せるような窮屈な状態ということ。
つまり、適度に植え替えをして成長した分、スペースを広げてやることは観葉植物にとっては必須の作業と言えます。
観葉植物の植え替えは、植物の状態を見ながら行いますが、1年から2年の間隔での植え替えがおすすめです。
今使っている鉢より一回り大きな鉢(5号鉢なら6号鉢が目安)を用意します。
根を傷付けないように鉢から取り出したら、傷んでいる根などは切り落として、培養土を底に敷いた新しい鉢に入れ、高さを調整しながら土を敷いていきます。
観葉植物の鉢の植え替えポイント
鉢の大きさは号数で分かりますが、1号あたり直径が3センチ広くなるため、その分植物が育つスペースに余裕が出来ます。
植え替えでは、大きくなった観葉植物に対応する環境に変えるという目的があるため、ひと回り大きな鉢にするということが重要なのです。
植え替える土の種類も大切
また、土も植物の成長を左右する物です。
そのため、観葉植物に合った栄養バランスが摂れた土を使うことも大切です。
観葉植物の鉢の植え替え後のお手入れ方法
部屋の中に、観葉植物のグリーンが一つあるだけで部屋のアクセントになったり、癒やし効果としても活躍してくれますよね。
毎日成長している観葉植物に、元気をもらったり、育てる楽しみを見出している人も多いのではないでしょうか。
植え替え直後は、観葉植物もデリケート
大切に育てている観葉植物を植え替えした時、お手入れすることも大切です。
特に植え替えした後というのは、植物にとっては鉢の大きさや栄養となる土も変わり、まったく新しい環境です。
そのため、新しい環境に馴染み、しっかり根が鉢に定着するまでには時間がかかります。
植え替えした時に根は少なからずダメージを受けています。
その状態で、水をいきなりたくさん与えてしまうと、根腐れの原因にもなってしまいます。肥料も、植え替え直後ではなく、根がしっかり定着した頃を目安に与えるようにしましょう。