ネギも簡単に家庭菜園で栽培することが出来る野菜の一つです。
またベランダや少しのスペースがあればプランターでの栽培も可能で、あまり手間がかからないので是非育ててみたい野菜です。
今回は葉ネギをプランターで育てる場合の栽培方法について紹介したいと思います。
種からまいていく栽培方法を紹介しますが、収穫までの日にちもかからず収穫が出来、収穫したあとも新しい芽を出してくれるのでオススメです。
まずはプランターと栽培に必要な土の情報をお届けします。
また種をまくのに適した時期がありますのでご確認ください。
種まきの仕方、成長していくと間引きが必要になりますのでやり方を紹介します。
元気に育てる為の水やりや肥料についてもご覧ください。
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家庭菜園でネギを育てよう。プランター栽培で用意するもの
家庭菜園に興味を持っている方、増えてきていると思います。野菜も自分で育てたものを口にしてみたい。そんな「自然」主義の方、いらっしゃいますよね。
ネギも家庭菜園でプランターを使用して栽培していくことができる野菜になります。プランターにも種類があるので、ふさわしいものを選んでネギをご家庭で育てていきましょう。
ネギの栽培に使うプランターの大きさ
サイズですが、小さいものは、30cm位、大きいものであれば、62cm位を目処にしましょう。
使う土について
自分で作るオリジナルも可能ですが、それよりは、市販で売っているものを購入して使用していきましょう。種をまく2周間前に、100g/m2の石炭を土に蒔いていきましょう。1周間前には、堆肥2㎏/㎡と化成肥料100g/㎡を蒔いていきます。
ネギのプランターでの家庭菜園。種まきの時期について
ネギを家庭菜園で栽培したい方は、時期を間違えないでネギを育てていきましょう。
ネギの種まきの時期は、時期や天候により異なります。あなたのお住いの地域の気候をよく理解した上で、適切な時期に種まきを行っていきましょう。
寒冷地は5-7月ごろ、中間地は3-4月もしくは7-9月、暖地は3-4月頃もしくは8-9月頃が適切になってきます。
ネギの種まきをするのに適切な温度
大体20度前後になります。その温度だけをみてみると、春か秋が適切になってくるとは思います。温度にも注意して種まきをする必要がありますね。
暑すぎるとネギはあまり成長してくれません。暑い時はプランターごと日陰に移すなど、ネギに対する考慮が必要になってきます。
ネギの家庭菜園。プランターへの種蒔きの仕方や間引きのやり方
ネギをプランターで育てる場合、種まきの仕方や間引きの方法を理解してから栽培を始めることで、失敗せずに済みます。
プランターへの種の撒き方
まず、プランターに鉢底と培養土を入れて、表面を平らにしていきます。
たっぷりと水を与えます。
深さ5cm位の穴を作っていきます。複数種をまく場合ですが、間隔は12cm位開けていきましょう。
中くらいのプランターだったら、2列位にすることができます。
軽く土で覆って、また水やりをします。
その後ですが、乾燥させると良くないので、新聞紙などをかぶせておいて、乾燥を防ぎます。
発芽して、高さが4cm位になったら、間引きをしていきます。悪いものは取り除いていきます。高さが12cmになったらもう一度間引きをしていきます。
家庭菜園のネギの水やりと肥料について
家庭菜園では水やりの頻度や肥料のタイミングは自分でコントロールしなくてはいけません。健康なネギを育てるには、どの位の頻度の水やりと肥料が必要になってくるのでしょうか。
ネギが発芽するまではたっぷりと
水やりに関してですが、ネギが発芽するまでは、たっぷりと水は与えていきます。通常は、土の表面が乾いたらたっぷりとやるペースで問題はないと思いますが、発芽するまでは、エネルギーが必要になります。この時点では、お水はたっぷりと与えていきましょう。
苗でも同様
根が根付くまでは、表面が乾かないように、たっぷりとお水を与えていきます。
追肥は基本あまり必要なし
元肥だけで成長してくれます。特に、成長した後に追肥をしてしまうと、返って病気がちになってしまいます。他の野菜は追肥が必要かもしれませんが、ネギはあまり追肥が必要ではない野菜だと割り切ることが必要になってくるかもしれませんね。
家庭菜園のネギの収穫までの流れ
家庭菜園ではネギの収獲までの一連の流れを大まかに抑えておいた方が、育てやすくなります。
種まきをするのは、大体9月ごろ
適切な時期に種まきをし、20日位がたった頃に、複数育てているネギの葉が混み合わないように、悪いネギは引き抜いていく「間引き」という作業をしていきます。その時に、ネギとネギの間は、大体5cm位の間隔で開けていきます。
その際、根を傷つけないように注意して下さい。植物にとって根はとても大切で、根から様々な栄養を吸収し、また呼吸もしていきます。引き抜く際は、根を傷つけないように心がけましょう。
種を蒔いて30日目
追肥をし、害虫からも守っていきましょう。アブラムシやナメクジが出やすいので、このような害虫からの攻撃からも、守っていきましょう。
収獲は60日目
株が育っているはずなので、収獲していきます。土から5cm位の所を刈って、収獲していきます。
その際の注意ですが、ネギは冬は成長が鈍いので、ビニールなどをかぶせてあげると、より成長してくれます。そのような一工夫も、美味しいネギを食べる上で大切なことになります。
家庭菜園でネギを栽培する上で、重要なプランターのサイズ、土、適切な種をまく時期、間引きや肥料について説明してきました。特に冬の季節には、ビニールなどでネギを覆ってあげて、成長を助長するなど、ワンポイントアドバイスもあったかと思います。参考にはなりましたか?家庭菜園をする際に、是非取り入れて美味しいネギを収獲して下さいね。