アロエ不夜城の育て方。季節に合わせたお世話の方法

アロエの不夜城は、白いトゲが特徴の観賞用のアロエです。アロエと言うと、あまりお世話が大変ではないようなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
そこで、アロエの不夜城の育て方についてご紹介します。お世話で覚えておきたいのが、季節によって管理の仕方が変わるという点です。それぞれの季節に合わせて、管理をすることが大切です。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

多肉植物の増やし方!ハオルチアを増やす方法とコツ

人気の多肉植物ですが、とても多くの品種があります。 人気の品種の一つに、バラの花のような美しい姿が...

多肉植物の植え替えの時期と正しいやり方について理解しよう

見ているだけで癒やされる多肉植物ですが、育てて1年以上経過している場合は植え替えが必要だと言われてい...

多肉植物の増やし方や土について。初心者でも安心なやり方や時期

多肉植物を育てていると鉢を増やしたくなってきませんか? 「葉挿し」「茎挿し」の方法で増やすこと...

アデニウム・オベスムの育て方。置き場所や水やりのポイント

アデニウム・オベスムは「砂漠のバラ」とも呼ばれる、美しい花を咲かせます。花色はピンクのものが多いです...

多肉植物の探し方!花色がピンクで可愛らしい品種

女性を中心に人気の多肉植物ですが、中には花を楽しめる多肉植物も多くあります。 花の色もいろいろと楽...

多肉植物の植え替えの時に根っこはカットしますが注意点を紹介

お宅の多肉植物は元気に育っていますか?鉢の底を見たら根っこが出てきていませんか? その場合は植え替...

多肉植物の増やし方3つと水やりの失敗しないタイミングとは

多肉植物がいくつもあると癒やされますね。 今ある多肉植物を色々な方法で、仲間を増やすことが出来...

多肉植物の育て方。屋外のほうが屋内よりも元気に育つ訳と育て方

多肉植物を室内に飾る人もいれば、屋外で育ている人もいます。 実は多肉植物は室内で育てるものだと...

【多肉植物】育てやすく花を楽しめる人気の種類と特徴

最近人気の多肉植物はお部屋のインテリアとしても素敵です。また、育てる手間もそれほど掛からないので、植...

多肉植物のたくさんある種類エケベリアについて確認。育て方も

多肉植物には種類によって様々な形や色がありますね。 また春秋型種・夏型種などにも分類され、水や...

多肉植物の育て方とは?初心者の育てやすい多肉植物をご紹介

初心者でも育てやすいと言われている多肉植物ですが、その中でも育てやすい種類があります。いったいどんな...

多肉植物の育て方。冬の時期に毎日する事と注意点や対策方法

植物にとって気温が下がる冬の季節は苦手です。 多肉植物も同じで冬の時期は、管理の仕方によっては...

多肉植物の土に生えたカビの対処法!原因を知って正しい管理を

多肉植物の土にカビが生えてしまうと見た目も良くないですし、そのまま育ててもいいのか心配になりますよね...

多肉植物の植え替えの方法を紹介。準備する物やチェックポイント

元気に育っている多肉植物の鉢は何年くらい経っていますか? 1年以上経っている場合や、鉢の底から根が...

多肉植物の葉挿しでよくある失敗を紹介。対策ややり方を再確認

多肉植物を育てているとたくさん仲間を増やしてみたくなりますね。 増やす方法に葉挿しがありますが...

スポンサーリンク

アロエ不夜城の育て方で大切な水やりの注意点

アロエの種類に不夜城というものがあるのをご存知ですか。
アロエは多肉植物でこの不夜城は鑑賞用のアロエです。アロエも植物ですので当然水やりが必要です。
しかし、この水やりもただあげればいいだけではなく、季節によって異なるのでそれぞれご紹介します。

アロエの不夜城の水やり

  • 春と秋
    春と秋の水やりで気を付けるポイントは同じです。
    水やりのタイミングは「土が乾いたら水をあげる」ということです。
    水の量もしっかりと鉢の底から水が出てくるくらい沢山あげましょう。
    春と秋は水をあげた量に比例してどんどん成長していきます。

  • 夏は意外かもしれませんが、基本的に水やりはしません。
    しかし、不夜城の葉がもししおれてきたら表面が濡れるくらいの水をあげましょう。
    また、時間帯は太陽の出ている日中ではなく夕方の涼しい時間帯にあげるようにします。

