ポトスの鉢に穴がない?穴がない鉢を使って上手に育てる方法

ポトスは育てやすい観葉植物として人気があり、プレゼントとしていただくことも!しかしプレゼント用の鉢はデザインが可愛くても、穴がないなど、使い勝手に不安を感じる場合も。

そこでポトスは穴がない鉢でも育てることができるのか?不安な点や、育て方についてご紹介をいたします。

ポトスを穴のない鉢で育てるには、ポイントがあります。しっかりとポイントを確認し、長くポトスを楽しみましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

プランターできゅうりの栽培。育て方を最初から収穫まで紹介

プランターで育てやすい夏野菜の代表、きゅうりの育て方について紹介します。 まずは家庭菜園初心者...

家庭菜園のサツマイモが甘くない時に出来る事と甘くなる育て方

そのまま食べても料理にもしても、お菓子にしても美味しいみんな大好きサツマイモ。 家庭菜園でサツ...

おいしいナスを自分で栽培!育て方のポイントや畑作りについて

家庭菜園初心者の方でもナスやトマトは育てやすい野菜として知られています。しかし育て方を間違ってしまう...

家庭菜園のナスに必要な更新剪定について。必要な訳とやり方

家庭菜園のナスの収穫の時期は地域にもよりますが、6月中旬~10月上旬とされています。 そしてたくさ...

プランターのトマトが枯れる原因とそれぞれの対処法を紹介

毎日成長を楽しみにしていたプランターのトマトの葉が枯れているという経験はありませんか? トマト...

家庭菜園の白菜につく害虫の防ぎ方と白菜と一緒に植えたい野菜

家庭菜園ではどんな野菜を育てていますか? 白菜やキャベツなどの葉物も家庭菜園で育てることができ...

家庭菜園の肥料に米ぬかが使える。作り方とメリットと注意点

お米を精米するときに出る米ぬかですが、家庭菜園などの肥料になることをご存知でしょうか。 米のとぎ汁...

家庭菜園のレタスが苦いワケ。対策と収穫のタイミングを紹介

楽しみにしていた家庭菜園のレタスの収穫。いざ食べてみるとレタスが苦いということはあります。 な...

茄子は育てやすい野菜!栽培の注意点とコツがわかれば大丈夫

茄子は育てやすい野菜の1つ。家庭菜園でも沢山の方が栽培を行っています。またミニトマトなどの様にプラン...

ナスの栽培で必要な切り戻しのやり方と時期と更新剪定について

収穫が待ち遠しい家庭菜園。どんな野菜を栽培していますか? ナスの栽培は難しいイメージがあるでし...

プランターに生えたきのこの対策方法を紹介。きのこの正体とは

大事に育てていたプランターをよく見たらある日突然きのこが生えていたということはありませんか? ...

家庭菜園のじゃがいもの収穫の時期とタイミングと収穫方法を紹介

家庭菜園ではどんな野菜を育てていますか? 葉物や根菜類など色々あると思いますが、家庭菜園初心者でも...

家庭菜園の虫には酢が効く。手作りのスプレーの作り方と使い方

家庭菜園の作物に虫がついてしまうことはよくありますが、みなさんこの虫対策はどうしていますか? ...

家庭菜園で育ったブロッコリーの収穫の大事なタイミングとやり方

スーパーの野菜コーナーで見かけるブロッコリー。産地を見ると日本はもちろん、海外のブロッコリーまで並ん...

家庭菜園で冬に種まき出来る野菜は意外とある。その種類と育て方

夏野菜の時期が過ぎても、美味しい旬の野菜が食べたいと思うことはありませんか? 家庭菜園で冬は種...

スポンサーリンク

ポトスは穴がない鉢で育てても大丈夫?観葉植物の根腐れについて

ポトスを植える鉢は、サイズさえ合えばいろいろなものを代用することが出来ます。
しかし中にはポトスを植えるのに適さない入れ物があり、それが「穴がない鉢」です。

理由は穴がないことで水はけが悪くなり、鉢の底に水が溜まったままの状態になるため、ポトスの根が常に水に浸かった状態になって根腐れを起こし、ポトスの元気がなくなってしまうからです。
根腐れにすぐに気づいて対応できればよいのですが、そのままの状態で育てていると、ポトスが回復できなくなり、ポトスの株自体がダメになってしまうことも…。

