室内で育てる観葉植物は、その植物と鉢もお部屋のインテリアの一つになります。
お部屋の雰囲気をよりおしゃれに見せたいという場合には、鉢選びにもこだわるとよりスタイリッシュになりますよね。
そこで、鉢の選び方や素材の特徴、室内に置くのにおすすめの鉢などをご紹介します。
鉢が変わるだけでも、その場所の雰囲気が大きく変わることもあります。鉢をお気に入りの物に変えると、お世話もより楽しくなるはずです。
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観葉植物の鉢の仕様と素材について
リビングや玄関を彩ってくれるインテリアと言えば「観葉植物」ですよね。
部屋の端においておくだけで雰囲気が明るいものにもなり、印象をガラッと変えてくれる不思議なチカラも感じます。
そんな観葉植物をより際立たせるためには、鉢の存在もとても重要です。
では、どんな種類の鉢ならインテリアとしてふさわしいのでしょうか?
検証してみたいと思います。
そもそもホームセンター等で売られている時に使用されている鉢といえば、プラスチック状の紺色、または白色の鉢をとても多くみかけます。
植物の大きさによっては、ポットなど鉢としては頼りない状態で販売されていることもありますよね。
そんな状態の鉢をそのまま部屋に飾るようでは、なかなかインテリアとして難しいとも言えるので、では、購入してから自分の好みの鉢に変えてしまいましょう。
方法は色々ありますが、まず鉢の素材です。
購入時のプラスチック製のものもあれば、陶器やガラスなど様々な種類が存在しています。あとは、素焼の鉢です。ホームセンターでも見かけるのが、このタイプの茶色の鉢です。丸形で鉢の上部に向かって開いている素焼の鉢は、販売時にも使用されていることも有るくらい多く出回っています。
あとは、どこの場所に置くのか?という事も鉢を選ぶ上で重要になってくるでしょう。
室内に置く観葉植物のおしゃれなで使いやすい鉢
室内に置くタイプでおしゃれな鉢といえば、竹や紙で編み込んで作られている鉢カバーです。
鉢カバーのメリット
編み込んで作られている鉢カバーのメリットとしては、何と言っても手軽さです。
わざわざ植え替える必要が無いので、購入してそのままカバーに入れるだけな簡単作業ともいえるからです。
種類も多彩で竹や木や紙といったようにインテリアとしても、主張しすぎることがないので優しく柔らかいイメージを与えてくれます。
鉢カバーのデメリット
あまり大きなデメリットは無いのですが、植え替え作業にいちいち取り出さなくてはいけない点でしょうか?
私自身はデメリットはさほど感じません。
あとは、植物が大きくなるにつれサイズの変化に対応できないという点も言えると思います。
せっかくジャストサイズを購入したのに、大きくなりすぎて使えなくなってしまったなんてことはよくあるパターンでもありますね。
あとは、コスト面が若干気になるところです。
小さいタイプなら100円ショップで小物入れのようなタイプを購入して、鉢カバーとして使用することもできますが、大きいタイプになるとそうはいきません。
専用の鉢カバーという形になってくるので安くても、1000円以上はかかると思っておいた方が良いかもしれません。
おしゃれな部屋に見せるコツは鉢とお部屋のテイストを合わせて
鉢を購入する上で大切な点を何点か紹介したいと思います。
部屋のイメージと鉢のイメージを合わせる
これはとっても大切な事ですよね。
例えば、大げさなイメージで説明しますと、お部屋がとってもカラフルだったとします。
赤や青、黄色といった原色に囲まれているような元気な部屋に、落ち着いた茶色の素焼の鉢をおいておくとします。
この合わせ方は少し違和感を感じますよね?
素焼の茶色の鉢ならば、「和」を大切にしているような畳の部屋などに落ち着いた雰囲気を取り込んでくれる印象がありますので、そういった場所にオススメです。
では、カラフルな部屋にはどのような鉢が合うのでしょうか?
