観葉植物の鉢植えで人気の種類!初心者でも育てやすい品種

観葉植物にはたくさんの種類があり、鉢植えで何か欲しいと思っても、どれを選べがいいか悩んでしまいますよね。

そこで、初心者にも育てやすく、人気のある代表的な種類をご紹介します。

観葉植物はお部屋のインテリアとしても楽しむ人が増えています。お部屋の中にグリーンがあると、見た目にもおしゃれになりますし、リラックスできる空間にもなります。

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鉢植えの観葉植物で人気の種類、育てやすいポトス

育てやすくて人気な植物といえば「観葉植物」を連想される人も多いかと思いますが、どのような観葉植物を購入したら良いのか、はじめての場合は全くわからないですよね。
見た目が良いだけで購入したら、すぐに枯れてしまったなんてことがないように、オススメ室内用の観葉植物を紹介したいと思います。

まずはじめにオススメするのはツル状の観葉植物です。
インテリアをとってもオシャレに飾ってくれるツル状の植物は、どこに飾ったとしても雰囲気を出してくれるのでとっても便利な存在です。
あとは、床に直置きというより棚に置いたり天井から吊り下げたり、と衛生的にも魅力の高い種類と言えるでしょう。

●ポトス
観葉植物初心者の人でも聞いたことがある有名な植物といえばポトスです。
このポトスは東南アジアの亜熱帯や熱帯雨林で自生しています。
清々しい見た目からは、湿気の多い熱帯雨林で育ってるなんて想像つかないですよね。
幹というよりツタが伸びていくポトスですので、支えの棒を使用すれば下から上へインテリアとして飾ることができますし、棒を使用しないと永久的に地をはって伸び続けていくというのが特徴的な植物です。

太陽の光は必要としますが、耐陰性も高い事からあらゆる室内の空間に対応できるということもオススメな点といえるのです。
ただ、耐寒性は若干弱い品種が多いため、寒いところには注意が必要になるでしょう。
玄関など、冬場の寒さを考えたら考慮しなくてはいけませんね。

観葉植物で人気の種類、鉢植えで楽しめるモンステラ

次に紹介したい鉢植えの観葉植物は「モンステラ」です。

●モンステラ
名前だけだとイメージが湧きませんが、ハワイアンキルトなどの柄では良く使用されている葉の形が特徴的なのがこのモンステラです。
原産が熱帯アメリカで自生しており、種類は何十種類にも及びます。
薄暗いジャングル出身なだけに陽は好みますが直射日光は苦手としています。

何と言っても特徴的なのが葉の形です。
大きな葉は生長するにつれ深い切れ込みや穴が空いたような状態になるので初めて見た人は破れているのかも?なんて心配してしまうかもしれません。
これはモンステラ特有の葉の形状ですので、この特徴的な葉のおかげで話題となり、人気がでた一つとも言えるでしょう。
サイズもミドルサイズ(約30cm位~50cm位)の大きさも多く流通しているため比較的購入しやすいという点も人気の理由です。

また、太陽の光が入らない場所でもたくましく育ってくれるというところもオススメできるポイントです。
乾燥には比較的強いため、少し水やりを忘れてしまったくらいでは枯らすことがありませんので安心して育てることができます。
どんどん生長してくるにつれ大型にも変化するので、インテリアとしても変化させる楽しみさえ味わえるのがモンステラなのです。

狭いスペースでも鉢植えで楽しめる種類、アジアンタム

次に紹介したいのは、スペースはなかなかとれないけどなんとか観葉植物を置きたいと考えている人にオススメなスペースを取らない観葉植物です。

●アジアンタム
比較的、ミドルサイズの中でも小さくコンパクトに販売しているのがこのアジアンタムです。アジアンと名称があるだけに、日本にも自生している品種です。
幹は細く、途中から枝別れてしていて小さい可愛らしい卵型の葉が密集してなっているというのが見た目の特徴です。
シダ科の植物のため、実や花は一切咲かないという特徴も持っています。
花言葉も「繊細」など重なり合った無数の葉からのイメージなのか風水では陰の空気を吸い取ってくれるとも言われているためトイレに飾るなんて人もいるほどです。

