家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方とポイントと収穫まで

家庭菜園でピーマンを育てている場合は、ある程度成長した時点でわき芽かきという作業が必要になります。
成長が進むとわき芽がどんどん出てきますので摘み取ってあげましょう。

ここでは家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方について紹介していきます。
芽かきと整枝と誘引についてもご覧ください。

また芽かきは天候に合わせて行いましょう。やっては行けない天候がありますので確認しておきましょう。

芽かきの手順や方法を確認したあとは、ピーマンをたくさん収穫するために肥料のことや収穫のポイントも紹介したいと思います。

家庭菜園のピーマンの収穫が楽しみですね。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

おいしいナスを自分で栽培!育て方のポイントや畑作りについて

家庭菜園初心者の方でもナスやトマトは育てやすい野菜として知られています。しかし育て方を間違ってしまう...

ナスの栽培で気を付けたい虫の種類と駆除方法【家庭菜園初心者】

家庭菜園でも人気のナスですが、栽培する時にはどのような虫が付きやすいのでしょうか? そこで、ナスに...

エアプランツの元気な育て方。大きく育ったら株分けしよう

エアプランツは葉の部分から空気中の水分を吸収して育ちます。 土がいらないので、育てやすく人気があり...

ナスの栽培で必要な切り戻しのやり方と時期と更新剪定について

収穫が待ち遠しい家庭菜園。どんな野菜を栽培していますか? ナスの栽培は難しいイメージがあるでし...

プランターのミニトマトの水やりの量と頻度と掛け方のポイント

ちょっとしたスペースがあればほとんどの野菜を作る事が出来るプランターでの家庭菜園。 中でも人気が高...

ポトスの鉢に穴がない?穴がない鉢を使って上手に育てる方法

ポトスは育てやすい観葉植物として人気があり、プレゼントとしていただくことも!しかしプレゼント用の鉢は...

家庭菜園でプランターでナスの栽培は出来る。手順とポイント

ナスが好きなら家庭菜園でナスを育ててみませんか?プランターでも栽培ができますので是非挑戦してみましょ...

ナスの栽培方法や育て方などについてご紹介

家庭菜園をしようと思った時に、ナスは美味しくて栄養もあるので、人気の野菜のひとつです。 しかし、き...

家庭菜園のナスに必要な更新剪定について。必要な訳とやり方

家庭菜園のナスの収穫の時期は地域にもよりますが、6月中旬~10月上旬とされています。 そしてたくさ...

家庭菜園の肥料に米ぬかが使える。作り方とメリットと注意点

お米を精米するときに出る米ぬかですが、家庭菜園などの肥料になることをご存知でしょうか。 米のとぎ汁...

家庭菜園のほうれん草の種まきの時期やまき方や栽培方法のコツ

スーパーの野菜コーナーにいつもある野菜の中にほうれん草があります。ほうれん草は夏の時期を除くと一年を...

家庭菜園のじゃがいもの収穫の時期とタイミングと収穫方法を紹介

家庭菜園ではどんな野菜を育てていますか? 葉物や根菜類など色々あると思いますが、家庭菜園初心者でも...

家庭菜園のスイカの食べごろの見極め方。音や見た目での判断方法

順調に育った家庭菜園のスイカの収穫がとても楽しみではないでしょうか。 ですが、よくわからないのが収...

家庭菜園のバジルの収穫について。収穫量を増やすポイント

パスタやピザなどのイタリアンには欠かせないバジルを、家庭菜園で栽培している方も多いと思います。 ...

家庭菜園の白菜につく害虫の防ぎ方と白菜と一緒に植えたい野菜

家庭菜園ではどんな野菜を育てていますか? 白菜やキャベツなどの葉物も家庭菜園で育てることができ...

スポンサーリンク

家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方や整枝など

ピーマンは苗から成長して8~9番目の節あたりに1番花がつきます。この花は株の成長を良くするために早めに摘み取ります。

この1番花につく「わき芽」は丈夫でよく育つのでこれを残します。このわき芽4本は支柱に誘引して主枝とし、その(1番花よりも)下から付くわき芽は小さいうちに摘み取る「芽かき」をしてしまいましょう。

