ナスの育て方は水やりがポイント!美味しいナスの栽培方法

家庭菜園のナスを地植えで育てるときは水やりにコツがあります。ナスは水を切らさないようにすることが育て方のポイントです。

ここでは、地植えでナスを育てる時の水やり方法についてお伝えします。どのタイミングでどのように水やりすれば良いのかを知って、美味しいナスを栽培しましょう。

水切れを起こさないようにすることで、ナスを枯らさずに収穫することができます。正しい水やりにつて、是非チェックしてみてください。

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地植えのナスの育て方・植え付け時~根付くまでの水やりについて

「ナスは水で育てる」と言われるほど、ナスの成長にとって水やりは大きな役割を果たします。

大切なナスの水やりは、ナスの苗を植えるときから始まりますので、まずはナスの苗を植え付けるときの水やりのポイントについて紹介していきますね。

ナスを植える畑の土作りが完了したら、天気の良い日の午前中にナスの苗を植え付けますが、この時、植え付け前にナスの苗が入ったポットにたっぷりと水やりをしておきましょう。
こうすることで、ナスの根の周りの土がしっかりと水分を含むので、水切れの心配が一つ減り、水分によって固まった根鉢が崩れることなく植え付けることができます。

ナスを植え付ける際、畑にナスの苗を入れるための穴を掘りますが、掘った穴の中にも水を入れてたっぷりと水を吸わせることが大切です。
これをすることで、水を吸ったポット苗と、畑の土が馴染みやすくなり、植え付け後の根付きがよくなると言われています。
植え終わったら土を被せ、上から更に水を与えて、ナスの定植は完了になります。

ナスの苗を植え付けたらそれで安心!というわけにはいかず、ナスの根が土の中に張り出すまでには2週間程度の時間を要しますので、植え付けから1~2週間の間は土の乾きに注意し、毎日の水やりを欠かさないようにしましょう。

地植のナスの時期ごとの水やりについて

ナスが根付いた頃から、水やりの回数や頻度が変わってきます。

ナスの苗を植え付けてから3週間程度したら、ナスが根付いたと考えて、そこからは水やりの時期を2~3日おきに調整していきます。
2~3日おきにする理由は、ナスが「毎日水がもらえる!」と思ってしまうと、ナスが安心して根を伸ばすのを止めてしまうためで、少し試練を与える意味でも、水を与えない日を作ることが大切です。

順調に幹が伸び、ナスの花が咲いて実が付きそうな時期になってきたら、ここからは逆に水切れに注意していかないと、瑞々しい、美味しいナスには育ってくれないので、苗の周りの土を少し掘りおこして中の土の乾き具合を確認し、乾ききる前に十分な水やりをしていきましょう。

ナスを病気や害虫から守る育て方・葉水で乾燥を防ごう

梅雨明けの乾燥する時期や、真夏の気温が高い日には、ナスの根だけではなく、ナスの葉もカラカラに乾燥してしまうことがあり、ナスの葉が乾燥すると、害虫がついたり、病気になったりすることがあるため、特に注意が必要です。

ナスの葉が乾燥すると、葉の部分にハダニが付きますので、ハダニからナスを守るためには、ナスの葉を潤してあげなければいけません。
気温が高い時間帯に行うと葉が茹で上がってしまうので、気温の比較的低い、朝方や夕方に、ナスの葉に向かってシャワーの水を放水します。
ポイントは、葉の両面に水滴がつくようにして葉水すること。
霧吹きなどを使って行うと、1枚ずつ丁寧に行えるので、より良いですね。

葉水はナスの育て方の基本になりますので、忘れずに必ず行うようにして下さいね。

家庭菜園のナスに水やりをするタイミング

先程、葉水の部分でも紹介しましたが、ナスに水をやるタイミングは気温の低い朝方か夕方です。

私がおすすめする時間帯は、朝よりも夕方!
なぜなら朝は昼に掛けて気温が上昇するので、土の中に入った水の温度の上昇も何となく気になるところですし、植物が成長するのは日中ではなくて夜間なので、ナスが大きくなる夜に多くの水分があったほうが、生育がよくなると考えるからです。

ナスが実を付けている間は、水切れに注意する必要がありますが、毎日水やりを欠かさないで行うことが難しい場合もありますので、その場合にはナスの葉を観察して、水切れを起こしていないかどうかを見分けられるようにすると良いです。

水が十分に足りているナスの葉は、ピンと上向きに張り出しますが、水が足りなくなってくるとしんなりと元気がなくなってきますので、葉にシワが寄るようになってきたタイミングで水やりを行えば、水切れを起こすことなく、十分な収穫量を見込めるナスを育てられるはずです。

ナスの育て方は水やりが重要!水切れに注意して栽培を

夏野菜の代表であるナスは、夏の暑さに強く、日光を好み、比較的に家庭菜園の中でも育てやすい野菜だと言うことが出来ますが、こまめな水やりは欠かせず、肥料不足なども収穫量に影響してくるため、放ったらかし栽培には向きません。

事実、降水量がそれなりにある年であれば、放ったらかし栽培をしていてもそれなりに育つナスですが、雨が少ない年に育てた私の家の放ったらかしのナスは、実がスカスカで種が多く、皮が硬いナスばかりが出来上がりました。1週間に1回程度雨が降ってくれれば、私の家庭菜園の放ったらかしナスもそれなりに育つはずなのですが、雨が期待できない時にはやはりホースでしっかり水やりを行わなければせっかく植えたナスが台無しになってしまうということがわかったので、この経験以降は水切れに気を配り、美味しいナスに育つよう心がけています。
これからナスの栽培に挑戦する方は、まず第一に水やりに重点をおいて、ナス栽培を楽しんでみてください。