ユーカリ・ポポラスは可愛らしい葉が印象的な植物で、室内の観葉植物としても、屋外のシンボルツリーとしても人気の植物です。これから育ててみたいという時には、自分でも育てられるのかと、心配な方も多いと思います。
そこで、ユーカリ・ポポラスの基本的な育て方や、枯らさないためのコツ、増やし方などについてご紹介します。ユーカリ・ポポラスは女性に人気で、切り花やドライフラワーとしても使われます。上手に育ててあげると、グングンと育ちます。
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ユーカリ・ポポラスの育て方、初心者にも育てられるのか
ユーカリ・ポポラスは初心者から中級者向けの植物
ユーカリの一種類で丸い葉やハート型が特徴です。
上にドンドン育っていく品種で、放っておくとあっという間に育っていってしまいますので適度な個所で剪定しないとなりません。
大きく育てないようなら定期的な剪定が必要
剪定の手間を考えると初心者向けとは言いにくく、初心者から中級者向けとなります。
ユーカリ・ポポラスは放っておくと地植えでの例では、20メートルにもなってしまいます。鉢植えで室内ですのでそこまでは大きくなりませんが、大体の成長の目安にはなるかと思います。
枝を切るに抵抗のある方は、「抗菌にもなるし、色々な場所に飾ろう」と考えて剪定すると良いですよ。
ユーカリ・ポポラスの育て方で大切な水やりのポイントと置き場所
ユーカリ・ポポラスに水をやるときは、水を切らさないようにしましょう。
表面の土が乾いたら水やりの目安
下の水受けに水が出てくるまでたっぷりと水をやって下さい。
できるだけ表面の土が乾いてからあげるようにするため、季節や気候によって様子を見ながら水をあげて下さい。
あげすぎると徒長といって茎だけが長く伸びて、見た目がひょろひょろに見えるような育ち方になってしまします。
ユーカリ・ポポラスは日が当たる所を好む
鉢を置く時は日当たりの良い場所に置くようにしましょう。また、風通しも良い場所なら更に良いです。
乾燥に強いユーカリ・ポポラスが枯れてしまう原因は
ユーカリは基本的には乾燥に強くいのが特徴なのですが、ユーカリ・ポポラスは乾燥に弱く、水不足になると枯れてしまいます。
水不足になりやすい原因はユーカリ・ポポラスの成長速度が関係している
ユーカリ・ポポラスの成長速度は非常に速い為、それに合わせて水分をとても必要としています。そのため、すぐ水不足になります。
土が乾燥しているなと思ったら後回しにせず気づいてすぐにお水を与えて下さい。
お天気が良いときにたまに外に出したりなどもするかもしれませんが、その時も注意してほしい事があります。
ユーカリ・ポポラスは根が浅いので強い風に弱い
強い風が吹くと木が倒れてしまいます。そのせいで枯れてしまう事もあるので外に出す時には風に注意してください。
ユーカリ・ポポラスは倒れて根が浮いてしまうとで枯れる原因になりますが、普段でも細く上に向かって伸びていくので、支柱などがあると安定します。
成長の早いユーカリ・ポポラスの育て方で必要な剪定のコツ
剪定には適した時期があります。これは、木の成長が一番良い時期に剪定することで、木を切っても回復できる時期にあるからです。
ユーカリ・ポポラスの剪定に適した時期は3月から5月の間と真夏と真冬を避けた9月
剪定は難しそうに思えますが、決まった木の形や決まった場所を切らなくてはいけないという決まりもないので、自分の好きな形にするために調整しながら切ってください。
では、実際に枝を剪定する時にどの場所を切ると良いのでしょう。
伸びる力を弱めるのがポイント
これは、新しく伸びてこようとする芽の部分を切り取る事で伸ばす力を弱めます。
枝から枝に伸びていくユーカリ・ポポラスは、葉と枝の部分に新芽が生えてきます。この新芽を切ることで沢山伸びていくのを防ぐことができます。
ユーカリ・ポポラスの増やし方
ユーカリ・ポポラスは挿し木することで増やすことができます。
他の場所にも別の場所にも置きたい、お友達が欲しがっているなどありましたら、増やしてみるのもお勧めです。
挿し木
- 伸びてきた若い枝を切り落とし、上の葉3、4枚だけにして他を切り落としてしまいます。
- その木を一旦水につけ数時間水を吸わせます。
- 鉢に土を入れた後、挿し木を挿せるように細い棒などで穴を空け、ユーカリ・ポポラスを挿します。
- 土を被せ、倒れないようにしたら水を与えて根が育つまで育てます。
水は毎日やるようにして、新芽が出てくるまでは植え替えしないようにします。
新芽が出たら鉢植えをして育てていって下さい。