育て方は、生長期の5月~9月頃に植え替え作業をおこないます。
耐陰性はある程度ありますが、乾燥にはとても弱いため水やりの環境は徹底しておく必要があります。
水はけのよい土を好むので、鉢の一番下に軽石を敷いてあげることをオススメします。
赤玉土(無機質の土)や腐葉土もオススメですが、市販の観葉植物専用の土でも十分対応できますので、ホームセンター等で相談してみて下さい。

耐寒性に関しては弱い品種が多いです。耐陰性は強いですが寒い環境は適して無いため、トイレでも比較的暖かい環境の場合、玄関でも冬場は暖房が行き渡っている空間であることが元気に育つ上で大切になってくるでしょう。

赤やピンクの仏炎苞が印象的な観葉植物、アンスリウム

オススメ鉢植え観葉植物はまだまだあります。
次に紹介したいのは「アンスリウム」という観葉植物です。

●アンスリウム(アンスリューム)
ホームセンターでもよく見かけるほど多く流通しているのが特徴的な観葉植物です。
原産は、中南米(コロンビアやグアテマラ等)に自生しており、葉や苞が美しいという理由からもオススメな観葉植物です。

苞とは、花のように見える部分のことを言い、種類によっては、大きな葉の付け根部分から長い茎が真っ直ぐ生えており、先端に真っ赤な苞が実っているという形が特徴的です。こちらのアンスリウムは耐陰性が強いと言われており太陽の光が入らない部屋に飾っておくことができる点からみてもオススメな種類です。

ただ、熱帯地域原産のため、耐寒性は弱いので寒さ対策は必要になってくるでしょう。
強い日差しには弱いのですが、太陽の光を必要とするので、普段は太陽の光の入らない場所に置いておくことも良いですが、日中の日差しのある時間帯は太陽の光を浴びさせて上げて下さい。

おしゃれなインテリアとの相性も良いパキラ

最後になりましたが、観葉植物の王様と言われるほど人気が高く、育てやすいのが「パキラ」です。
初心者の人でも、知ってるという人が多いほど一般的には主流の観葉植物ともいえるのです。
こちらのパキラもとっても育てやすいという理由から初心者の人にはオススメできる鉢植え観葉植物の一つです。

パキラ
中南米原産のパキラは水没するような環境で自生していることからも、水にとても強いと言われています。
雨季の水没する環境でも根腐れすることなく元気に育っているからです。
パキラは樹木の一種で、太く主張している幹は種類によってはラセンを描きクルクルと交差しながら真っ直ぐ伸びているのが特徴的で、大きな艶のある緑色の葉が約5枚ほどなっています。
配置場所として耐陰性に優れているという点がオススメポイントです。

室内のどこの場所でも育ってくれるパキラですが、耐寒性と日照不足の対応が弱いために玄関に置きっぱなしで枯らしてしまったということだけは注意が必要のようです。
ですので、日常では陽の入らない場所に置いておくことも可能ですが、陽の当たる昼間には場所を移動させる必要もあるでしょう。
かと言って直射日光は、葉焼けの原因になりますので、レースカーテン越しの窓際に置くという工夫も必要かもしれません。
伸びすぎてしまったから・・・と剪定してもちょっとのことでは枯れない強靭なパキラですので、安心して植え替え作業を行なうことができるのです。
生長の早いパキラは葉が成長しすぎるにつれて重みで下に向き始めたら注意が必要です。その場合、幹や枝に大きな負荷がかからぬよう、市販の棒で支えてあげるなどの対策が必要とされます。

ここまで、様々な鉢植えタイプの観葉植物を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
上記で紹介した観葉植物の種類の何百もさらに品種は存在していますので、ぜひ気に入った観葉植物をご自身の目で探してみて下さいね。