わたし個人の見解としては、赤い色やこれまた別の原色のプラスチック製の鉢が、ぴったりマッチするのではないかと思います。
大きいホームセンターによっては原色のカラフルな鉢も販売されていますので、是非一度見に行ってみて下さい。
あとは、購入時についてた鉢を自分でアレンジしてみましょう。
好きな柄の布を貼って、エスニック風にしてみたりするだけで、植え替え作業の手間もなくコストもさほどかからずアレンジできると思います。
次は新築などに多いモダンなお部屋の鉢は、どのようなタイプの鉢を選べば良いでしょうか?
こちらもわたし個人の見解ですが、このタイプの家は、鉢を選びやすいのが特徴かと思います。
部屋自体がこちゃこちゃうるさくないので、鉢の色や種類も柔らかいイメージの物を使用すると映えるのではないでしょうか。
例えば、木の枠の鉢カバーや黒や白の陶器など、鉢を選ぶ上でもシックな色や素材を活かせる色を選ぶことでインテリアの邪魔をすることは無いと思います。
観葉植物の鉢のサイズの選び方
では、それぞれの観葉植物に合った鉢のサイズって決まっているのでしょうか?
決め方といっては目安があります。
確かに、鉢の大きさに対して小さすぎる植物だとバランスも悪いですし、逆に鉢に対してビチビチに入ってる植物は見てるだけで可哀そうになってきますよね?
ただ、サイズと言っても置く場所も重要なのでそこはポイントとして考えた上で選んでほしいと思います。
そこで、見た目にも違和感なくジャストな目安のサイズを紹介したいと思います。
- 外に置く場合
ベランダ等、窓から見えても癒やしてくれるような場所に置く場合として適している鉢は重めな鉢や割れづらい鉢という点を基本として考えなくてはいけません。
台風で飛ばされてしまうような軽い鉢は決して適しているとは言えないでしょう。 - 植物のサイズに対しての鉢の大きさ
サイズとしては、植物の直径と高さによって決まってきます。
例えば、一般的によく見かけるミドルサイズの植物の場合、40cm位~120cm位と設定した場合、選ぶ鉢のサイズは内寸が20cm~28cmのものを選ぶと好ましいとも言われています。
背が20cm位の植物も良く見かけますが、この場合は内寸が11cm~18cm位の鉢を選ぶと好ましいでしょう。
購入した時の鉢のサイズも確認した上で(鉢の裏面に記載してありますので)植物の大きさに違和感のない鉢のサイズを購入するよう心がけることをオススメします。
インテリアのポイントになるおしゃれな飾り方
大きさによっても異なりますが、インテリアの1つとして取り入れるのであれば、場所はとても重要になってきますよね。
例えば大きい観葉植物なら、部屋の中央に飾ると違和感絶大になってしまいます。
大きい観葉植物ならリビング中央などに階段があるモダンな家であれば、さり気なく階段横に設置しておくと、おしゃれさはグッと増すと思います。
あとは、リビングの窓の脇です。
この場所は、わりとどんなタイプの鉢もインテリアの邪魔になることは少なく、選びやすい場所としてもオススメです。
ツルの長い観葉植物なんかも、窓枠をつたわらせるように配置しておくだけで窓枠に緑色が映える意味では適した場所とも言えるのではないでしょうか。
あとは、小さいタイプの鉢です。
100円ショップでも購入可能な手のひらサイズの小さいタイプは、置く場所を選ぶことなく簡単に色々な場所へ設置することができます。
購入コストも抑えれて、玄関の下駄箱上やリビングのテーブル中央、テレビの横などあらゆるところに設置できるのでとってもオススメなサイズともいえます。
ただ、設置しすぎるのは要注意です。
安いし、簡単に配置できるからと、あらゆるところに置いてしまうと、景観を邪魔しかねないし、雑多に見えてしまいます。
配置場所と個数も考えた上で購入することをオススメします。
部屋のイメージをガラッと変えてくれる観葉植物の存在は、部屋に欠かせないものともいえるので、是非、家の雰囲気に合った素敵な観葉植物に出会えれば嬉しいですね。