ポトスは育てやすいがゆえに、いつの間にかつるが伸びすぎて、困ってしまうことがあります。
そんな時におすすめなのが支柱を使って、ポトスを育てる方法です。
ここでは支柱への巻き方について、支柱の種類についても紹介をいたします。またカットしたポトスを水挿しし、ヘゴに巻きつけヘゴ仕立てにする方法も合わせてご紹介をいたします。ポトスを増やす際の参考にもなさってください。
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ヘゴの支柱を使ったポトス巻き方、ポトスタワーの作り方
ヘゴとは常緑性の食物で温かい地域で生えている大きな木です。
ヘゴを使った支柱はポトスタワーを作るのに最適
ヘゴの支柱のささくれ立ったような肌は、ポトスが伸びてつるが絡まるには丁度いい引っ掛かりになります。また植物同士の自然な感触がポトスを傷つけません。
ヘゴの支柱は保水できる
ささくれ立った木肌は根から吸い上げた水分を保水しやすく、絡まってきたポトスが根を伸ばし水分を吸い上げるには適しています。
支柱の立て方
- 支柱を植木鉢真ん中に底までしっかりと差込ます。さし込みが甘いとポトスが伸びてきた時に重みが加わり重みで倒壊してしまいます。
- 水栽培で根が出ている状態のポトスをヘゴの支柱から4センチ~5センチ離れた場所に植えます。
- 数本のポトスを交差させながらヘゴの支柱に絡めていきます。成長と共にポトスの茎が太くなりしなやかさがなくなるので少し遊びを持たせて絡めましょう。
定期的に確認し形を作っていきましょう。
ポトスの支柱にヘゴが向いている理由
茎が柔らかくつる植物のポトスは上からぶら下げて下がってくる感じを楽しんだり、壁に這わせて横に伸ばしたりして色々な方法があります。またその特性を生かして支柱を使う事で上へ伸ばし高さを出すこともできます。
ヘゴの素材がポトスに優しい
無機質なプラスチック製の支柱とは違って同じ植物性のヘゴはポトスの根や葉を痛ませず植物のしなやかさでポトスを優しく導きます。木の表面のようにささくれているような肌触りのため水を含みやすく絡まるポトスの根に絶えず水を与えることができます。
支柱の色が素敵
ヘゴの濃く有機土のような濃さが自然な感じになり鮮やかな緑色のポトスと合います。自然の色のため置く場所になじみやすく素敵な空間を作ることができます。
ヘゴを使わないポトスの支柱への巻き方
用意する物
- 支柱に巻きつけるポトス
- リング付きの支柱(鉢の大きさに合わせて)
- 鉢
- 鉢底石
- 土
- 新聞紙
- 軍手
- 小さなスコップ
巻き方
- 新聞紙を大きな範囲に広げ、今まで植えていた鉢から土ごとポトスをはずします。根っこに絡んでいる土を振動を与えながらはずします。手で取ってしまうと根を傷つけることがあるので注意しましょう。
- 新しい鉢を新聞紙の上に用意し底に底石を敷いて土が出ないようにします。底が隠れるほどの量敷きましょう。
- 土を6分目ほど入れてはずしたポトスを植えます。ポトスの葉に土がかからない程度の深さに調整しながら土を入れていきます。小さめのスコップを使って流しいれましょう。
- 植え終わったら土を上から手で軽く圧をかけた状態で抑えます。固すぎずゆるすぎない密度になるまで土をくわえましょう。
- ポトスを植えたら、支柱を用意し鉢の渕を沿うように挿していきます。深く挿し安定させましょう。
- 支柱をセッティングしたらポトスを外側から巻きます。茎が太くしなりが無いときは上に向けて巻くと巻きやすいです。収まりが悪いポトスは麻ひもや中心に針金が入っているビニール製の紐を使って固定しましょう。成長の過程で茎が太くなるため少し遊びを持たせて縛るといいでしょう。
- 下の受け皿に水が染み出てくるまで水をあげたら完了です。
ポトスの水挿しを使った巻き方、ヘゴ仕立てにする方法
用意する物
- ヘゴが埋まりすぎてしまわない深さの鉢
- 底石
- 観葉植物の土
- 水挿しで根が出たポトス
- 新聞紙
- 小さめのスコップ
- 軍手
巻き方
- 新聞紙を作業する場所に大き目の範囲に敷いて鉢を用意します。
- 鉢の底に底石を敷きます。底が見えないくらいで1段くらいを目安にしましょう。
- 2の鉢の中心にヘゴを置いて周りから土を入れて7分目くらいまで敷きます。
- 水挿ししたポトスを出し茎の下の方をヘゴから3センチくらいの場所に土に挿します。茎から途中根が出ている場合はヘゴに押し当てておきます。まだ絡まるような大きさでなくても時間が経つとヘゴに絡みついてくれます。
- 植えたポトスの葉が埋まらないように土を少しずつ足して、全部のポトスを植え終わったら受け皿に水が通るくらいの水を与えて出来上がりです。
ポトスに支柱を使用するメリット
茎が柔らかく独立した状態で育たないポトスは近くの木を頼って上へ絡まって伸びる植物です。支柱を使って育てると野生で育ったポトスと同じような形で伸びます。
支柱を立てると場所を取らない
横に這わせたり、上からたれ下げるように育てたりすると大きな空間や、上から下げる場所を確保しなければなりません。支柱に這わせて上に育てる方法では鉢のサイズだけのスペースで育てることができます。
見栄えの良いポトスになる
支柱に這わせて育てると、つる性のポトスが木のように存在感がある植物になります。
お手入れ方法では日に日に葉が増え伸びるため緑豊かなタワーを作ることができます。季節によっては飾りをつけてクリスマスや七夕を演出することもできます。
ポトスはどんどん伸びる
土に生えているポトスは栄養をたくさん吸収して立派な茎と厚みのある葉になり豊かな栄養を貯えたまま上に伸びます。