鉢植えの植物は、しばらく育てていると、植え替えが必要になることがあります。
場合によっては、それと同時に根切りも行うこともあります。
そういった場合、いつ、どのように行えば良いのでしょうか。
ここでは、植え替えや根切り行うのにふさわしいタイミングや時期、必要な道具ややり方などについてご紹介しますので、観葉植物を育てている方は、是非参考にしてみてください。
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鉢植えを植え替えたり、根切りをするのに適切なタイミングや時期とは
植え替えのタイミング
- 根がは鉢の底穴からはみ出している時
- 水やりをした水が土になじまない時
- 観葉植物を購入してから2年程経過している時
植え替えの時期
観葉植物の成長が盛んな5~9月の間
毎年春に観葉植物や鉢の底をチェックすると植え替えや根切りに適したタイミングや時期を逃すことはないでしょう。
植え替えや根切りは根のためにしていることですが、根の負担も大きいです。
そのため、観葉植物が活発に活動する時期を待って植え替えや根切りをした方が良いのです。
観葉植物も同じです。観葉植物が休息期に入る冬の植え替えや根切りはさけましょう。元気を狙って回復を早めるようにしてあげると良いですよ。
観葉植物が好きでも根の仕組みや特徴をわからない人も多いです。
恥ずかしながら私自身もそうでした。
観葉植物が好きでこれまでいくつも買っては何個もダメにしていました。
このように植物の生命を無駄にしないよう、適切なタイミングや方法で植え替えや根切りを行いましょう。
観葉植物を長生きさせたいなら、ぜひこのイミングや時期を逃さないように注意してください。
鉢植えの植え替えや根切りをする時に必要なものは
鉢
今使っている鉢よりも1回り大きい鉢
大きすぎる鉢は根腐れを起こしやすくなりますので必ず丁度よいサイズの鉢を用意してください。
鉢底石
必ずしも必要というわけではありませんがあったほうが観葉植物を長生きさせることができます。
土に通気性出すこと、水溜りをなくすことが鉢底石を使うメリットです。
観葉植物専用の土
複数の土や肥料を混合してオリジナルの土を作る方もいますが、初心者の方には難しいです。
ホームセンターなどにある専用の土を使うと気軽に植え替え根切りができますよ。
支柱
観葉植物が1メートルを超えたり安定しないなら支柱で支えてあげましょう。
スコップ、軍手などがあると便利です。
鉢植えの植え替えや根切りのやり方についてご紹介
植え替え方法
- 土を乾燥させる
- 根の土を落とす
古い土にはもう栄養がないため根と根に挟まった土もできるだけ落とす - 根腐れを落としている部分や元気がない根を切り落とす
- 鉢底石を敷き土を少し入れる
- 鉢の高さより少し下の位置に観葉植物が来るように土をいれて固定していく
- 支柱する場合は支柱を立てて紐で固定する
- 最後に変色したり、枯れている葉があば葉を取る
根切り方法
- 根切りのやり方は植え替えの工程3の次に根を切り落とします。
- 根3分の1程度下を切り落とします。
最初は躊躇してしまいますが、バッサリいってしまって構いません。 - 株が複数ある場合は株を分けてから1つづつ切り落としましょう。
植え替えも根切りも根が乾燥しないよう素早く行ってくださいね。
鉢植えの植物を「大きくしたくない」、「鉢を変えたくない」という時は
観葉植物は好みの大きさがあります。
頑張ってどんどん大きく成長させたい方もいれば、今のままの大きさで保ちたいという方もいます。
また鉢も今のまま使いたいのであれば、親株と子株を分けます。
そして使う株だけ植え替えをしていきます。
こうすることでそのままの大きさの鉢を使い続けることができます。
株が1つしかない場合は、元気な根を残し切り落とせる根を切り落としていくと良いでしょう。
植え替えや根切りをするのは鉢に根がパンパンに詰まると根が酸素不足になるからです。
なのでそのままの鉢を使いたいなら、根をカットする、株を分ける、無駄に広がった葉をカットするなど工夫が必要です。
鉢を植え替えるタイミングで、栽培方法を切り替えてみるのもおすすめ
植え替えや根切りをするタイミングは、栽培方法を切り替えられるタイミングでもあります。
土を使うよりも透明感や清潔感があってオシャレですよね。
もし栽培方法を切り替えたいなら、植え替えや根切りのタイミングで一緒にやってしまいましょう。
そうすることで観葉植物の負担を抑えることができます。
観葉植物そのものの栽培方法を変えても構わないですが、観葉植物がある程度の大きさになると難しいですよね。
株分けや剪定をした観葉植物を水挿しやハイドロボールで育ててみる
観葉植物を買わずに増やすことができます。
増やすための剪定や育て方を調べて正しい方法で行ってくださいね。
まずは、植え替えや根切りの仕方をマスターしてから、剪定のステップに進みましょう。