観葉植物のパキラは、植え替えをすることで大きく育てることができます。
パキラがどのような状態になったときに植え替えれば良いのか、植え替えに適した時期はいつなのか、正しい知識を知って上手に管理をしましょう。
パキラはインテリアとしても人気の高い観葉植物です。うまく管理をすることでパキラを育て、お部屋に緑をプラスしましょう。
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観葉植物パキラの植え替え時期の見極め方・植え替えの目安
中にはグルット一回転して縛ったような形の幹もあります。是非ともお気に入りのパキラを選んで購入したいものです。
葉は根元と先が尖ったスマートな形をしています。艶のある葉が窓からの光をやさしく反射して、見ていると心が和みます。
パキラは成長が早い植物
植え替えてから2年もすると鉢の中は根でいっぱいになります。
購入してから1~2年程度で植え替えをしてあげる必要があります。鉢の底から根がはみ出している場合にも植え替えてあげるとよいでしょう。
また、鉢の中の土は期間が経過するとともに固まってきます。水をあげた時になかなか吸い込まれないようになったら新しい土を入れた鉢に植え替えてあげましょう。固まった土では根がうまく水を吸収できません。また、そうなった土では栄養も不足した状態になっています。
パキラを植え替える適切な時期と植え替えるメリット
パキラは日本では一年中成長している訳ではありません。日本の四季に合わせてよく成長する時期と殆ど成長しない時期があります。
植え替えはパキラにとっては一大出来事であり、新しい土に根を張るには大きなエネルギーを必要とします。
最も成長のエネルギーが大きくなる時期に行うことが大切
5月末頃から7月初め頃までが最も適しています。
植え替えると根が伸び伸びと成長し、根が成長すると幹や葉も成長します。
適切な時期に植え替えてあげると、パキラはすくすくと成長してくれます。
剪定をしてついつい勿体無いので挿し木して、どんどんと鉢が増えてきています。
パキラの植え替え時期がきた時の植え替え方法
植え替える新しい鉢はひとつ大きなサイズを選びます。
2サイズ以上大きい鉢だと大きすぎてパキラがうまく育たなくなる可能性あり
鉢内の水を根が吸う時に、根から遠くの土の中からは水を吸うことができません。そうすると根から遠い部分の土はずっと無くならずに留まり、根腐れを起こさせる原因となります。
大は小を兼ねるで大きい鉢の方が伸び伸びとできて良いように思われますが、大きすぎると良くない事態になってしまうのです。そのため、現在の鉢よりもひとつ大きなサイズの鉢に植え替えてあげましょう。
- 鉢を傾けてパキラの根元を引っ張って土ごと出します。
- ある程度の土をほろい落とします。根の周囲の土をほろうと根にダメージを与えてしまうので、根は触らないようにします。
- ただし、先が腐ったような根がある場合はその部分を切り落とします。
- 新しい鉢に底石を敷き、土を3割程度入れてパキラを入れます。
- 根の間の土が落ちて隙間が空いてる場合には根を傷つけないように手で土を入れて、周囲にも土を入れていきます。
- 鉢一杯に土を入れると水をあげた時に溢れてしまったり、根が成長すると土が盛り上がってきて溢れてしまいます。
- 土を入れる高さは、鉢の高さの一割程度低い位置にしましょう。
パキラを夏の間外に出す場合には、鉢の底にネットを敷いておくと、鉢底からナメクジなどの虫が入るのを防ぐことができます。
パキラを植え替えたあとの正しい管理方法
植え替えは植物にとっては大きな負担となる事柄です。
風に強く吹かれたり日光が当たりすぎると弱ってしまうので、風通しは良くても直接風に吹かれるような場所や直射日光が当たる場所は避けましょう。
新しい土の中で細い根が育ち張り巡らされるまでの間は水や栄養を吸うことができません。その間に水をあげすぎると根腐れを起こして枯れてしまいます。肥料についても同様で、まだ吸うことができないので肥料焼けを起こしてしまいます。
葉や茎からも水分を吸収できるので、土から出ている部分全体に霧吹きで水をかけてあげると乾燥しすぎることを防ぐことができます。また、乾燥していると虫が付き易くなりますがそれを防ぐ効果もあります。
パキラを上手に育てよう!日常の管理について
パキラは乾燥に強いので水不足で枯れてしまうよりも、水が多すぎて根腐れを起こして枯れてしまう事が多くあります。
水をあげすぎないように注意
土の表面が乾いてから水をあげるとよいでしょう。冬場は水の消費が鈍化するので土の表面が乾いてから5日程度経過してからあげます。
パキラは熱帯に自生する植物です。
とサンサンと日の当たる場所に置いておくと、葉焼けを起こしてしまう場合があります。
強い日差しが当たる時期は場所を移動させたり日除けをしてあげましょう。
室内に置いておいて夏の間外に出す場合には、まずは屋外の日陰に置いて徐々に日当たりの良い場所へ移動させるとよいでしょう。