家庭菜園で冬に種まき出来る野菜は意外とある。その種類と育て方

夏野菜の時期が過ぎても、美味しい旬の野菜が食べたいと思うことはありませんか?

家庭菜園で冬は種をまく時期ではないと思っている方も多いと思いますが、冬の時期でも種まきが出来る野菜があります。

気温が低い時期なので野菜の種類は限られますが、冬に種をまいたり植え付けすることのメリットがあります。

冬の季節、家庭菜園で種まきが出来る野菜の種類とその育て方を紹介します。

緑の葉物、豆類、初心者でも育てやすい野菜などがありました。

また畑で作物を栽培する時には連鎖に気をつけましょう。連鎖障害がでやすい野菜や、出にくい野菜も紹介します。
家庭菜園の冬の種まきの参考にしてみてください。

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冬の家庭菜園はお休み?冬でも種まきや植え付けは出来る

家庭菜園の季節と言えば、春から秋にかけてと思われている方が多いですよね。
しかし、寒くなる冬でも種まきの出来る野菜があるのをご存知ですか?

12月や1月に植えられる野菜は、耐寒性が必須なのでとても限られてはいますが、無いわけではありません。

厳寒期にあたる12月や1月の種まきは、病害虫被害の少ない季節ですから、意外と手間がかからず育てることが出来るのでおすすめです。

寒さの厳しい時期ですから、低温障害による凍結被害には注意が必要です。
耐寒性のある品種ならビニールハウスの中で育てれば、寒さに負けず育ってくれます。

ただし、ビニールハウスは日中日当たりの良い場所に置いたり、気温が0度を下回るようなら温めたり室内に移すといった管理が必要になります。

家庭菜園で冬でも種まき出来る葉物野菜2つ

ここでは、家庭菜園で冬に種まき出来る葉物野菜をご紹介しましょう。

冬に種まきができる野菜

ほうれん草

ほうれん草が寒さに強いというのは意外かもしれませんね。
実はほうれん草は15~20度程度の涼しい環境を好み、0度以下でも生育を続けられ、マイナス10度程度まで耐えられると言われるほど寒さに強い野菜なのです。
ほうれん草は霜や寒さにあたると葉肉が厚くなって糖度も高くなるので、暖かい季節とは違う濃厚な味を楽しむことができます。

タアサイ

2月頃に収穫されて雪の中でも枯れないので、「ちぢみゆきな」とも呼ばれます。
冬には葉物野菜が少なくなるので、とてもありがたい存在ですよね。
味は癖がなく淡白ですが、カロテンはほうれん草よりも多いと言われいます。
マイナス3度でも成長し、マイナス10度まで耐えることができます。
外葉から少しずつ収穫することも出来るので、家庭菜園に向いていますよね。

この2つの葉物野菜は特に寒さに強いものですが、小松菜や青梗菜なども比較的寒さに強く育てることができ、冬に楽しめる野菜です。

冬でも家庭菜園したい。種まき出来る豆の種類と育て方

家庭菜園で冬に種まきするなら、豆類もおすすめです。

冬に種まきができる豆

ソラ豆

10~12月の寒い季節に種まきをして、春にはどんどん茎を伸ばし最終的には1mほどまで成長します。
乾燥した環境を好むので、土の表面が乾いたら水やりするようにしましょう。
また、栄養を沢山必要としますから、肥料をしっかりと土に混ぜ込み、追肥も必要になります。
収穫は翌年5~6月頃で、花が咲き終わってから30~40日後に上を向いていたさやが下に下がってきたら収穫します。
あまり手間もかからないので初心者でも手軽に楽しめる野菜です。
寒い季節を乗り越えてから収穫となるので、収穫できた時の喜びもひとしおです。

エンドウ

エンドウは収穫時期によっていろいろな呼ばれ方をします。
実が僅かに膨らんだ未熟なサヤを収穫すれば「サヤエンドウ」、成長した緑色のサヤと実なら「スナップエンドウ」、そしてサヤにシワが寄ってきてから収穫したものは「グリンピース」と呼ばれます。
どれも耳にしたことのある名前ですよね。
10~11月頃に種まきして、種まき1ヶ月後と開花前に追肥を行って、翌年の5~6月に収穫します。
株元に藁を敷いたり、不織布などで覆い防寒対策します。
エンドウは早い段階から収穫できるので、長い間楽しむことができますね。

年中家庭菜園。かいわれ大根なら生育も早い

家庭菜園で冬に種まきするなら、一年中栽培が可能なカイワレ大根もおすすめです。

ピリッとした辛味で薬味としても人気がありますよね。
彩りも添えることが出来るので、刺し身やサラダなどいろいろな料理に使うことができます。

育て方はとても簡単で、脱脂綿やスポンジなどを湿らせて容器に入れ、種が重ならないように均等に撒きます。

アルミホイルなどで覆い暗い場所で3日ほど放置すると発芽します。
発芽して5cmくらいまで成長したら、日のあたる場所に移動してましょう。
光に向かって成長するので、容器の向きを変えながらまっすぐに育てます。

カイワレ大根は、種まきから10日程度で収穫できますから、せっかちさんにもおすすすめの野菜です。

一年中家庭菜園を楽しむ方が気をつけること

家庭菜園で冬も種まきを行うと、一年中家庭菜園を楽しむことができます。
しかし、その分気をつけないといけないこともあります。

一年中土で作物を育てることになるので、連作障害に注意が必要になります。
同じ野菜を連続して育てることは避けましょう。

先程ご紹介したエンドウの場合には、一度育てると、4~5年は同じ畑で育てることができません。
エンドウは連作障害のでやすい野菜なのです。
ソラ豆なら3~4年、ほうれん草なら1年ほどあける必要があります。

また、同じ科に属する野菜も似た性質を持っている為、病害虫や好む肥料も似ています。
ですから、同じ科の野菜も植えることは避けて、性質の異なる野菜を植えるのがおすすめです。

計画的に順次異なる野菜を植えることを「輪作」と呼びます。
家庭菜園では限られた敷地内で育てることになるので、元気に野菜を育てるためにとても重要になります。

冬にも家庭菜園は楽しめます。
低温障害など気をつける点はありますが、病害虫も少ないので比較的手間なく育てることができますよ。
冬に強い野菜を知ることで、一年中家庭菜園を楽しめますね!