いろいろな種類のあるアロエの中では小さめの「不夜城」。どんどん増える性質があるので、定期的な植え替えが必要になります。
しかし、植え替えに適した時期があるので、その時期を狙って植え替えした方がよいでしょう。
今回は、アロエ「不夜城」の植え替え方法と適している時期について説明します。
また、寒さにも注意が必要です。冬の管理方法もご紹介しますので、大切な「不夜城」を守ってあげましょう。
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アロエ「不夜城」の植え替えに適した時期について
しかし、一年中均等に成長している訳ではありません。そもそもが熱帯で育つ植物なので夏の間に大きく成長し、冬の間は休停止中といった具合です。
アロエの不夜城の植え替えは成長開始した5~6月頃に行います。
そうすると新しい土にすぐに根付き元気に成長してくれます。
アロエ「不夜城」の詳しい植え替え方法
アロエ「不夜城」は乾燥にとても強く、ジメジメした環境が苦手です。
そのため、植え替えるときには水はけの良い土を用意して、植え替えた後も直ぐには水をあげないようにします。多くの植物では植え替え直後にたっぷりと水をあげるのですが、アロエ「不夜城」には植え替え直後のたっぷりの水は厳禁なので注意が必要です。
- まずは現在の鉢よりも一回り大きな鉢を用意します。但し、株分けをする場合には分けたそれぞれの株の大きさにあったサイズの鉢を用意します。鉢が大きすぎると根から遠い部分の水が吸われずに残り、鉢内が常に湿った状態になってしまいます。そうなると根腐れを起こすので、調度良い大きさの鉢を用意しましょう。
- 鉢には鉢底石を敷いてから水はけの良い土を入れます。土はアロエ専用、もしくは多肉植物用の土を使用します。鉢底石を入れると土が底からこぼれないようになるばかりではなく水はけが良くなるので、必ず入れるようにしましょう。
- アロエ「不夜城」の生え際を掴んで根を土ごと鉢から引き出します。子株が付いている場合には分けることをおすすめします。子株が付いていると親株の生長が遅くなり下部が枯れてきてしまいます。子株を離す事により親株はより大きく元気に育てることができます。
- 長く伸びた根は鉢の側面にぶつからない程度に切ります。2~3日日陰に置いて乾燥させてから新しい鉢に入れて、高さを合わせて根の周囲に土を入れていきます。
子株で根が少しだけ出ている、もしくは出ていない状態の場合には日陰で2週間から1カ月程度乾燥させてから植えます。これも多くの植物とは異なる点で、水に付けて置くと腐ってしまうので乾燥させることが大切です。
アロエ「不夜城」は植え替え後も病気や害虫に気をつけましょう
アロエの不夜城は植え替え後は弱った状態なので、2週間程度経過して元気になるまでは特に注意して管理しましょう。
- 強すぎる日差しを避け、風が当たる場所も避けましょう。
- ジメジメした場所に置いておくと病気が発生しやすくなるのですが、植え替え後の弱っている時期には特に注意が必要です。
- アロエ「不夜城」がかかりやすい病気には紫斑病があげられます。葉の表面に黒い点々が現れたりひび割れが生じている場合にはその部分を切り取り排除しましょう。
- ジメジメした風通しの悪い場所ではアブラムシやカイガラムシが発生しやすくなります。
- アブラムシは濡らしたティッシュなどで拭き取ってしまいましょう。カイガラムシは拭くだけでは取れないのでひとつずつ割り箸などでつまんで取りましょう。ブラシで擦り落とすのも有効です。
- カイガラムシが幼虫のうちであったりアブラムシが広範囲についている場合には薬剤で駆除するとよいでしょう。
アロエ「不夜城」は冬の管理方法に要注意
アロエ「不夜城」は寒さが苦手なため、冬の間は気温が10度以上ある場所に置いてあげましょう。
夏の間は外に出しておくと水をあげなくても自然のままの状態で元気に育ちます。
冬の間は水をあげないようにします。アロエ「不夜城」は冬の間は殆ど生長しないので水を必要としません。ただし常に暖房の効いた室内に置く場合には1ヶ月に1回程度水をあげてもよいでしょう。
アロエの増やし方にはいろいろな種類があります
アロエ「不夜城」は植え替えの時に株分けをしたり新芽を利用する他に、茎を切って挿し木で増やす事もできます。
親株のバランスを見て不要な部分の茎を切り取り、2週間から1カ月程度乾燥させてから土に挿します。
特別増やそうと思わなくても否応無く増えていきます。
また、親株の根元が枯れたような色になってきた時には、親株の大本の茎を切ってしまい挿し木しました。親株はそのまま根付き成長し、根の方からも新芽が出てきて見る間に大きくなりました。