主枝とした4本もそれぞれ2番花がついたら同じように3節で摘心することで、わき芽が出やすくします。

枝の中には他に比べて生育が悪い側枝が出てくるので、株の成長に影響が出ないうちに間引きます。

通常の芽かきはこの程度ですが、それ以後成長して枝や葉が増えて来た場合は、日陰になる葉ができないよう適度に芽かきをしてください。

最初に収穫したら余計な葉を摘み、風通しを良くすることでその後の実の付き方が良くなります。

株が成長すると枝が誰下がったりしてしまうので、支柱や紐を使って誘引しましょう。

家庭菜園のピーマンの芽かきは晴れた日がおすすめ

家庭菜園のピーマンのわき芽かきは余分な葉をつまんでひねると、すぐにポキリとおれるので道具はいりません。

だたし、わき芽かきは雨が降っている日は行わないで下さい。葉を摘み取った部分の傷から病気になってしまう可能性があるからです。

晴れた日、もしくは曇り程度の天候の時に行い、雨の日はわき芽かきはしないと覚えておきましょう。

休みの日を利用して家庭菜園を楽しんでいると、休日に天気の良い日が重なるとは限りませんが、雨の日に無理やりわき芽かきをして株そのものを台無しにはしたくないですよね。

もう一つ傷に注意したいのは、支柱を立てる時です。ピーマンの株を支柱に固定するときはビニール紐を使いますが、きつく縛り過ぎると傷つけてしまい、わき芽かきと同様病気の原因になりかねません。

ある程度しっかり固定することは必要ですが、株を傷つけないよう適度に緩めて縛るようにしましょう。

家庭菜園のピーマンの芽かきは種類で違う

わき芽かきについては、ネットや園芸書でもいくつかの説があるようです。

たとえば
1.一番花から下のわき芽は全て摘み取る
2.一番花のすぐ下のわき芽は残して、その下を摘み取る

というようにです。

先にご紹介した方法では「2.」の方法を紹介しています。

どうやらピーマンの品種によっても、わき芽かきの方法は微妙に違っている模様です。

種や苗で購入した時に、付属する説明などが付いていないか確認しましょう。

どうするのが正解なのか手軽に調べようと考えた時、インターネットで検索すると思いますが、説明がわかりにくかったり写真が不鮮明でよくわからないこともあるでしょう。

ネットや本で調べるのも良いのですが、どうしてもわからない・わかりにくい場合は、園芸店や家庭菜園の経験者に質問してみるのもいいと思いますよ。

ピーマンの芽かきの流れととり方

「流れ」といっても

  1. 葉と茎の間に出てくるわき芽を取り除く
  2. 主枝が枝分かれするポイントまで取り除く

ということくらいなのですが、目がなれないとどれが摘むべき新芽か判断が付きかねるかもしれません。

わからないという人は、家庭菜園や農業の経験者がいれば直接説明してもらうのが一番早そうです。

動画サイトなどにも作業を公開している人がいるので、参考にするのもいいでしょう。

わき芽かきは、手で折って摘むのが基本です。ハサミを使うことは構わないのですが、わき芽の根元から取り除いた方がよいので、ハサミよりも手作業のほうがいいでしょう。

わき芽かきをしても再びわき芽が生えてくることがあるので、一度わき芽かきしたからといって油断せず、度々確認しましょう。

家庭菜園のピーマンに肥料をあげるタイミングとおすすめの肥料

ピーマンは肥料を好む野菜です。苗から畑に植え付けるときに土に元肥を混ぜ込んでも、収穫が始まると2週間に1回程度の頻度で追肥が必要になります。

ピーマンはうまく育てれば夏のあいだ次々と実をつけ、長く楽しむことができますが、追肥を忘れると株が貧弱になり、十分に実が成長しなかったり実らない可能性があります。
根が付いたら2週間に1度を目安に追肥をする必要があります。

化学肥料は多くの種類がありますが、簡単なのはピーマンやナス専用として売られている配合肥料です。

初心者は肥料の成分や配合を調べたりするのが難しかったり面倒だったりするので、とてもありがたいですね。

家庭菜園のピーマンの収穫のポイント

ピーマンの生育が良く、たくさんの実が付いた場合は重さで枝が折れてしまうことがあります。

まだ早すぎるかなと思っても若採りして株の負担を軽減しましょう。その方が残った実の生育が良くなりますし、実の付きも良くなります。

ちなみに普段食べているような緑色のピーマンは花が咲いてから2ヶ月ほどかかります。

一方、赤や黄色に完熟させるまで置く品種のピーマンでは開花から二ヶ月ほどかかります。

ピーマンの「わき芽かき」という言葉は畑仕事をしたことがある人しか、わからないですよね。

写真や動画で説明を読んでも分かりづらい時があります。せっかく育てるのだから誰しも失敗したくはありません。

もし、どの葉を摘むのかわからなかったら園芸店で詳しい人に聞くことも考えたほうがいいかもしれませんね。

上手に育てられれば夏の間ピーマンを買う必要がなくなるかも。

ぜひ上手にピーマンをたくさん実らせてください。