家庭菜園のナスを地植えで育てるときは水やりにコツがあります。ナスは水を切らさないようにすることが育て方のポイントです。
ここでは、地植えでナスを育てる時の水やり方法についてお伝えします。どのタイミングでどのように水やりすれば良いのかを知って、美味しいナスを栽培しましょう。
水切れを起こさないようにすることで、ナスを枯らさずに収穫することができます。正しい水やりにつて、是非チェックしてみてください。
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地植えのナスの育て方・植え付け時~根付くまでの水やりについて
「ナスは水で育てる」と言われるほど、ナスの成長にとって水やりは大きな役割を果たします。
大切なナスの水やりは、ナスの苗を植えるときから始まりますので、まずはナスの苗を植え付けるときの水やりのポイントについて紹介していきますね。
ナスを植える畑の土作りが完了したら、天気の良い日の午前中にナスの苗を植え付けますが、この時、植え付け前にナスの苗が入ったポットにたっぷりと水やりをしておきましょう。
こうすることで、ナスの根の周りの土がしっかりと水分を含むので、水切れの心配が一つ減り、水分によって固まった根鉢が崩れることなく植え付けることができます。
ナスを植え付ける際、畑にナスの苗を入れるための穴を掘りますが、掘った穴の中にも水を入れてたっぷりと水を吸わせることが大切です。
これをすることで、水を吸ったポット苗と、畑の土が馴染みやすくなり、植え付け後の根付きがよくなると言われています。
植え終わったら土を被せ、上から更に水を与えて、ナスの定植は完了になります。
地植のナスの時期ごとの水やりについて
ナスが根付いた頃から、水やりの回数や頻度が変わってきます。
ナスの苗を植え付けてから3週間程度したら、ナスが根付いたと考えて、そこからは水やりの時期を2~3日おきに調整していきます。
2~3日おきにする理由は、ナスが「毎日水がもらえる!」と思ってしまうと、ナスが安心して根を伸ばすのを止めてしまうためで、少し試練を与える意味でも、水を与えない日を作ることが大切です。
ナスを病気や害虫から守る育て方・葉水で乾燥を防ごう
ナスの葉が乾燥すると、葉の部分にハダニが付きますので、ハダニからナスを守るためには、ナスの葉を潤してあげなければいけません。
気温が高い時間帯に行うと葉が茹で上がってしまうので、気温の比較的低い、朝方や夕方に、ナスの葉に向かってシャワーの水を放水します。
ポイントは、葉の両面に水滴がつくようにして葉水すること。
霧吹きなどを使って行うと、1枚ずつ丁寧に行えるので、より良いですね。
家庭菜園のナスに水やりをするタイミング
先程、葉水の部分でも紹介しましたが、ナスに水をやるタイミングは気温の低い朝方か夕方です。
なぜなら朝は昼に掛けて気温が上昇するので、土の中に入った水の温度の上昇も何となく気になるところですし、植物が成長するのは日中ではなくて夜間なので、ナスが大きくなる夜に多くの水分があったほうが、生育がよくなると考えるからです。
ナスが実を付けている間は、水切れに注意する必要がありますが、毎日水やりを欠かさないで行うことが難しい場合もありますので、その場合にはナスの葉を観察して、水切れを起こしていないかどうかを見分けられるようにすると良いです。
ナスの育て方は水やりが重要!水切れに注意して栽培を
夏野菜の代表であるナスは、夏の暑さに強く、日光を好み、比較的に家庭菜園の中でも育てやすい野菜だと言うことが出来ますが、こまめな水やりは欠かせず、肥料不足なども収穫量に影響してくるため、放ったらかし栽培には向きません。