サンスベリアスタッキーに新芽が!植え替えや株分けについて

サンスベリアスタッキーという観葉植物をご存知ですか?葉がまっすぐにツンツンと育つ姿がとくちょうてきな観葉植物で、名前は知らなくても見たことがあるという方も多いと思います。

ここではそんなサンスベリアスタッキーの育て方、新芽がでたら株分けや植え替えが必要なのか?など気になる疑問についてお答えします。

またサンスベリアスタッキーは、新芽で本物かどうかを見極めることもできます。新芽が伸びてきたら、その点にも注意をして観察をしてみてください。新たな発見ができるかも知れませんよ。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

パキラが根腐れしてる?冬に起こるパキラのトラブルと対処方法

大事に育てていたパキラの様子がおかしい、もしかすると根腐れを起こしているかも知れないという場合、夏場...

【観葉植物の育て方】モンステラの基本的な栽培方法を解説

自宅でモンステラを育てたいと考えている人もいますよね。観葉植物は育て方を知って上手に育てることで、初...

観葉植物の人気で育てやすい5選を紹介。その強さと育て方のコツ

観葉植物を置きたくてもうまく育てる自信が無い、すぐに枯らしてしまうのが心配という方にぴったりな育てや...

アガベ・アテナータの挿し木の方法育て方を紹介します

インテリアとしても人気の観葉植物、アガベアテナータを挿し木するときにはどんなことに気をつけたらいいの...

観葉植物ガジュマルの育て方。季節に合わせたお世話のポイント

ガジュマルは太く、ぷっくりとした幹が特徴の観葉植物です。その可愛らしい姿が人気で、自分の家でも育てて...

フィカス・アルテシマの育て方、枯れずにイキイキ育てる方法

観葉植物のフィカス・アルテシマをインテリアとして置く場合、育て方を間違えてしまうと葉が全て落ちて丸裸...

観葉植物のフェイクには消臭効果がある物も。その効果とは

部屋にグリーンを置きたいと思っても世話が大変だったり、育て方がよくわからないという方に人気なのがフェ...

観葉植物の水やりの頻度に決まりは無い。水やりのタイミングとは

観葉植物を枯らしてしまうことの原因に水やりがあります。 友人宅の観葉植物はよく枯れているので聞...

観葉植物のモンステラを植え替えするポイントについてご紹介

観葉植物の中で人気のあるもののひとつにモンステラがあります。 見た目におしゃれなだけではなく、育て...

観葉植物の植え替え方法!鉢の大きさと植え替えて順・注意点

観葉植物を育てているとき、鉢を大きくして植え替えを行う必要があります。ですが、度のタイミングで植え替...

シマトネリコは花が迷惑?常緑樹だからと放っておいてはダメ

シマトネリコの花が落ちて近所に迷惑をかけてしまっているのでは…?掃除をしてはいるけれど、風の強い日や...

ガジュマルの冬の過ごし方。屋外でも大丈夫な気温と保温と注意点

丈夫な観葉植物としても人気のガジュマルは、冬の季節は屋外で育てることが出来るのでしょうか? ガ...

観葉植物の土に虫わかないようにする方法!土の選び方と対処法

観葉植物の土から虫がわきてしまうことがあります。家の中に虫がいると、快適な生活ができませんよね。 ...

ドラセナが花をつけたらなぜ切るの?花を切る理由とお手入れ方法

幸福の木という別名が有名な観葉植物のドラセナ。数年育てていると花を咲かせることがあります。 な...

観葉植物につくコバエの発生原因についてと対処法も紹介

室内に観葉植物を置いている時に困ってしまうのが、コバエ問題ではないでしょうか。 いつの間にか発...

スポンサーリンク

サンスベリアスタッキーの新芽がでてきた場合の育て方

育てている観葉植物から新芽がでてきたら嬉しいものです。赤ちゃん誕生の話を聞くとなんとも和やかな気持ちになるものですが、それと同様に植物の赤ちゃんの誕生も微笑ましい気持ちになります。せっかくでてきた新芽は大事に育ててあげたいものです。

植物は温かくなる季節、日本でいうと春に芽吹き成長します。反対に秋から冬にかけては活動を低下させて休眠時期に入ります。植物にとって鉢の植え替えは手術を受けるように大変負担のかかる事柄です。そのため、これから休眠に入る時期に行うと元気を失い回復できない可能性が高くなります。春の休眠から覚めて元気になる時期に植え替えてあげるとしっかりと根付いて成長することができます。

