待ちに待った家庭菜園の大根の収穫。楽しみして食べてみたら大根が辛いと思うことはありませんか。
スーパーや八百屋で買う大根はここまで辛くないのに、なぜ家庭菜園の大根は辛くなってしまうのでしょう。
まずは大根が辛くなってしまう原因からみていきましょう。
土に問題がある場合、種まきに問題がある場合とその解決策を紹介します。
大根の収穫はいつしていますか?収穫のタイミングも大事なポイントでした。
またどんな大根が辛いと思いますか?見分け方がありますので参考にしてみてください。
次こそ辛くない大根を作ってみましょう。甘くなる方法を紹介します。
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家庭菜園で収穫した大根が辛い理由を紹介
健康の事も考えて、口に入るものは凝ってみたい。野菜も家庭菜園で育てて、健康に気を使いたい。良い考えだと思います。
でも、大根を家庭菜園で育てて、食べる時に「これは辛い」と感じたらショックですよね。どうしてなのでしょうか。
大根が辛いのは土に問題があった
土が硬かったりして、大根がまっすぐに成長できなかった事が原因だと考えられます。石などの障害物があると、これもまた大根がまっすぐに成長できないので、味が苦いことの原因になってしまいます。大根の美味しさは土作りから始まっているんですね。
大根の種まきの時期が適切ではなかった
不適切な時期に種まきをしてしまうと、実が大きくなるタイミングで環境が寒かったり暑かったりするので、十分に大きくなることができません。
大根は辛いことで有名ではありますが、その辛さを控えたいのであれば、適切な時期に種まきをすることが必要になってきます。
家庭菜園で辛い大根を作らない為の解決策
元々辛い大根ではありますが、家庭菜園で辛い大根を作らない為には、解決策が必要になります。
品種によって、種まきの時期も異なってきます。春採りは2月が種まき、収獲は4-5月、初夏採りは4月に種まき、収獲は6月頃、秋採りは9月頃に種まき、収獲は11月から2月頃が目処になっています。
上記でも触れていますが、種まきの時期も大根の辛さを左右するものとなってきます。上記で説明している時期を守り、大根を家庭菜園で上手に育てていって下さい。
大根の土作り
大根の土作りをする際、これも先程簡単に触れてはいますが、障害物があると、まっすぐに成長することはできません。土は柔らかめに、そして障害物があるものは取り除いて、大根がまっすぐに成長できるよう、土の状態をコントロールしていきましょう。
phも気にした方が良いと思います。大体、ph6が目安になります。
家庭菜園の大根が辛いのは収穫のタイミングがポイント
家庭菜園で育てた大根が辛い。その問題を抱えているのなら、もしかしたら、収獲の時期がずれていたから、大根が妙に辛いと感じるのだと思います。
大根がまだ成長しない時期に収獲すると、辛い傾向がある
まだ実が未熟の時に収獲をすると、まだ成長が終わっていないので、味としては、辛い傾向にあります。これからまだ成長できる段階にあるので、味としてはまだ辛いという状況でしょうか。辛い大根を好むのであれば、若い時期に収獲した大根を食べることをお勧めします。
でも、「私は辛い大根ではなく、もう少し味がマイルドなものを食べたい」と思うのであれば、しっかりと熟したものを収獲する必要があります。細すぎるとまだ時期ではないので、太さ加減も見てからの収獲の方が良さそうです。収獲する時期と大根の辛さは関係しているんですね。
ただ、あまり放置しておくと、これも時期を逃すことになります。ある程度の大きさになったら、収獲して食べてみてはいかがでしょうか。大根を収獲するタイミングが味を左右していくんですね。
家庭菜園の大根は辛い?見分け方を紹介
家庭菜園の大根を収獲する時に、どれが辛くて、どれがそうでもないのか、見分ける方法があれば、より便利だなと感じると思います。
辛くない大根を見分ける方法
細さ
細い大根は、辛い傾向にあります。上記でも説明していますが、成長がまだ未熟である可能性もありますので、辛い大根な可能性が高いです。栄養が十分ではなかった可能性もあるので、辛さがどうしても味の中で残ってしまいます。
曲がっている
障害物があったり、土が硬すぎて、まっすぐに成長できなかった大根は、辛い傾向にあります。曲がった大根を作らない為にも、土作りには気をつけましょう。
夏に収獲した(収獲には季節はずれ)
夏に収獲した大根は、収獲の時期からはずれているので、上手に実が成長できなかった可能性があります。そうなると、味も辛くなってくるので、この時期に収獲するのであれば、辛さについても、覚悟が必要になります。
家庭菜園の辛い大根を甘くする方法を紹介
家庭菜園の大根をできるだけ味を甘いものにして、食べる時により美味しいものにしたい。そんな願望を持っている方の為に、家庭菜園で収獲する大根が、甘くなる方法を紹介していきます。
同じ場所で大根を栽培し続ける
全ての野菜に当てはまる訳ではないので、他の野菜を育てる時は、独自で調べてみて下さい。ですが、大根の場合、同じ種類の大根を同じ場所で育て続けると、甘いものができます。
ただ、それだけで気を抜かないで下さい。例え、同じ場所で大根を栽培し続けたとしても、やり方が間違っていれば、甘いものはできません。甘い大根を作るコツとなるようなものは上記で紹介してきたので、その点も忘れずに家庭菜園で育てていって下さい。
家庭菜園で大根を育てると、味が辛いものが出来上がってしまう。そんな悩みの解決になるものを数点上記で紹介してきましたが、参考になるものはありましたか?土を作る時にも、大根がまっすぐに育つように、障害物になるようなものを排除していったり、蒔く時期が間違ってしたりすると、大根の実が成長する時に、必要な暑さなどが欠けて、味にも影響してしまいます。種を蒔く時期など、注意しながら、家庭菜園を楽しんでいって下さい。