  • 冬は水やりの頻度は少ないです。
    大体半月に1回かひと月に1回程度水やりをします。
    この時も、夏と同じ水加減にしてください。
    多くあげすぎると、土がずっと濡れた状態になってしまうのでさけましょう。
これらの季節とは別に、梅雨の時期は2週間に1回程度たっぷりの水をあげてください。
このように、季節ごとで水のあげ方や量が異なるのでしっかりと確認して健康にアロエを育てましょう。

アロエ不夜城の育て方で覚えておきたい置き場所の選び方

アロエ不夜城に限らず観葉植物を育てる時には置き場所がとても大切です。

アロエ不夜城に適した置き場所は「日当たりのいい場所」です。

もしくは、半日陰となる場所でも問題ありません。

基本的に、外ではなく家の中で育てることでOKです。
日当たりが良い場所がいいからといって、夏の暑い季節に外に出しておくと弱ってしまうこともあるのです。
また、寒い冬は外で育てることはやめましょう。
アロエ不夜城は寒さには弱いので枯れてしまったり弱ってしまいます。

ですので、1年を通して家の中で育てておくのがおすすめです。

先ほども書きましたが、アロエ不夜城の置き場所として季節に関係なく、室内でも日当たりが良い場所を選んであげましょう。

アロエ不夜城の育て方、土選びと肥料の与え方

アロエ不夜城を育てる時に大切なのが土の選び方です。

どんな土でもいいというわけではなく、きちんと適した土を選ぶようにします。

まず、大切なのが水はけがいい土を選ぶということです。
どんなものが水はけがいい土かわからない…という時は、販売員さんに聞いてみるか、多肉植物ようの土と書かれているものを選べばOKです。

そして気になるのが肥料が必要なのかどうか、必要ならばどんな肥料を選んだらいいのかということではないでしょうか。

肥料については、やはり与えてあげることできちんと育っていきます。
肥料を与えると株も根もどんどん成長していくでしょう。
育つことは嬉しいですが、あげすぎないように気をつけましょう。
肥料をあげるのは半月に1回程度でOKです。

肥料をあげると大きく育ちますが、大きくなりすぎてしまうと植え替えの必要もあるのでどれくらいまで大きくしたいのかなども考えながら行うといいでしょう。
基本的には、最初に植える時に土に肥料を混ぜておけば後から肥料を与えなくてもきちんと育つので、そういった方法もあると覚えておくといいですね。

アロエに付きやすい病害虫

多肉植物であるアロエも例外でなく、病気になったり害虫がついてしまうことがあります。

特にアロエがかかりやすい病気は紫斑病です。

聞いたことがあるという人もいるかも知れませんが、アロエの葉っぱに紫または黒の斑点ができてしまいます。
初めは小さい斑点も、気づくのが遅れてしまうとどんどん広がり大きくなっていきます。
紫斑病などの病気にかかってしまったアロエの葉っぱは、元気な状態に治すことができないので、残念ですが切り取りましょう。
次、紫斑病にならないためには湿気がたまらないような場所に移動して育てておきましょう。

また、アロエにも害虫がつくことがあります。

しっかりと観察していると害虫を確認できるので、見つけたらすぐに害虫を取ってください。
手でとることもできますが、抵抗のある人はテープを使ってくっつけてとる方法がおすすめです。

害虫は薬剤を使って取り除くことはできないの?と思う人もいるかも知れません。
たくさん発生している時はその方法のほうがいいでしょう。
しかし、害虫の種類によっては薬剤の効果がすくないものがあるので、取り切れない時は小さめのブラシで擦るなどして取り除きましょう。

不夜城の増やし方

アロエ不夜城はきちんと育てることができると増やしていくこともできます

きちんと育てていると、それに伴って子株が沢山でてきます。
その子株はそのまま1つの鉢に植えておくよりも、分けて別にするのが大切です。

  1. まずは、鉢に出てきた子株をハサミで切り取ります。
    できるだけ下の方から切ってください。
  2. その子株はすぐに土に植えるのではなく、根付きをしっかりとさせるために日陰で乾燥させてください。
    期間としては1週間くらいです。
  3. そこまでできたら、いよいよ鉢に土を入れて子株を植えましょう。
    すぐに水やりはせず、植えてから2週間は水をあげるのは控えましょう。
  4. 悪かった葉っぱの色がきれいな色に戻ったら、しっかりと根付いたと思ってOKです。
植える時は最初の水やりも、肥料も必要ないので忘れないで覚えておきましょう。
また、植替えの期間の目安として年に1回するのがおすすめです。
そこで、子株も切り離して植えるということもしていくのがいいでしょう。