観葉植物のウンベラータに素敵なアクセント、曲がりをつける方法

観葉植物のウンベラータは、まっすぐと伸びているものもありますが、園芸店て並んでいるものは曲がりがあるものも多く見られます。

曲がりがあるとアクセントとなり、また雰囲気が違うことから、お家にあるウンベラータも曲がりをつけることはできないのか?と考える方もいらっしゃるでしょう。

そこでウンベラータに自分で曲がりをつける方法、曲げ方についてご紹介をいたします。

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観葉植物のウンベラータにワイヤーを使って曲がりをつける方法

ウンベラータが優雅に曲線を描いている姿は優美で素敵です。ユーモラスな雰囲気を感じさせるものもあります。しかし、形が素敵なものほどお値段もよいもので購入するにはハードルが高い場合があります。自分で曲がりウンベラータを育てることにチャレンジしてみましょう。

用意するものは2mmと1mmの太さのワイヤーと養生テープ

  1. 2mmのワイヤーをウンベラータの幹の長さに合わせて切ります。
  2. 幹の太さが太めな場合には3本、細い場合には2本を幹に沿わせて養生テープで上下を固定します。
  3. それぞれのワイヤーは幹を挟むようにして間隔を空けて固定しましょう。
  4. 1mmのワイヤーを上部からぐるぐると幹に巻きつけていきます。このとき、幹に沿わせた2mmのワイヤーも一緒に巻き込みます。
  5. 下まで到達したら外れないように巻きつけてワイヤーを切り、養生テープを剥がします。幹をワイヤーごとゆっくりと曲げます。
  6. 幹を折ってしまわないように最初は少し、また翌日に少しというように、日数をかけて少しずつ曲がりを大きくしていきます。
歯の矯正をするような間隔で、数ヶ月かけて曲がりをつくりましょう。

観葉植物ウンベラータに紐を使って曲がりをつける方法

紐を使って曲がりをつける方法もあります。

用意するものはビニール紐と大きめの石

ビニール紐でウンベラータの幹を縛り、紐の先に石を付けてその重みで曲げます。そのため、ウンベラータの幹の太さに合わせて、それに負けない重たい石を用意しましょう。

紐で曲げるのはある程度生長して伸びたウンベラータに適しています

1m以上は伸びた幹がよいでしょう。

幹の上部にビニール紐を縛りつけて折れずに曲げられる位置までビニール紐を引っ張り下げて紐の先に石を縛り付けます。幹がポッキリと折れてしまわないように限界地の少し手前で止めます。
石を持ち上げてみても幹が戻らなくなったら曲がりつけ成功です。大体1年間程度かかる場合が多いでしょう。

曲がりをつける間はできるだけ移動させなくてもよい場所に置きましょう。
曲がりつけが成功して生長してきたら、最初の曲がりの部分と上部に新たな曲がりを付けて、S字型を作ることも可能です。

観葉植物のウンベラータに曲がりを!よくある失敗例

ウンベラータを曲げようとして加減を誤り折ってしまう事はよくあります。

潔く折れた部分で切り、またそこから育てましょう

折れた部分の下から新しい新芽が出てきます。また曲がりつけにチャレンジできるくらい生長するのを気長に待ちましょう。

折れた先の方は挿し木すると根付きます

こちらが長い場合にはしっかりと根付いたら、こちら側を先に曲げにチャレンジさせることも可能になるでしょう。

挿し木をするには5月から6月の間が最も成功しやすい時期

また、曲がりをつけるにもウンベラータが元気に生長する時期が早く癖が付き易いので、やはり5~6月頃に試みるとよいでしょう。そうすると誤って折ってしまった場合には双方とも無駄にならず生長させることができるので、折ってしまったショックが和らぐことでしょう。

ウンベラータに曲がりをつけるなら若い木が曲げやすい

曲がりをつけるには若い木がおすすめです。

年数が経過するほど幹は硬くなっていくので曲がりづらくなり折れやすい

幹が若いうちはまだしなやかなので、折れづらく癖もつきやすいのです。

これも人間の歯の矯正と同じですね。早いうちの方が癖がつきやすく早い期間で終える事ができるのです。
ウンベラータは挿し木でどんどん増やすことができて生長も早いので、剪定した枝を挿し木して増やしておくとよいでしょう。

そうすると若いウンベラータが沢山手に入るので曲がりつけにどんどんチャレンジすることができます。

ウンベラータの基本的なお手入れ

ウンベラータは熱帯で育つので暑くて日当たりの良い場所が好きです。しかし、暑い地方で育つからと直射日光に当たっていても平気な訳ではありません。ジャングルで育つ植物でも大きな木の下の方で木陰で育つ植物もあります。

ウンベラータも強すぎる日差しは苦手、葉焼けしてしまう

日当たりは良くても7月から8月の直射日光は場所を移動したり簾をかけたりして遮ってあげましょう。

夏の間は元気に生長するので水をよく吸います

土の表面が乾いたら水をあげましょう。寒くなってくると生育も止まってきてそれと共に水を吸う量が減ります。気温に合わせて水をあげる回数を減らしていきましょう。

冬は5度程度までなら耐えることができます

冬の間5度程度の場所に置く場合には土の表面が乾いてから5日くらい経過するまでは水を与えないようにしましょう。水を減らすと寒さにも耐えられるようになるのです。

葉が大きく埃がつきやすいのでこまめに掃除をしてあげましょう

濡らしたタオルで葉の表面を拭きます。その時に葉をよく見て虫が付いていないかなど健康状態をチェックしましょう。葉が乾燥していると虫が付き易くなります。乾燥する時期は葉水をまめにしてあげましょう。

2年程度で鉢内が根で満たされてしまうので植え替えをしましょう

一回り大きな鉢に植え替えるか、枝や根の剪定を行い小さく仕上げてから植え替えるとよいでしょう。