穫れたての野菜は新鮮で水々しくとても美味しいものですが、中でも家庭菜園で作る枝豆の味は格別ではないでしょうか。
そこで今回は家庭菜園で作る枝豆の育て方について紹介したいと思います。
まずは基本的な栽培の時期や収穫の時期など栽培の流れをみていきましょう。
枝豆は種を蒔いて育てる方法と、苗を購入してきて植え付けて育てる方法があります。
たくさん育てたい場合は種から、初心者の場合は苗を購入すると良いでしょう。
枝豆は土作りも重要です。土作りの他に間引き・支柱・摘芯などの育て方も確認しておきましょう。
また害虫対策の方法も参考にしてみてください。家庭菜園の美味しい枝豆の収穫が待ち遠しいですね。
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家庭菜園で枝豆を育てる場合の育て方のポイントや流れ
少しでも経済的にしたい。
農薬などもコントロールして、家族や自分自身にも良いものを作っていきたい。
家庭菜園ではそれが可能になってくると思います。
枝豆を家庭菜園で育てる時のポイント
枝豆について
色もいくつかあり、栽培の時期も異なります。あなたが育てたい品種がどの時期に育てるのが適切なのか、調べてから栽培すると良いと思います。
また、他の野菜にも言えることですが、鳥などが実を食べてしまいます。何か対策を練っておくと良いと思います。
時期について
夏に収獲したい場合ですが、春頃、4月に植え、秋に収獲するのであれば、7月に種を蒔いて、10月頃に収獲していきます。
収獲するサイン
枝豆の大きさですが、8割ほど膨らんだ時がサインになります。その位の大きさになったら、収獲していきましょう。
家庭菜園の枝豆は種からの育て方と苗からの育て方
家庭菜園で枝豆を育てる場合ですが、育て方には2種類あります。種からの場合と、苗からの場合になります。
枝豆を種から育てる場合
ポット播きが初心者にはお勧めになります。ポットを用意して、9cmのポリポットに種を数粒蒔いていきます。
その後ですが、発芽するのを待つことになります。それまでは水がエネルギーになるので、水やりをたっぷりとしていきます。
発芽するのに1週間ほどの時間がかかります。
苗の育て方
まずは良い苗を選ぶことがスタートになってきます。どんな点に注意したら良いかというと、葉っぱが緑でしっかりしているもの、また茎が太く健康そうにみえるものを選んでいきます。
変色しているものや虫がついているものは、既に弱っていると思います。あまり苗には触れない方が良いですが、色や見た目で虫がついていないものを選ぶと良いと思います。立派な本葉がついているものを選ぶのも良いポイントになります。
枝豆の育て方。家庭菜園で大事な土の準備について
家庭菜園で枝豆を丈夫に育てるには、まず、土作りからがスタートになります。少し面倒なプロセスになるかもしれませんが、これが元気な枝豆を収獲できるかできないか左右する部分になります。
美味しい枝豆を収獲する方法
収獲2週間前
土をよく耕しておきます。そして、苦土石灰を手で2-3握り位混ぜ合わせて、土作りを始めていきます。
1週間前
上記の作業を終えたら、今度は、堆肥と元肥を1kg位入れて耕します。後は、化成肥料と過リン酸石灰を入れて、よく耕していきます。これで、土作りの完成になります。
畝をつくる
今度は畝を作っていきます。1条の場合は、横が40cm、縦が20cm、深さが10cmのもの、2条の場合は、横が60cm、苗と苗の間が25cmから30cmのものを作っていきます。
土寄せも必要
枝豆が大きくなったら、今度は土で支えてあげます。土寄せという作業になりますが、この作業で大きくなった枝豆を支えてあげます。
枝豆栽培に必要な間引き・支柱・摘芯のやり方
順調に枝豆を栽培していくと、間引き・支柱・摘芯という作業が必要になります。
枝豆の本葉が出た頃を目安に行う
間引き
元気のないものを引き、元気なものを大切に育てていきます。そうすることにより、元気な苗の日当たりと風通しがよくなり、良く成長しているものに集中して栽培することができます。
支柱
先程は、「土寄せ」について説明していきましたが、支柱でも、成長している枝豆の枝や茎を支えることができます。枝豆が成長してきた頃を見計らって、支柱を1本使用して、苗を支えてあげて下さい。
摘心
頂芽という部分を切っていきます。その作業をすることにより、切った部分から花が咲いていくので、より枝豆を成長させることができます。
家庭菜園の枝豆の害虫対策や収穫時期について
どの野菜を育てる上で、虫からの攻撃がつきものです。家庭菜園で枝豆を栽培していても、やはり虫が発生するのでその攻撃で病気になってしまいます。
しっかり対策をして、元気な枝豆を収獲していきましょう。
枝豆にはどんな害虫からの攻撃があるか
- カメムシ類:枝豆のさやに茶色の斑点ができる。駆除方法は、農薬で対応。
- ハンスモンヨトウ:葉っぱに白いものがある。ハンスモンヨトウが葉っぱを食べている跡です。これも、無農薬で対応していきます。
対策
寒暖差をご存知ですか?それを応用して、虫が枝豆につかないようにすることができます。
予防対策にもなりますね。時期は花がつく頃に寒暖差を使用して虫がつくのを予防すると良いと思います。
収獲の時期
花が咲いてから40日ほどが目安です。上記でも説明していますが、実が8割程パンパンになってきたら、それも良いサインになります。収獲の時期は1週間ほどなので、あまりまちすぎずに収獲して、時期を見逃さないようにしましょう。
家庭菜園で枝豆を育てる意気込みがある方、種から育てる方法、苗から育てる方法、両方を説明してきました。土作りから始まり、収獲の時の大きさのサイズ、間引きや支柱、摘心についても触れてきました。これから家庭菜園で枝豆を育てたい方ですが、参考にして下さい。虫も悪さをします。収獲に響くので、寒冷紗などを利用して、対策していきましょう。