観葉植物ガジュマルの育て方。季節に合わせたお世話のポイント

ガジュマルは太く、ぷっくりとした幹が特徴の観葉植物です。その可愛らしい姿が人気で、自分の家でも育ててみたいと思う方も多いと思います。
そこで、ガジュマルの育て方についてご紹介します。ガジュマルはインテリアとして、玄関に置いたり、小さなものは棚の上に飾ったりして楽しむことができます。水やりのポイントや、肥料の与え方など、日常のお世話に欠かせない基本の育て方についてご紹介していきます。

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観葉植物ガジュマルの育て方、置き場所のポイント

ガジュマルは観葉植物の中でも人気の高い品種です。

可愛らしい見た目と育てやすさが人気のようですが、観葉植物初心者にとってはその育て方は未知の世界です。

育てるからには元気で立派にしてあげたいので、まずはガジュマルの育て方を頭に入れることから始めましょう。

ガジュマルの基本的な育て方、置き場所について

ガジュマルに限らず、観葉植物の多くは日当たりのいい場所が大好きです。
しっかり光合成が出来る環境の方が、元気に育ってくれます。

日当たりのいい場所は好きですが、直射日光は苦手です。
直接強い日差しを浴びると人間もそうですが、かなり日焼けをして肌にダメージを受けてしまいます。

ガジュマルも同じ状態の葉焼けという症状が起こります。
肌が日焼けするのと同じように葉が茶色く変色してしまいます。

葉の組織が破壊されて葉の色が茶色くなるので、時間が経てば元の緑に戻るなんてことは期待出来ません。
このようなことにならないために、直射日光を避けた日当たりのいい場所を置き場所に選んで下さい。

観葉植物ガジュマルの育て方で大切な水やりの方法

次の育て方は水やりの方法についてです。
水やりも観葉植物を育てるためには欠かせないことです。

ガジュマルは暖かく湿り気のある環境が好きなので、定期的に水やりをしましょう。

水やりをするタイミングとしては、土の表面が乾いてきた頃が目安です。

表面に湿り気があるうちは、土の中側には十分な水分があるというサインなので、水やりはしなくて大丈夫です。

湿り気のある環境が好きではありますが、あまり水分が多くなると今度は根腐れを起こしたり、カビが発生する可能性があるのでやりすぎには注意しましょう。

冬のように気温が低くなると、寒さが苦手なガジュマルは成長のスピードを緩めます。
冬はあまり成長しない季節なのです。

あまり成長しないということは、水もそれほど必要としていないということです。
土の表面だけではなく、中の方も乾燥していない限り水やりをする必要はありません。

気温に合わせて水やりの頻度を調整してあげる必要がありますが、どのような場合でも葉には水分を与えてあげましょう。スプレーボトルで水を吹きかけると全体に水分を与えることが出来ますし、水をあげすぎることも防げます。葉に水分を与えると成長にも関係ありますが、害虫を予防する効果もあります。

観葉植物のガジュマルの肥料は育て方に合わせて

ガジュマルは育ちやすい観葉植物なので、肥料を与えなくても成長はします。
肥料を与えないことが原因で枯れることもほとんどありません。

ただ、肥料を与えた方が元気に大きく育ちやすいです。

大きくて立派なガジュマルにしたい、という方は肥料を使って育てることをおすすめします。

肥料の与え方ですが、春から秋にかけてガジュマルが成長する時期に合わせて与えることが必須です。

肥料を与える頻度は一ヶ月に二回ほどで、肥料を与える過ぎることも良くありません。
人間も栄養を摂りすぎると肥満や病気などの問題が生じてきます。
ガジュマルも同じように、栄養過多になると根腐れなどの問題が発生しやすくなるので注意しましょう。

冬はほとんど成長しないので、肥料は与えません。

成長していないのに肥料を与えては、それこそ栄養過多になります。

ガジュマルの植え替えが必要なタイミング

観葉植物のガジュマルは、成長すると植え替えが必要になります。

観葉植物初心者の方には、どのような状態になれば植え替えをするタイミングなのかということがわかりにくいと思うので、植え替えが必要なタイミングを見極めるポイントについて紹介していきます。

植え替えをする目的は、成長して洋服が窮屈になったのでちょうどいいサイズに買い換えるような感覚です。

成長して体が大きくなっているのに、洋服である鉢のサイズがずっと同じままではとても窮屈で身動きも取れなくなってしまいます。

身動きが取れないだけではなく、根詰まりを起こして酸素や栄養などガジュマルにとって必要なものを吸収することも出来なくなり、結果としてガジュマル全体が枯れてしまう事態にもなりかねません。

鉢の底から根が出てきたら、もう鉢のサイズはとっくに限界を越えています。
植え替えを行って下さい。2~3年に一度、5~7月の温かい時期に行うことがおすすめです。

観葉植物のガジュマルにはいろいろな種類がある

観葉植物のガジュマル、種類がいろいろあるのでお気に入りを見つけることも楽しみの一つです。

ガジュマル

一番目にする機会の多い一般的な品種です。
観葉植物初心者でもそれほどコツいらずで育てることが出来ます。

幸せを呼ぶ木、とも言われている見ているだけで癒やされるガジュマルです。

ニンジンガジュマル

その名の通り、根の部分が人参そっくりです。
太さといい色合いといい、人参に見間違えるほど似ています。

特徴的な根をしていますが、こちらも育てやすい品種です。

パンダガジュマル

ガジュマルの中でも珍しい品種のパンダガジュマルです。
ガジュマル好きの中でも希少価値が高く、高嶺の花のような存在です。

寒さに強いという特徴を持っています。

他にも

  • 尖閣ガジュマル
  • 中国ガジュマル

などの品種があり、滅多に見ることの出来ない希少な品種もありますよ。

ガジュマルは難しいコツや技術がなくても、十分に育てることは可能ですね。
愛情を注いであげるとしっかり応えてくれるので、時間をかけて家族の一員に迎え入れてあげましょう。