観葉植物の育て方の基本、幸福の木を元気に育てる環境の作り方

幸福の木という観葉植物がありますが、見た目の通り原産は熱帯地域の植物です。
ドラセナ属に分類されますが、いくつかの種類があります。

ここでは幸福の木(ドラセナ)の育て方について紹介していきます。
幸福の木という名前から、贈り物としても人気がありますね。

幸福の木を元気に育てるのに必要な水・肥料・日当たり・温度について詳しくみていきましょう。

すくすくと大きく育った幸福の木は、植え替えも必要になっていきます。
植え替えの時期や手順や準備する物も確認しておきましょう。

また挿し木・管挿しなどの増やす方法もご紹介します。

幸福の木の育て方を確認して元気に育ててあげてください。

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幸福の木と呼ばれている観葉植物・ ドラセナの育て方で大事な水や肥料について

観葉植物の中では、ポトスなど誰もが知っているような人気の高い種類もありますが、幸福の木は皆さんご存知ですか?
この幸福の木もホームセンターでも良く見かけます。
正式名称は「ドラセナ フラグランスマッサンゲアナ」といいます。
(ここからはドラセナと呼びますね)
「幸福の木」という名前の通り、お祝いごととしてプレゼントされる人もいるかと思います。
ではここからは幸福の木ドラセナについて育て方など、紹介していきたいと思います。

  • 性質について
    アフリカ熱帯地域原産のドラセナは、50種類以上もあるといわれています。
    亜熱帯気候にある品種においては生命力はとても丈夫で樹齢500年を超えるほどの樹木が有るという記録さえ残っているほどです。
  • 水やりや肥料について
    春から秋にかけてが生長期と言われているドラセナは、冬期の寒い期間は休眠します。
    そのため、生長サイクルにあわせて水やりの頻度を変えてあげることが重要とされます。肥料も与えることでより元気に育ちますので、栄養として与えましょう。
    生長期の春から秋にかけてが生長期のため、春先には与えてあげることをオススメします。

観葉植物・幸福の木の日頃の育て方やかかりやすい病害虫とは

では、室内での置く場所はどこが適しているのでしょうか?
検証してみたいと思います。

  • 日頃の置き場所
    陽を好むドラセナですが、直射日光にあててしまうと葉焼けを起こします。
    レースカーテンの内側に場所を確保して涼しい季節は乗り越えましょう。
    日照不足には気をつけなくてはいけません。梅雨などどうしても陽を取り込めない時期はリビングなど、明るい室内に置いておくよう気をつけて下さい。
    基本的には明るい場所に置いて管理して下さい。
    玄関など陽の入らない場所は寒暖差が激しく、冷えやすいためオススメできません。
    また、エアコンの風が直接当たらないように配慮も必要になってきます。
  • 病気について
    植物特有の病気について説明します。
    それは、観葉植物最大の敵「ハダニ」の存在です。
    発生時期は春から秋と言われていますが、お住まいの地域の気候などによっても様々ですので年中注意する必要があると思います。
    ハダニの性質上乾燥が大好きなので、霧吹きで小まめに葉に水をかけてあげるなどの対策をおこなって下さい。そうすることで、ハダニの発生を控えることができるのです。
    他にもあります。「斑点病」です。
    葉に茶褐色の斑点が現れて広がっていくという病気です。
    出てしまったら、斑点が出ている葉の部分を切り取って下さい。
    そこで収まります。

観葉植物・幸福の木の冬の育て方は温度管理に注意

「観葉植物」と言えば育てやすい、初心者でも簡単、などのイメージが多くありますが、気をつけなくてはいけないポイントもあります。
それは温度管理です。
観葉植物は全般的に耐寒性には優れていると言われています。かといってあまりにも管理を怠ると枯れてしまいます。
神経質になるほどの管理は必要ないと思いますが、例えば「明日から雪です」なんて天気予報を見た日のには、翌日に備えることも必要でしょう。
例えば、寝室からリビング等陽の光が入りやすいところに移動しておくなど、少しでも暖かい環境を心がけるようにして下さい。
熱帯原産のドラセナですので、寒さには弱いのが特徴です。
状況にもよりますが、目安としては10度以上の環境をととのえてあげることです。
寒さが原因で、凍傷にかかって、葉が黄色く変色してしまうこともあります。

ただ!まだ諦めないで下さい!

暖かい場所へ移動して育てておくと、新芽を出してくれますので、新芽が出たら枯れた葉を取り除いてまた育てていくという流れになるのです。
環境が戻ると、この段階では再び生長してくれるので安心して下さいね。

幸福の木の植え替えが必要な時期と手順と必要な物

では、新芽が出始めどんどん生長してきたら植え替えが必要ですよね?
どのタイミングで植え替えるべきなのか紹介していきたいと思います。

  • 鉢のそこから根が飛び出ている
    これは、鉢が窮屈だといってるサインになります。
    放置しておくと土の丈夫さえも盛り上がり、せっかくの新しい根も枯らしてしまう事も考えられるので、発見した場合には植え替えの時期だと思って下さい。
  • 水やりの際の土への水の染み込み具合が悪い
    この場合、過剰に水をあげるのではなく」、根がいっぱいで上手に水が行き渡らない事を知らせてくれてるサインです。
    この時も植え替えの時期だと思って下さい。

植え替え方法

  1. 作業する場所に新聞紙などを大きく広げる。
  2. 新しい鉢の底部分に軽石を敷き詰める(理由は水はけを良くするためです)
  3. 軽石の上に1/3程土を入れる。
  4. 古い鉢の表面をスコップでたたき固めてから、慎重にドラセナを抜く。
  5. 根に絡んでる土を軽くおとす。
  6. 腐っている根はハサミで切り落とす。
  7. 鉢の中心にドラセナを置き、土をかけ固定させる。
  8. 受け皿に出てくるほど水を入れたら完了。

他の観葉植物とさほどかわらない植え替え方法ですので、この植え替え作業さえできてしまえばある程度の観葉植物への植え替え作業は完璧ですよ。

幸福の木は増やすことができる。3つの方法を紹介

新芽がたくさん出てきて、インテリアにも上手く活用できればどんどんふたしていきたくなりますよね?
そんな人必見!増やし方を説明したいと思います。

  • 挿し木
    一般的に他の観葉植物にも重宝されるこの挿し木の方法ですが、葉を3枚位残し、余分な葉を落とします。枝の切り口を斜めにきり何時間かあけた後半分程度土に埋めます。
    埋め終わったら水をたくさんあげて完了です。
  • 管押し
    葉のついていない枝を7cmくらいに切り、土に埋まる側の切り口を斜めに切り水揚げをしておきます。
    しっかりと水揚げしたら半分の長さのところまで土に埋め、たくさん水をあげたら完了です。
  • 茎伏せ
    茎を横に倒した状態にし、切り口はまっすぐ切り落とします。
    その後水揚げし、水揚げ完了後茎を横向きに並べて半分くらい土に埋めて完了です。

ドラセナについて色々お伝えしましたが、上手に伝わったでしょうか?
色々調べることでまだまだ観葉植物の魅力はいっぱいあります。
是非インテリアの1つとしてもオススメなので初めは1つからでも育ててみて下さい。