ポトスを穴がない鉢で育てている方は、今すぐ正しい方法で植え替えを行って、ポトスを根腐れの危険から守ってあげてくださいね。

ポトスに穴がない鉢を使いたい場合は、鉢カバーとして使用がおすすめ

ポトスを植える鉢に、「何が何でも穴がない鉢を使いたい!」という方もいるでしょう。私も、100均で見つけた可愛いデザインの鉢には穴がなく、どうしてもそれを使ってポトスを植えたい!ということがありましたので、その気持ちはよくわかります。

穴がない鉢をポトスの鉢に使いたい場合には「鉢カバー」としてその鉢を使うのがおすすめです。

穴がない鉢を外側にして、内側に穴が空いた鉢に植えたポトスを入れることで、外から見たときには穴がない鉢が見えるので、お気に入りの鉢を諦めずに済みます。

鉢カバーとして穴がない鉢を使うことで、内側の穴がある鉢からハケた水が穴がない鉢に溜まるようになるので、根腐れの心配がなくなります。

水やりの後で、穴がない鉢に溜まった水を捨ててあげるだけでお手入れは完了しますので、ポトスを穴がない可愛い鉢で土植えで育てたい!という方には鉢カバーとしての使い方をおすすめさせていただきます。

穴がない鉢でポトスを育てるならハイドロカルチャー

穴がない鉢でポトスを育てる方法に、「鉢カバー」として使う方法を紹介しましたが、それ以外にも方法があり、その方法を「ハイドロカルチャー」と言います。

ハイドロカルチャーなら穴がない鉢でポトスを育てることが可能

ハイドロカルチャーは、土の代わりにハイドロボールを使うことで、根が水に浸って根腐れを起こす心配が少なくなるので、始めから穴がない鉢にポトスを植えてしまってOK!
ガラスなどの容器を使うことによって、おしゃれにポトスを植えることができるので、鉢カバーとしての使い方があまりお好きでない方は、ぜひ一度ハイドロカルチャーに挑戦してみると良いでしょう。

ただし、ハイドロカルチャーで育てたポトスは大きくなりにくく、「小さく買ったポトスを大きく育てたい」「ポトスが成長したら挿し木を楽しみたい」という方には、なかなか成長が遅く満足できない結果になるかもしれませんので、「おしゃれなインテリア」として楽しみたいのか、「成長」を楽しみたいのかによって、ポトスの鉢選びを変えてみましょう。

ハイドロカルチャーでポトスを育てる方法

穴がない鉢をポトスの植え替えに使いたい時には、ハイドロカルチャーがおすすめですが、ここでは、そのやり方について紹介していきたいと思います。

  1. まずは、ポトスを従来の鉢から取り出して根の周りの土を払い落とし、流水で洗いながら根についた泥を全て落としましょう。
  2. 穴がない鉢には、根腐れ防止剤またはイオン交換樹脂栄養剤を入れてから、鉢の底にひとまず少量のハイドロボールを入れてください。
  3. 根を綺麗にしたポトスを、新しい鉢の中央に添えたら、根の周りにハイドロボールを流し込みながら鉢の縁まで埋めて、完成!
植え替え終了後は、鉢全体の4分の1程度まで水を入れておけば、ハイドロボールが水を吸水しながら根の保湿もしてくれるので、ハイドロボールが乾いたタイミングで水やりを繰り返すだけで、日々のお世話も簡単です。

土を使って育てた場合の穴がない鉢を使ってポトスに水やりをする方法

穴がない鉢でポトスを育てるのにおすすめの方法として「鉢カバー」と「ハイドロカルチャー」の2つを紹介しましたが、決して穴がない鉢でポトスを土植えで育てることは出来ないと言っているわけではありません。手間はかかりますが、穴がない鉢で育てているポトスを根腐れから守りながら水やりをすることは可能なので、「穴がない鉢に直接ポトスを土植えしたい」という強い思いがある方は、手間が掛かっても下記の方法で水やりを行ってみてください。

穴がない鉢に植えたポトスに水やりをする方法

  1. 鉢からポトスの苗を取り出す
  2. 1に水をやる
  3. 余分な水分が流れ出たのを確認してから穴がない鉢の中にポトスを戻す

いちいち手間にはなりますが、鉢からポトスを取り出して、屋外または水回りを利用して水やりをし、苗を元に戻せば、穴がない鉢の中でもポトスは根腐れを起こさずに元気に成長します。
しかし、毎回水やりの度に苗を取り出していてはせっかく根付いた根を崩してしまうかもしれませんし、毎回手間がかかるので、植え替えの際にでも、穴が空いたお気に入りのデザインの鉢を見つけられたら良いですね。