家庭菜園初心者の方にもおすすめとされているナス。お庭やプランターで育てている方も多いのではないでしょうか?順調に育ってきて花をつけたら、実がなるまではもう少し!そう思ってしまいますよね。
しかしナスの育て方として一番花は摘んだほうが良い、摘まないほうが良いなど、意見が分かれるところです。
そこでナスの一番花は摘むか摘まないか、その判断方法や、その後の実の付け方についてもご紹介をいたします。
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ナスの育て方!一番花を摘む理由について
ナスの育て方 一番花を摘む編
家庭菜園でナスを育てる時は、一番花を摘むことをオススメします。
家庭菜園初心者の方は特にです。
それは、花に栄養がいく分を、これからナスの実をつける株の方に栄養を行き渡らせるためです。栄養あちらこちらと分散するよりは1つの方に集中的に送った方が、良い実ができるからです。家庭菜園初心者はまだ家庭菜園のノウハウが分かっていないので、最初は一番花を摘む育て方でナスを育てる方が無難ですね。
様々な育て方がありますがまずは無難な育て方でナスを無事に育て自信をつけていきましょう。
紫色が鮮やかなナスの花はとても魅力的で、観賞用としてとっておきたい方もいるでしょうが、このようにナスの草勢によっては摘んだ方がよい場合もあることを覚えておいてください。
逆に、ナスの一番花は摘まない方が良い、そんな場合もあります。
こうなると初心者にとっては非常にややこしいですね。
一番花を摘まない育て方は以下をご覧くさい。
ナスの一番花を摘まない育て方
ナスの育て方 一番花を摘まない編
ナスの一番花を摘むのは、その分の栄養を小さい株の方に回して成長を促すためであります。
ですが、ナスの一番花を摘まない方が良いという説もあります。
なぜなら、ナスの成長過程で栄養成長と生殖成長がありますが、栄養成長は枝や葉の成長を促し、花を咲かせ実をならすのは生殖成長です。
その花を取ってしまうと、栄養成長ばかり栄養が傾き、枝や葉ばかり茂ってしまうことがあるのです。
それを抑えるためにも一番花はすぐに摘まなくても良いのです。
一番花を摘まないのはナスの苗のバランスをとるためですね。
ただ、ナスの一番花は咲いてすぐに摘まなくても、ある程度したら摘むことをオススメします。
ずっとそのままにしておくと、それこそ花を咲かすために栄養は多く取られ、小さい株が育ちにくいからです。
家庭菜園が慣れてくるとこのような成長のバランスを意識しながら育てられるのではないかと思います。
ナスの育て方は状態を確認して一番花、一番果を摘むことが必要
ナスの育て方に悩んだら…
ナスの花で確認
ナスの花の中心にある雄しべと雌しべを観察してください。
雌しべより雄しべが長い状態であればナスの苗の状態は良い状態と言えます。
またこれは受粉が上手くいくというサインでもあります。
これが雄しべの方が長いまたは同じ長さであれば、実がならないか固いナスに仕上がってしまうか、どちらかということがわかります。
株の勢いを確認
葉や枝の生え方や勢いがあまりないと感じたら、一番花を摘んで、そちらに栄養を送った方が良いでしょう。
一番花を摘んだり、追肥したり、水分不足または水のあげすぎなど何らかの対策が必要です。
ナスの育て方は一番花の処理と同じ様に整枝も重要
ナスの育て方 整枝編
ナスの苗を倒れないように整枝すること。
整枝はナスを立派に育てるためには重要です。
ナスがある程度成長してくると枝が何本かに分かれます。
そうなると一本の整枝では足りないので3本仕立てにしましょう。
主枝となる仕立てを真ん中に立て、後の日本は交差するようにバッテンに支柱し、ビニール紐や麻ひもでナスの枝を固定します。
整枝でナスの苗の良い状態をキープし、全体に日光が当たるようにします。
整枝をして葉や茎を育てながら、花を咲かせ同時に実はなるよう工夫していきましょう。
長期収穫の場合は追肥も忘れずに行ってくださいね。
ナスの収穫を期待するなら追肥も忘れずに
ナスの収穫を期待するなら、追肥、水やりをしっかり行いましょう。
- 追肥
一番花を摘む時期に2週間程度の感覚で追肥をします。
感覚は2週間程度が目安となりますが、苗の成長具合や状態に応じて調整してください。
元気がない場合には少し早めに、元気がある場合は少し感覚が長くても大丈夫ですよ。 - 水やり
夏の乾燥はナスにとって大敵です。
高い気温が続くと朝に水をあげてもすぐに乾燥状態になってしまいますね。
ワラを敷いて地温の温度をやわらげたり、うね間に水やりをするなど対策をとりましょう。
ナスの育て方についてしっかり調べ、美味しいナスを育ててください。
最初はプランターで育てると扱いやすいですよ。
家庭菜園に自信がつくと、もっと多くの野菜を育てられ、家庭菜園の知恵もついてくるでしょう。