ホヤを増やして楽しもう!植物の増やし方とホヤの管理方法

植物のホヤを育てている人の中には、ホヤを増やして楽しみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ですが、実際に知識がないと増やし方がわからないものです。

ここでは、植物のホヤの増やし方についてお伝えします。どのような方法で増やせば良いのかを知って、ホヤの栽培を楽しみましょう。

また、ホヤの好む栽培環境や栽培方法についてもご紹介します。こちらも併せて参考にしてみてください。

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ホヤの増やし方・植物を増やして楽しもう

植物を育てていると、増やすことが出来るのか気になることが多くあると思います。

育てている人も多い植物のホヤも、増やして育てることが可能です。

ホヤをどうやって増やしていくのかというと、挿し木という方法です。
挿し木といいますが、ホヤの場合は木ではなくツルを使って増やしていくことになります。

植物のホヤの増やし方

  1. ではまず、ホヤのツルを10センチを目安にして切って、その切り口は斜めにします。
  2. ツルの先端についている葉っぱは3枚程度にし、後はすべて取り、残った葉っぱの大きさによっては葉っぱを半分に切ります。
  3. 葉っぱを半分にすることで、きちんと水分を取り入れることができ枯れることを防ぐことができます。
  4. コップに適量の水を入れて、下処理したホヤのツルを数時間つけておきます。
  5. ネットや軽石などをセットした新しい鉢を用意して、土を入れた後に挿し木をしやすいようにくぼみをつくり底にホヤのツルを挿します。
  6. 仕上げに、水やりをして終了です。

特別難しい工程もないので、一度しっかりと挿し木のやり方を覚えたら、次回からさっと行うことができるでしょう。

ツルの切る長さや、切り口の断面など気を付ける点もあります。
挿し木のためにツルを切るということでも構いませんが、剪定と一緒に挿し木を行うのも効率がいいですし、剪定で出たツルが無駄にならないのでオススメです。

植物を増やして楽しもう!ホヤの増やし方のポイント

  • 挿し木をしたあとは、忘れずにしっかりと水やりをしましょう。
  • 日を当てたくなりますが、直射日光は当たらないようにし、日陰に置きましょう。
  • だからといって、全く光のない暗い場所に置いておくのはやめましょう。
  • きちんと、根が生えてきたら植え替えを忘れずにしましょう。

ホヤの挿し木をする上でおすすめなのは、挿し木を数本挿して行うということです。

1つの鉢に1本の挿し木でもなんの問題もありません。
しかし、今後を考えた時に、1本よりも数本合ったほうがボリュームが出て見栄えが素敵になるのです。

ホヤの種類によって個体差があるのですが、開花までにかかる時間は様々です。
前はすぐに咲いたのに今回はなかなか咲いてくれない…となったら不安になりますよね。
しかし、花が咲くまでに数年かかることもあるので、諦めずにお手入れをしてじっくりと待つのも大切なので覚えておくといいですね。

ホヤが好む飼育環境・植物への日当たりと温度管理

ホヤを育てるにあたって、どのような環境で育てるのが一番良いと言えるのでしょうか。
基本的には、ホヤは日光にあってあげると喜びます。
そのあてる日光も、強すぎるとホヤが耐えられなくなってしまうので、気温や日差しの強さなどを考えながら調整しましょう。
今日は直射日光にあてることができないな…と思ったら、ある程度の明るい場所でなおかつ日陰の場所を探してそこに置いておきましょう。
通常は日光を当てて育ててあげるのが好ましいです。

暑い時に関しての育て方ともに、寒いときの注意点も確認しましょう。
ホヤは、実は暑さよりも寒さに弱く5度よりも下がってしまうと、弱って枯れてしまうこともあるので気をつけましょう。
冬であっても室内はそんなに室温が下がることがないので心配ありませんが、もし屋外で育てているのであれば、気温の低い日は家の中に入れて育ててあげましょう。

ホヤの増やし方は水やりも肝心!夏と冬の水やりについて

ホヤを上手に育てて増やすためには、適切な水やりも重要になってきます。

基本的にホヤは、乾燥に強い植物なので、過剰は水は必要ないのです。

例外として、生育期間と言われている春、夏、秋はしっかりと水をあげましょう。
土をみたり触ったりした時に表面が乾いていれば水やりのサインです。
上記の季節の中でも特に夏は気温も高く乾燥しやすくなりますよね。
ですので、水やりにプラスしてホヤの葉っぱに水分をまんべんなく吹きかけることも大切です。
霧吹きを用意してそれを使うようにすると、葉っぱの表面はもちろん、水のかけにくい裏側にも水をかけることができるのでオススメです。

反対に、冬は春、夏、秋に比べて水やりはあまり行わないようにします。

ホヤの成長も遅くなる季節ですし、水を与える必要性はあまりありません。
水やりのタイミングの見つけ方として、やはり土の表面の状態の確認です。
確認した時に、乾いていたらすぐにあげずに数日経過してから水をあげましょう。

土が乾燥していると、枯れてしまうのでは?と心配になりますが、土が湿り過ぎていると腐ってしまう可能性もあります。
ホヤの葉っぱを見るとわかりますが、厚みがあります。
そこに水分を貯めることができるので、水やりを多くする必要はないのです。

ホヤの植え替え目安と植え替えの方法

鉢で育てているホヤも、定期的な植え替えが必要です。

最低でも3年に1回は鉢を大きくして植え替えをしてあげましょう。

そんなに頻繁に行うものではないのでいつ植え替えをしたのか忘れてしまいそうですが、土にメモをして挿しておいたり、手帳にメモしておくなど管理をしておくといいですね。
また、植え替えに適した季節として、春や夏の晴れている日です。
気温の上がりすぎる前の午前中に済ますのがオススメです。

植え替える時に、注意してほしいのは水はけをよくするということです。

そのために、鉢底ネットや軽石を土を入れる前の鉢にセットしておくのを忘れないようにしましょう。
また、使う土は慣れている人であれば自分で水はけのいいように配合してもいいですし、市販の植物栽培用の土を使ってもどちらでもかまいません。

ホヤの植え替えの手順

  1. 植え替えをすることをきめたら、ホヤの鉢の土を乾燥させておきます。
  2. 用意した新しい大きめの鉢に、鉢底ネット、軽石をセットします。
  3. ホヤの根っこについた土を落として、根っこの状態によって腐っているものがあれば取り除きましょう。
  4. はじめに、鉢の高さの1/3になるように土をいれ、ホヤをのせます。
  5. のせたら土をいれてかぶせていきます。鉢の上ぎりぎりまで入れるのではなく、数センチ余裕を残しておきます。
    割り箸などでつついて、きちんと根と土が馴染むようにします。
  6. あとは水やりをしましょう。
    鉢の底から水が出てくる量がいいので確認しながらあげてください。