観葉植物のガジュマルを元気に長く育てるには、適切なタイミングと時期に植え替えをする必要があります。ガジュマルの植え替えが必要なサインを知って、植え替え作業を行いましょう。
ここでは、植え替えの目安や実際の植え替え手順・植え替えたあとの管理方法についてお伝えします。
正しいやり方や管理の方法を知って、ガジュマルを元気に育ててください。
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観葉植物ガジュマルの植え替えの目安
ガジュマルには植え替えのサインがあります。ガジュマルはいくつもの根が伸びて木になっています。この可愛らしい姿で観葉植物では人気が高く、育てている方も多い植物です。
ガジュマルの植え替えは、鉢から根がはみ出していなければ行う必要はありません。
植え替えから3年以上経過、購入から3年程経っているのであれば植え替えする
また、土の様子を見て、土が腐っていたり、根元が腐ってきている場合も鉢植えが必要になります。
植え替えは簡単ですので、そのままにせず是非植え替えしてみましょう。
観葉植物のガジュマルの植え替えをする時期と鉢の選び方
ガジュマルは5月が活発に成長していける時期なので植え替えで多少根が傷ついても回復していけます。ですから、植え替えに適している時期は成長が活発になる5月、気温が暑くなりすぎる7月、8月、寒くなりすぎる1月、2月などは避けた方が良いです。
その他に、放っておくと枯れる状態の根腐れ、土が悪くなっている時は植え替えの時期でなくても植え替えるようにしてください。
植え替えの時に気を付けなければならいないのが土
土はその植物に適した土がありますので、確認してから購入するようにしましょう。観葉植物の土という市販のものでしたらほとんどの観葉植物に合いますが、ガジュマルは根に水分を溜め込んでいるタイプの植物なので、多湿に弱くいので出来るだけ水捌けのよい土を購入しましょう。
鉢に大きさもも植え替えには重要
使用している鉢をまたそのまま使用するのではなく、ガジュマルも成長しているので少し大き目の鉢を用意して植え替えましょう。
鉢は、ガジュマルより2、3センチ隙間が空く大きさの物を用意しましょう。あまり大きすぎる鉢は良くありません。土が多いと水を与えた時に水分を吸いきれなくて土に水分が残り、根腐れの原因になります。
ガジュマルの植え替えに必要なものと実際の手順
植え替え時に事前に用意しておきたい物
少し大きめの鉢 | 一回り程度大きいもの。
大きすぎる鉢は根腐れの原因になります。 |
ハサミ | 清潔な物が良いですので、アルコール消毒ペーパーなどがあったら拭いて清潔にしておきましょう。 |
新しい土 | 水捌けのよい土をえらびましょう。 |
鉢底ネット | 鉢底石が出てこないようにするために使います。キッチンの生ごみ入れなどに使用するネットを切った物を使用してもかまいません。 |
鉢底石 | 軽石など水捌けのよい石を使用するとよいです。 |
ピンセット | 鉢から出したガジュマルの土を取るときに使いますが、手で撫でてとってもかまいません。 |
植え替えの方法
- 植え替え用の鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底石を引きます。
- 石は薄く全体に引くようにし、上から土を鉢の三分の一くらい入れておきます。
- 次に、ガジュマルを鉢から出します。なるべく引っこ抜かずに鉢の方に少し衝撃を与えて外しやすくしてから外すと良いです。
- ガジュマルの太い根の部分を手で支えながら鉢をひっくり返して抜き取ります。
- 根が腐っている場所があったら清潔なハサミで切り落とします。
- 切り落としたら、そのまま鉢にガジュマルを置き土をまた被せます。
根を少し残したまま植えるのがポイントです。最後に鉢から流れ出るくらいたっぷり水をやって出来上がりです。
ガジュマルを植え替えるときの根のお手入れについて
植え替えの時に、鉢にびっしり根が張っている事があります。そんな時は余分な部分の根を切り落とす必要がありますが、どの部分を切り落とすのが良いのでしょう。
ご説明します。
太い根を残す
細く出てきている物や、絡み合っている物は切ってしまって構いません。
大元の根が残っていれば他は切っても良い
枝分かれしてきている細い根は全部切り落としてしまいましょう。
もし、ハサミで切り落とすことができないくらい固い場合は、小さいノコギリで切り落としても良いですし、カッターサイズのノコギリなどのありますのでそちらで切り落とすようにしましょう。
ガジュマルを植え替えた後の管理方法・観葉植物植え替え後の注意点
植え替えをした後は、水がきちんと土に位置わたるように左右をゆすりながら土に染み込ませるようにし、水がすぐに掃けるかどうかも確認してください。水は土が完全に乾いたらその後はあげるようにします。
植え替えをした土は栄養が抜群、追肥は不要
置いておく場所にも注意が必要です。直射日光が当たる場所は避けて、日が入る明るい日陰に置きましょう。
また、風通しのよい場所に置くことで害虫が付くことも防ぐことができますので、植え替え後も気を付けて育てていくと良いですよ。