花の水やりが心配?これで留守中の草花を乾燥から守れます

家族みんなで旅行に出掛ける、一人暮らしで長期の出張などで家を留守にする場合など、おうちで花を育てていると、水やりの心配がつきまといます。

知人などに水やりを頼める方は良いですが、信頼できる知人が周りにいない方は、困ってしましますよね。

そこでお家を留守にする場合の、お花の水やりについて、留守中の対策についてご紹介をいたします。

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2~3日お家を留守にする場合の花の水やり

花を自宅で育てている人は、家族旅行などで家が留守になってしまう時には、花の水やりが気がかりの一つだと思います。
毎日水をあげていたものだと2~3日の外出でもとてもどうしようか悩みます。

基本的には2~3日程度であれば、出かける前にきちんとしておけば枯れたりする心配は少なくなります。

留守にする前にはたっぷりのお水をあげる

出かける前に、花にしっかりといつも以上の量の水をあげましょう。
この時、種類にもよりますが、葉に水をかけてあげるのも有効です。

花の種類などによりますが、直接水をあげる方法の他に、鉢の水受けトレーに水を入れておくことでもOKです。

出かける前日に時間があるなら、花を植えている鉢ごと水につけて水分を与えるのもおすすめです。
この時、鉢が全部水の中に入ってしまわないように、鉢の半分より下程度の1/3になる水位にします。

花を日陰に移動する

外で育てている花の場合には、できるだけ直射日光が当たらない場所に移動しましょう。その時直射日光があたっていなくても、時間が経つと太陽が移動してあたるかのうせいがあるので、あたらない日陰を選んで見つけましょう。
また、家の中の花の場合も、窓際に置いてあると日があたるのでそういった場所は避けて花を置きましょう。

3日以上お家を留守にするならグッズを使った花の水やりがおすすめ

長期の旅行となると3日以上家をあけることになります。
そういった時は、上記の方法では花の水やりは十分とは言えません。

水やりグッズ

ホームセンターや園芸店に水やりの便利グッズが売られているのでそれを活用しましょう。

例えば、差し込んで使うタイプのものです。

容器の先の水の出る部分が素焼きになっているので、容器に入れた水がその部分から時間をかけてゆっくりと出てくる仕様になります。

容器の大きさも色々あるので、家を留守にする期間によってお好みで選ぶのがおすすめです。

ペットボトル

また、ペットボトルも留守の間の水やりグッズとして使うことができます。

使い終わったペットボトルをよく洗い水を入れます。
そのまま使うのでは水が一気に出てしまいます。
水の出る量が調整できるグッズや100均でも売られている、専用のキャップをつかうと少しずつ染み出すように水をだし、留守中の水やりをしてくれます。

外の花や家庭菜園、長期の留守に対応してくれる水やりシステム

鉢に入った花であれば、便利グッズを使ったり先ほどの方法でもOK。
1週間以上家を留守にしたり、外に植えられている家庭菜園であれば難しいものがあります。

先ほどの様に水やりグッズを使うのですが、違う部分は電動という点と水の量です。

電動水やりシステムのメリット

タイマーがついていたり、外の蛇口に直接ホースを繋げたり、タンクに水をためてそこから水をまいてくれるということもできます。

タイマーの種類によりますが、水やりの間隔を1日に1回、2日に1回など指定できますので、水のやりすぎや花が枯れることを防ぎます。
さらに、水やりをする時間帯も指定できるので朝一番や気温の高い日中など、好みの時間を設定するといいでしょう。

水やりの場所が一箇所ではない場合、パーツを使ったりつなぎ方を工夫すると水やりしたい部分全体にすることもできるので、活用することもできます。

使い方に不安があったり初めて使うときには、数日余裕をもって用意をしてきちんと水やりができているか確認しておくと、長期間の旅行も安心して楽しめそうです。

花を乾燥から守る方法について

家を留守にする時は、いろんな対策をしてもなるべく花の乾燥を防ぎたいものです。

花は生きているので呼吸をする

その時に水分を出してしまっているので、水分が失われてしまいます。

少しでもそれを和らげるためにも、日の当たらない場所に置いておくのがおすすめです。

また、鉢に入っている花の限定になってしまいますが、水やりと並行して少し工夫をしておくと乾燥を防ぐことができるのでご紹介します。

乾燥させない工夫

  • 鉢の下に水受けトレーに水を入れておく
  • 水受けトレーがない場合にはいらなくなったタオルを濡らし鉢の底に敷く
  • 窓から離した日陰の他に湿度の高い場所におく
  • 浴室などは湿気も多いので、空気中の水分が植物に潤いを与えるのでおすすめ
  • 水気を含んだ花の鉢の水分を逃さないウッドチップやバークチップを敷き詰める(土の表面が隠れるので、乾燥を防ぐ)

どれもそれ程手間のかかるものではないので、花を乾燥から守るためにやってみるのがおすすめです。

保水剤を利用した花の水やり

土と混ぜて使う保水剤を使うという方法もあります。
これは使ったときとそうでないときの水やりの回数が減ります。

元は顆粒状なのですが、水と合わせると水を含んで膨らみ、そこから土に水を送るといった方法です。

これは、土にかけるのではなく混ぜ合わせる必要があるので、花を植えた後に使う際には向きません。

植え替え時に行う保水剤

植える前に留守中の水やりの事を想定して保水剤を混ぜておくといいですね。

一度混ぜると数年使えるものが多い

普段の水やりも楽になりますし、急に家を留守にするときでも安心です。

期間が長いのでいつ保水剤を入れたかわからなくなるので、メモしておくとすぐに確認でき忘れることもないのでおすすめです。

そのまま使える保水剤もある

植え替え時に行う手間がなく水やりと同様にかけるだけでOKの保水材も売られています。
これを使えば、植えた後でもそのままでよいので便利です。
しかし、効果はもって3ヶ月程度なので長期間の効果は望めません。
普段はきちんと水やりができる人は、このタイプでも十分です。