家庭菜園のサツマイモが甘くない時に出来る事と甘くなる育て方

そのまま食べても料理にもしても、お菓子にしても美味しいみんな大好きサツマイモ。

家庭菜園でサツマイモを育てて、甘くてホクホクのサツマイモを早く味わいたいと収穫を楽しみにしている方もいるでしょう。

ところがせっかく収穫出来た家庭菜園のサツマイモが、残念ながら甘くないという残念なことはありませんか?

サツマイモが甘くないことの原因はなんでしょう。
まずは収穫時期について確認してみましょう。またサツマイモは収穫したすぐよりも、その後の保存によって追熟させることで甘みが増すといいます。
その方法を紹介します。

サツマイモを栽培するのに適した場所や、甘い品種や栽培中の甘くなるひと手間についても併せてお読みください。

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家庭菜園のサツマイモが甘くない。追熟することで甘くなる

サツマイモは子供も大人にも人気ですよね。
痩せた土地で育つ事のできるサツマイモは、初心者でもチャレンジしやすい家庭菜園の一つです。

しかし、いざ収穫して食べてみると、「甘くない」ということがあります。
サツマイモの一番の魅力は優しい甘さなのに、それが感じられないとガッカリしてしまいますよね。
ここでは、美味しいサツマイモの為の食べ方や育て方などをご紹介しましょう。

収穫したサツマイモが甘くないとき

サツマイモは5~6月に植え付けして約5ヶ月程度経ってから収穫となります。
待ちに待ったサツマイモですから、収穫したら直ぐに食べたくなりますよね?しかし、それではあまり甘みを感じられません。

甘く美味しいサツマイモのためには、更に2~3週間待つ必要がある

収穫したばかりのサツマイモはたくさんのでんぷん質を含んでいます。追熟させることで、このでんぷん質が糖質となり、甘みが増すのです。

サツマイモの保存は、温度13度、湿度85~90%がベストです。
寒さには弱い野菜なので、新聞紙に包んで冷暗所で追熟させましょう。
気温が20度を超えると目を出してしまうので、暖かすぎるようなら冷蔵庫へ移すと良いでしょう。

しっかりと追熟させて甘みを引き出すことで、美味しいサツマイモになりますよ。

家庭菜園のサツマイモが甘くない原因は場所が原因の場合

ここからは、甘くないサツマイモになってしまう原因を探って、次回甘いサツマイモを育てるために役立てて欲しい知識をご紹介していきます。

まずは、サツマイモを育てる環境から甘くない原因を探りましょう。

サツマイモは痩せて乾燥した土地でも良く育つ野菜です。
そのため栽培するときには肥料は最小限で育てるのがコツです。

サツマイモを肥料が含まれた土壌で育てた場合

葉っぱはどんどん成長しますが、残念ながら芋の出来は悪くなってしまうのです。

近くに他の野菜を育てている場所や、前に他の野菜を植えていた場所などは、肥料が多くなってしまうことが多いです。

特に、肥料の中でも窒素が多い場合には、ツルを成長させる方にばかり栄養を使ってしまって、実にはあまり栄養が届かない、「ツルボケ」と呼ばれる状態になりやすいので注意しましょう。

サツマイモは連作障害がないので、他の野菜とは別の場所にサツマイモ専用の場所を設けて育てるのがおすすめです。

家庭菜園のサツマイモが甘くないのは品種かも

家庭菜園でサツマイモを育てる時、甘く育てたいなら品種にもこだわってみましょう。

最近ではサツマイモもたくさんの種類があり、苗もいろいろな品種が売られています。
サツマイモは基本的に栽培しやすい野菜ですから、甘さにこだわって選ぶのがおすすめです。

初心者の家庭菜園におすすめなのは、「紅あづま」

名前を聞いたことのある方も多いでしょう。
皮が赤く、実が黄色のサツマイモで、初心者でも育てやすく、たくさん収穫しやすい品種です。

似た名前の「紅はるか」もおすすめ

ねっとりとした甘さが特徴で、追熟させることで甘さがより増していく品種です。

ねっとりとした甘さといえば、「安納芋」が有名ですよね。
初心者では少し難しく、収穫も多くはない品種ですが、寒冷地でも育てることの出来る品種です。
一度は栽培してみたいサツマイモではないでしょうか?

他に白い芋の「黄金千貫」や紫色の「パープルスイートロード」など、様々な品種があります。

品種によって食感や甘さ、色もちがいますから、いろいろと試してみるのも面白いですね。
栽培する地域や場所にあった芋を見つけることができるでしょう。

サツマイモの甘くなる栽培の仕方、つる返しとは

どの様な品種のサツマイモを育てても、甘く育てるためにやって欲しい作業があります。
それは「つる返し」です。

この作業はサツマイモ栽培特有ですから、耳慣れない方もいるかも知れません。
しかし、これをやるとやらないでは、収穫したサツマイモの甘さが全然違います。

サツマイモは痩せて乾燥した土壌を好むので、あまり手のかからない野菜です。
そのため放置気味なことも多いかもしれませんね。

順調にサツマイモが育っていると1ヶ月半前後にはツルが伸びて来ます。
畑で育てている場合なら隣の畝まで伸びているかも知れませんね。

サツマイモのツルを掴んで、バリバリッと土から剥がす作業を「つる返し」と言う

土にツルの根がはらないように剥がして行くのです。

苗が傷まないかと心配になるかもしれませんが、サツマイモは想像以上に強いので大丈夫です。
もし、ツルが切れてしまっても1本や2本なら問題ありません。
大胆にバリバリッと剥がしましょう。

サツマイモはとても貪欲で、養分を吸収する能力がとても高い植物です。
そのため痩せたときでも育つのですが、養分が多いと葉っぱを茂らせる方にばかり栄養を使って、芋はあまり育たなくなってしまうのです。

そこで、つる返しを行って根を土から剥がし、栄養が芋にたくさん届くようにするのです。
甘いサツマイモのためには、絶対に行って欲しい作業です。

家庭菜園のサツマイモは途中で土に空気を入れてみる。甘さは天候にも左右される

サツマイモを甘くするためには以下のようなことにも注意してみましょう。

家庭菜園のポイント

水はけの良い環境い整える

甘いさつまいもの条件は、日当たりが良く水はけの良い土壌です。
水はけが悪いと甘みがのらないと言われますから、ぜひ注意してほしいポイントです。
粘土質の畑なら、高畝にするなど工夫して見ましょう。
プランターの場合にも、水はけを意識して土を選んでみてくださいね。

土に空気を入れる

定期的に土に空気を入れてあげると甘くなると言います。
苗の周りの雑草とりを行う時に、スコップで根ごと掘り出して耕して土に空気を含ませます。
ペースは月に1度程度で良いでしょう。

天候に注意

サツマイモは、雨が多かったり厳しすぎる暑さなどの天候によっても、甘さが異なってきます。
よく日があたる痩せた土地で、水は与えすぎないようにすることが、甘いサツマイモに育てる秘訣です。
畑の場合には選べる栽培場所は限られていると思いますが、プランターの場合には雨が続くようなら場所移動するなど対策するとよいでしょう。

最後に
サツマイモは基本的に手間がかからず育てやすい野菜です。
つる返しや栽培環境を整えるなど、多少手をかけてあげれば、グッと甘いさつまいもを収穫できますよ。
ぜひ、甘くて美味しいサツマイモ栽培の参考にしてくださいね。