モンステラは丈夫な観葉植物なのでとても育てやすく、数年で大きく葉を伸ばしていきます。
大きくなった葉は広がったり倒れてしまうので支柱を立てて支えてあげましょう。
ここでは大きく育ったモンステラの支柱の立て方を紹介します。支柱は100均の商品でも十分です。
支柱の他に支柱に結びつける紐も100均で購入できます。この時の紐はきつく結ばないのがポイントです。
大きく広がったモンステラが支柱を立てることで、すっきりとします。
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モンステラの支柱や道具は100均で揃う
購入当時よりも背が高く育つモンステラは茎が柔らかく独り立ちできるような硬さではありません。そのままにしておくと茎が折れてしまい傷んだり、根が折れてしまうことがあります。しなりがない硬い支柱を用意し補助する必要があります。
用意するものを紹介します。
- 支柱
伸びたモンステラの高さにあわせた長さのもの - ワイヤー入り紐
間に細いワイヤーが入っているもので形状が自由に変えられるタイプのものがあります。あらかじめカットされているものもありそのままの長さで使ったりつなげて長さを出すこともできます。
100均で購入したモンステラの成長に合わせて支柱を立てる
モンステラは支柱を立てないで育てると横に伸び置き場所に困ってしまいます。横に伸ばさない時は支柱を使って支える必要があります。
支柱を立てるタイミング
モンステラが育ち傾いてきたら
割り箸の半分くらいの長さの支柱が必要になります。まだ茎全体に支柱は必要ではなく傾いてきた根の部分から倒れないように土から一番太い茎のみを支柱で支えましょう。中心にワイヤーが入っている紐か麻ひもを使って少し遊びを持たせた状態でくくりつけましょう。
葉がそれぞれの方向に向いてしなってきたら
2年くらいたってきたら支柱がないとあちこちの方向に向いて幅を取ってしまったり、鉢が倒れやすくなってしまいます。上の方向に伸ばし安定感を持たせるためにも支柱が必要になります。茎よりも5センチくらい離れた場所に2本の支柱を立てて締め付けすぎないように茎と支柱を縛りましょう。
さらに大きくなったときには
モンステラを囲むように三角に支柱を立ててくくりつけましょう。出てくる葉の数よりも支柱の数が少なく1本の支柱に何本もくくりつけると生育方向が変わってしまいモンステラに影響してしまいます。成長に合わせて支柱の数を増やしましょう。
モンステラに支柱を立てる時の注意点
支柱は根から少し離す
茎から離さず支柱をさしてしまうと根が浅く支柱をさした時に根を切ってしまうことがあります。水の吸い上げや栄養を吸収するための大事な根を傷つけないように離して支柱をさしましょう。なかなかささらない場合は無理をせず場所を変えましょう。
茎から生えている根側に支柱をたてる
モンステラの根には地中から生える根と茎の途中から出る根があります。知識が無いと病気にかかってしまったのでは無いかと気になってしまいますが、この植物の特性なのです。茎から出る根には意味があり室内の水分や植物にとって必要の無い水や老廃物を排出することが出来ます。その根の近くに支柱があると自然と巻くことがあります。
モンステラに支柱が必要な理由とメリット
支柱があることで隙間を作ることができる
支柱がない状態だと大きな葉が重なってしまい日光が当たらない場所や通気ができない状態になってしまいます。支柱を立てて茎をくくりつける事で葉が重ならず密着した面を作らないことから全体に日が当たり通気が良くなります。
支柱に留めて素敵にまとまる
茎の先に大きな葉があるモンステラは茎が大きくなると茎の力では支えきれず支柱を使って支えていないと鉢ごと倒れてしまうことがあります。支柱を使って重心を中心で支える必要があります。
モンステラの支柱や紐などは100均で
モンステラは100均の支柱を使って育てることができます。何本か入っているためモンステラの大きさに合わせて本数を変えることができます、また素材がプラスチックコーティングされているため時間が経っても腐敗することがなく繰り返し使用することができます。
支柱に結束するためのアイテム
ワイヤー入り紐
間に細いワイヤーが入っていてねじるだけで解けず固定することができます。同じ長さにカットされていて使う際に便利です。また色が自然になじむグリーンのため景観を邪魔しません。
麻ひも
丸く巻いて売っているものが多く必要な長さに切って使うタイプです。茎の太さや支柱までの距離に合わせて使うことができます。100均の荷造りコーナーで見かけたことがあります。自然素材のためモンステラになじみます。
縛り方
茎と、支柱をただ縛るのではなく間をねじって8の字になるように縛りましょう。紐と茎の間に指一本分くらいのゆとりを持たせて縛ると成長の過程で傷つけることを防ぐことができます。また定期的に縛っている紐を確認し茎にとって窮屈ではないか、腐敗していないかを見ましょう。