もしサンスベリアスタッキーの植木鉢の中に新芽を見つけた場合には、季節が夏の終わりや秋冬の場合には植え替えをせずにそのままにしておきましょう。新芽がでて鉢が窮屈になってもそう簡単には枯れません。窮屈そうなので早く大きな鉢に植え替えてあげたくなりますが、植え替えによって受けるダメージの方が大きくなってしまいます。春になってから植え替えてあげましょう。

サンスベリアスタッキーの植え替えや基本的な育て方

サンスベリアスタッキーは置き場所だけ気を付けると、とても育てやすい植物です。

日当たりのよい場所を好むので、ある程度日の当たる明るい場所に置いてあげましょう。但し直射日光は熱すぎて葉がしおれたり傷む原因になります。直射日光が当たらない場所を選びましょう。
サンスベリアスタッキーは水をあげすぎると根腐れを起こしやすい植物です。水をあまり必要としないのです。そのために熱心に世話をしすぎて枯らしてしまう場合があります。目安は、土の表面が乾いたら水が下から浸み出るくらいあげると良いでしょう。鉢の受け皿に溜まった水は鉢底の空気を遮断してしまい根腐れの原因になるので捨てましょう。

冬は休眠期となり、水はあげなくても大丈夫です。

但し室内の乾燥具合にもよるので、心配な場合には1~2ヶ月に1回程度下に浸み出るくらいあげるとよいでしょう。
成長期となる5月から8月の間には毎月肥料をあげることをおすすめします。

実家では毎年春になると鉢を庭に設営した網の小屋の中に入れて外で過ごさせます。木で骨組みを作って網を張って作った植物専用の小屋です。この小屋は直射日光が当たらず風通しが良いので、中で過ごした植物達は秋に取り込むまでの間に驚くほど成長します。
秋も深まり霜が降りそうになる前に植物達を家の中に取り込みます。
冬の間は歓談の差が少ない廊下に植物達は並べられて過ごします。
植木鉢は大きくなるとかなり重たいのですが、両親は毎年春と秋に出したり入れたりと世話をしています。その成果があるようで実家の植物達は生き生きといつも元気です。私の家に持ってくると何故か元気を失ってしまうので、実家に持ち帰り療養させると再び元気を取り戻します。

サンスベリアスタッキーは新芽よりも花が咲いたら植え替えサイン

サンスベリアスタッキーは花が咲いたら植え替えるとよいと言われています。

花が咲くということは株がしっかりと成熟した状態になったということなので、鉢を植え替えてあげるとより大きく成長を促す事ができるのです。

但し、植え替えは花が咲いたから直ぐにではなく、植え替えに適した春に行いましょう。
咲き終わった花は根元から切り取りましょう。

サンスベリアスタッキーの株分けは新芽で行うのがおすすめ

サンスベリアスタッキーの株分けは新芽が出てきたら、その直近の春に株分けを行うことをおすすめします。

大きく成長してから株分けすると、根が成長してお互いに絡み合ってしまうので株分けをしたときとダメージが大きくなってしまいます。新芽のまだ根が短いうちに分けてあげると負担が少なくなります。
株分けの際には土ごと植木鉢から抜き取ります。植木鉢と土がくっついている場合にはシャベルなどで隙間を作って外します。土を丁寧に取り除いていき根を露出させます。根の状態をよく見て、それぞれの株の根が適量保たれるように考慮してはさみで切ります。
株と根が曲がっている場合には、生え際が土から真っ直ぐになるようにして植え付けましょう。

サンスベリアスタッキーではない?新芽でわかる本物

市場に出回っているサンスベリアスタッキーは、実は殆どが偽者です。

本物のサンスベリアスタッキーは一本ずつ独立して生えて2m程度にまで成長します。そうして成長が非常に遅いので、市場に流通させるのには向かない植物なのです。
そのためか、サンスベリアスタッキーに似た植物がサンスベリアスタッキーという名前で流通するようになりました。
そのため、偽者とは言え流通するサンスベリアスタッキーは90パーセント以上が偽者なので、それが本物になってしまっているとも言えるでしょう。

偽者がこのようにまかり通ってしまっているなんて不思議に思いますが、ここまで流通してしまうとそういうものだと諦めるしかありません。
信じていればそれが真実であるとも言えます。
自宅のサンスベリアスタッキーを「なんだ偽者か」と思わずに可愛がって育ててあげましょう。