家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方とポイントと収穫まで

家庭菜園でピーマンを育てている場合は、ある程度成長した時点でわき芽かきという作業が必要になります。
成長が進むとわき芽がどんどん出てきますので摘み取ってあげましょう。

ここでは家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方について紹介していきます。
芽かきと整枝と誘引についてもご覧ください。

また芽かきは天候に合わせて行いましょう。やっては行けない天候がありますので確認しておきましょう。

芽かきの手順や方法を確認したあとは、ピーマンをたくさん収穫するために肥料のことや収穫のポイントも紹介したいと思います。

家庭菜園のピーマンの収穫が楽しみですね。

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家庭菜園のピーマンの芽かきのやり方や整枝など

ピーマンは苗から成長して8~9番目の節あたりに1番花がつきます。この花は株の成長を良くするために早めに摘み取ります。

この1番花につく「わき芽」は丈夫でよく育つのでこれを残します。このわき芽4本は支柱に誘引して主枝とし、その(1番花よりも)下から付くわき芽は小さいうちに摘み取る「芽かき」をしてしまいましょう。

主枝とした4本もそれぞれ2番花がついたら同じように3節で摘心することで、わき芽が出やすくします。

枝の中には他に比べて生育が悪い側枝が出てくるので、株の成長に影響が出ないうちに間引きます。

通常の芽かきはこの程度ですが、それ以後成長して枝や葉が増えて来た場合は、日陰になる葉ができないよう適度に芽かきをしてください。

最初に収穫したら余計な葉を摘み、風通しを良くすることでその後の実の付き方が良くなります。

株が成長すると枝が誰下がったりしてしまうので、支柱や紐を使って誘引しましょう。

家庭菜園のピーマンの芽かきは晴れた日がおすすめ

家庭菜園のピーマンのわき芽かきは余分な葉をつまんでひねると、すぐにポキリとおれるので道具はいりません。

だたし、わき芽かきは雨が降っている日は行わないで下さい。葉を摘み取った部分の傷から病気になってしまう可能性があるからです。

晴れた日、もしくは曇り程度の天候の時に行い、雨の日はわき芽かきはしないと覚えておきましょう。

休みの日を利用して家庭菜園を楽しんでいると、休日に天気の良い日が重なるとは限りませんが、雨の日に無理やりわき芽かきをして株そのものを台無しにはしたくないですよね。

もう一つ傷に注意したいのは、支柱を立てる時です。ピーマンの株を支柱に固定するときはビニール紐を使いますが、きつく縛り過ぎると傷つけてしまい、わき芽かきと同様病気の原因になりかねません。

ある程度しっかり固定することは必要ですが、株を傷つけないよう適度に緩めて縛るようにしましょう。

家庭菜園のピーマンの芽かきは種類で違う

わき芽かきについては、ネットや園芸書でもいくつかの説があるようです。

たとえば
1.一番花から下のわき芽は全て摘み取る
2.一番花のすぐ下のわき芽は残して、その下を摘み取る

というようにです。

先にご紹介した方法では「2.」の方法を紹介しています。

どうやらピーマンの品種によっても、わき芽かきの方法は微妙に違っている模様です。

種や苗で購入した時に、付属する説明などが付いていないか確認しましょう。

どうするのが正解なのか手軽に調べようと考えた時、インターネットで検索すると思いますが、説明がわかりにくかったり写真が不鮮明でよくわからないこともあるでしょう。

ネットや本で調べるのも良いのですが、どうしてもわからない・わかりにくい場合は、園芸店や家庭菜園の経験者に質問してみるのもいいと思いますよ。

ピーマンの芽かきの流れととり方

「流れ」といっても

  1. 葉と茎の間に出てくるわき芽を取り除く
  2. 主枝が枝分かれするポイントまで取り除く

ということくらいなのですが、目がなれないとどれが摘むべき新芽か判断が付きかねるかもしれません。

わからないという人は、家庭菜園や農業の経験者がいれば直接説明してもらうのが一番早そうです。

動画サイトなどにも作業を公開している人がいるので、参考にするのもいいでしょう。

わき芽かきは、手で折って摘むのが基本です。ハサミを使うことは構わないのですが、わき芽の根元から取り除いた方がよいので、ハサミよりも手作業のほうがいいでしょう。

わき芽かきをしても再びわき芽が生えてくることがあるので、一度わき芽かきしたからといって油断せず、度々確認しましょう。

家庭菜園のピーマンに肥料をあげるタイミングとおすすめの肥料

ピーマンは肥料を好む野菜です。苗から畑に植え付けるときに土に元肥を混ぜ込んでも、収穫が始まると2週間に1回程度の頻度で追肥が必要になります。

ピーマンはうまく育てれば夏のあいだ次々と実をつけ、長く楽しむことができますが、追肥を忘れると株が貧弱になり、十分に実が成長しなかったり実らない可能性があります。
根が付いたら2週間に1度を目安に追肥をする必要があります。

化学肥料は多くの種類がありますが、簡単なのはピーマンやナス専用として売られている配合肥料です。

初心者は肥料の成分や配合を調べたりするのが難しかったり面倒だったりするので、とてもありがたいですね。

家庭菜園のピーマンの収穫のポイント

ピーマンの生育が良く、たくさんの実が付いた場合は重さで枝が折れてしまうことがあります。

まだ早すぎるかなと思っても若採りして株の負担を軽減しましょう。その方が残った実の生育が良くなりますし、実の付きも良くなります。

ちなみに普段食べているような緑色のピーマンは花が咲いてから2ヶ月ほどかかります。

一方、赤や黄色に完熟させるまで置く品種のピーマンでは開花から二ヶ月ほどかかります。

ピーマンの「わき芽かき」という言葉は畑仕事をしたことがある人しか、わからないですよね。

写真や動画で説明を読んでも分かりづらい時があります。せっかく育てるのだから誰しも失敗したくはありません。

もし、どの葉を摘むのかわからなかったら園芸店で詳しい人に聞くことも考えたほうがいいかもしれませんね。

上手に育てられれば夏の間ピーマンを買う必要がなくなるかも。

ぜひ上手にピーマンをたくさん実らせてください。