観葉植物で大型のものと言えば、一般的には150センチ以上のものを指します。
大型の観葉植物で代表的なのは
・ゴムの木
・ドラセナ
・モンテラス
・オリーブ
などの種類があります。
また、つるを編み込んで大きく見せる
・ポスト
・パキラ
・ベンジャミン
などがあります。
大型の観葉植物を購入したり、贈答する時のシチュエーションや注意点について詳しくご紹介いたします。
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大型の観葉植物を購入する前に
育てやすい植物の代表格と言えば「観葉植物」と言えますが、その中でもインテリアとしても大きな存在感を出してくれる、育てがいがある種類としては大型の観葉植物と言えるのですが、なかなか販売しているのを見かけることも少ないですよね。
一度購入してしまったら、なかなか廃棄するという決断を取ることが難しい大型の観葉植物ですので、育ててみたいと思ったらまず事前準備が必要になります。
そこで、考えたいことを何点か紹介しますので、ぜひ検討してみて下さい。
観葉植物を購入するときに考えること
植物自体のサイズを考える
購入したいと思った植物のサイズを事前に確認しておく必要があります。
買ってみたのに、部屋のサイズよりも大きくて天井についてしまいそうだ・・・。なんて場合では、少し頭を悩ませる結果になってしまいますよね。
なので、購入段階ではどのようなサイズなのかをキチンと知っておくことが重要なのです。
耐震性はあるのか
意外と考えない問題がこの耐震性の事です。
実はとても重要なポイントで、大きいサイズならではの弱点でもあるのです。
最近は日本各地で甚大な災害や地震が多発しているのでこちらも知っておくことがとても重要になります。
例えば、倒れてきた場合でももちろん危険が伴いますので気をつけなければいけないポイントですが、地震発生後、見た目では気づかない場所の根っこの部分で折れてしまっていて何日か経ってから植物の異変に気づいたなんて場合もゼロではありません。
設置場所はあるのか
最も重要とも言える設置する自宅のスペースをキチンと計っておく必要があります。
大型の観葉植物ですので、高さはもちろんの事、幅も余裕を持って計算しておかなくてはなりません。
どの種類の観葉植物を選べばいいの?
では、どのような種類の観葉植物を選ぶことで長く丈夫に育てることが可能なのでしょうか?
●パキラ
観葉植物好きじゃなくても広く知られているのがこの「パキラ」の存在です。
中南米原産のパキラの特徴としては、もともと川岸に生息している種類が多く、雨季のシーズンには水没することもありますが、それでも根が腐ることがないという丈夫さが人気の一つでもあります。
見た目は、天にも登るほどまっすぐ上に向かって幹が伸び、その幹はラセンを描くかのようにクルクルと交差していることも特徴的と言えるでしょう。
大きい葉は約5枚ほどあり、ハッキリとした緑色の青々とした姿は何とも言えない程のおしゃれな空間を彩ってくれることでしょう。
ホームセンターなどでは、大型のパキラを販売している店舗も比較的多くありますし、通常であればミドルサイズ(約50センチ位)をよく見かけます。
そういった、手に入りやすいという点からも人気がうかがえるのです。
では、このパキラの生育方法はどうでしょうか?
基本的には全体を通しても育てやすいというのが特徴です。
樹木のパキラはよく生長するので、伸びすぎたからと剪定したとしても簡単には枯れません。耐陰性もありますので、玄関のスペースが確保できるなら陽の直接当たらないところに置いておくことも可能な植物です。
ただ、日は大好きですので常時日の当たらない環境に保管しておくのではなく、日中の日差しがある時は日が当たる場所に移動してあげる工夫も必要です。
かといって直射日光が原因で葉焼け(葉が強い日差しにより焼けてしまうこと)になってしまうことも考えられますので、天気がいいからとベランダや外に直接出すのではなく、直射日光の当たらない環境(レースカーテン越しの窓際)などに置いてあげることも必要なのです。
大型の観葉植物だけど、圧迫感がない種類
大型観葉植物・・・と一つ言ったら、ダイナミックという想像と一緒に圧迫感も気になるところですよね。
広いリビングではさほど気にならない大型観葉植物の存在も、狭い空間に置くとそこだけジャングルなんて感覚にもなります。
そこで、ここからは大型だけど圧迫感がわりと少ないタイプの観葉植物を紹介したいと思います。
●サンスベリア(サンセベリア)
観葉植物好きには馴染みのある種類のサンスベリアです。
主な原産地はアフリカの乾燥地帯と言われています。
このサンスベリアは観葉植物の中でも多肉植物の扱いをされていますが、見た目も茎は土の中に存在しており葉の部分だけ真っ直ぐ上に向かって生えてくるというのが特徴的な植物です。
乾燥地帯で自生しているだけに乾燥状況にはとても強く冬の寒い日はなるべく水やりを控えるようにしたほうがいいです。
葉が真っ直ぐ上に向かって何本か生えているという特徴からも幅を取ることがあまりないため圧迫感がさほどないとも言われている理由だと思います。
●ユッカ(青年の木)
大型の代表観葉植物とも言えばユッカの存在です。
サンスベリア同様、乾燥地帯で自生しているユッカは乾燥に非常に強いとされています。自生している場所は、メキシコやアメリカの南部です。
こちらも多肉植物の一種で、冬の寒さには強いことも特徴的で、耐陰性も優れているため玄関に置いておくという環境にも対応してくれるでしょう。
ただ、日の光も大好き、直射日光は苦手なのでレースカーテン越しの窓際においてあげることもオススメします。
大型の観葉植物をリビングに。インテリアとして置くのに適した種類とは
大型の観葉植物の置き場所としたら、やはりリビングが代表的かと思います。
大型なだけに存在感をめいいっぱい出してくれる、人が集まるリビングの空間に緑をさし癒やしてくれるなんていうイメージもあります。
そこで、ここからはリビングにピッタリな観葉植物も紹介したいと思います。
●ヤシ・セフリジ(セフリジ)
ヤシ科のセフリジはまさにヤシの木というイメージにとても近い観葉植物です。
原産はメキシコで、特徴としては鉢の上部すぐ上から細い緑々しい艶のある葉が無数に生えているというイメージでしょうか?
天に向かって生えている茎の途中から芽を出し、葉が枝分かれに生えているという生育を繰り返しているので、横にも縦にも大きくなるというのが特徴的です。
清潔感さえ醸し出してくれるようなセフリジですので、インパクトを取り入れたい、癒やしが欲しいというリビングにはピッタリな存在とも言えるでしょう。
基本的には暖かいところを好みますが、5度以下の環境でも枯れることはありません。
こちらの種類は陽をとても好みます。
ただ、直射日光は若干苦手にしているので、できるところなら陽があたる場所に置いておくことをオススメしますが、強い日差しの当たらないレースカーテンを設置するなどの工夫も必要になるでしょう。
色々お伝えしましたが全体的に見ると、とても育てやすい種類ではあります。
大型の観葉植物がダメになってしまった時には
小型ミドルサイズの観葉植物は、枯らしてしまった、枯らしてしまったので野に返す・・・等の方法を取り入れている人もいると思います。
比較的対処がしやすいという事と購入コストが安いという事もあり、また新しい植物をチャレンジされる方も多いのではないでしょうか?
ですが、大型の観葉植物になると、枯らしてしまった時のショックといったら、何とも大きいものですよね。
処分という点でも困りますし、何より再度購入するとなってもコストがかかります。
なので、例えば枯れてしまっても復活できないものだろうか?と考える人も少なくはありません。
そこで、最悪の自体に備えて置けるように枯らしてしまった場合の対処法を紹介したいと思います。
- 燃えるゴミに入れる。
この場合は、少量の土の場合ですので、ミドルサイズやミニサイズが主に適応になる場合が多いので、市のゴミ処理場に直接確認しておく必要があります。 - 自治体によっては引き取ってくれる。
これは、かなりオススメな方法です。
近所の公園や市が管理している緑地帯に土と植物を離しても良いという場合がありますので、事前に問い合わせてみて下さい。
ここで注意!
勝手に公園や緑地帯に捨てることだけはやめて下さい。
公園によってはきれいに芝生を管理していたり、景観を保っている場合が多々あります。その場合、不法投棄とも捉えかねないので決して勝手に外に捨てないでくださいね。
色々お伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
観葉植物全体を通して、あるだけで心が癒やされるような優しい存在ですので、ぜひ一度チャレンジしてみて下さいね。