アデニウム・アラビカムの基本の育て方と冬越・トラブル解消法

アデニウム・アラビカムは、根の部分が膨らんで大きく育つ観葉植物です。これからアデニウム・アラビカムを育ててみようと考えている人もいるのではないでしょうか。

ですが、アデニウム・アラビカムの育て方がわからなければ、うまく育てることができません。基本的な育て方やトラブルが起きた時の対処法を知って、上手に育ててみましょう。

お部屋のインテリアとしてアデニウム・アラビカムを置き、癒やしのグリーンをインテリアにプラスしましょう。

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アデニウム・アラビカムの育て方!季節ごとの水やり

アデニウム・アラビカムの魅力はなんといってもユーモアあふれる幹のフォルムですよね。
大木を2等身で描いたようなどっしりとしたコミカルな姿とやや肉厚で美しい緑の葉は、見る人の心を和ませてくれます。
また、アデニウム・アラビカムはとても美しい花も咲かせてくれますから、とても育てがいのある植物ですよ。

アデニウム・アラビカムが育てるうえで絶対に必要なものの1つに水があります。

水やりをなんとなく行っていると、枯れてしまうこともあるのでしっかりとタイミングを見極て与えることがポイントです。

アデニウム・アラビカムはもともと砂漠に自生していたので、乾燥にはとても強い植物です。
そのため、土がしっかりと乾くまで待ってから水やりをしましょう。
土が湿った状態が続くと根腐れを起こしやすいので、乾燥気味なくらいで大丈夫です。

水が不足している時には、アデニウム・アラビカムの葉にハリやツヤがなくなってきますから、気にかけておくと良いでしょう。

また、注意したいのが季節です。

アデニウム・アラビカムには休眠期があります。

この期間はアデニウム・アラビカムにとっては過酷な時で、今まで貯めた水を使ってほとんど活動せずに、次の成長期までやり過ごす期間です。
ですから、この期間に水を与えてもほとんど吸い上げずに土に残ってしまいます。
すると根腐れを引き起こしやすくなってしまうので、秋の終わり頃から水を控え始めて、冬には水やりを行いません。
落葉するので水が足りないのかと心配になるかもしれませんが、問題ありません。
暖かくなってまた活動を開始したら、また芽吹いて来ますから水やりも再開しましょう。

アデニウム・アラビカムの温度管理は?正しい育て方

アデニウム・アラビカムは砂漠育ちの植物ですから、日光は大得意。

多くの観葉植物が直射日光NGですが、アデニウム・アラビカムは強い光を当てた方が良いのです。

原産地は40度を超える暑さですから、日光だけでなく暑さにも強い植物です。
そのため、暖かい季節には屋外でお世話するのがベストでしょう。

暑さや日光にはとても強いアデニウム・アラビカムですが、寒さには弱い植物です。

そのため気温が下がって来る季節には日中の暖かい時間だけ外に出して、夜は室内に移動するなど工夫が必要になります。
また、冬には室内だけで育てることになると思いますが、その場合にも日中は窓辺で日光に当てるようにしましょう。

気温が5度を下回ると元気が無くなって、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。
5度以上をキープできる場所で管理するようにしましょう。
特に冬場は注意が必要です。

先程もご紹介したように、アデニウム・アラビカムにはぐんぐん成長する期間と、ほとんど活動しない休眠期があります。

休眠期には、5度以上をキープできる場所で断水しながら管理します。
しかし、常に20度位をキープできる室内の場合には、冬になってもアデニウム・アラビカム休眠しません。
そのため、土の状態を確認しながら水やりを行うようにしましょう。

アデニウム・アラビカムの開花時期と植え替えについて

アデニウム・アラビカムを育てる楽しみの1つに「花」があります。

花が咲くまでに数年かかると言われますが、咲かせる花は「砂漠のバラ」の和名を持つほど、色鮮やかで美しいのです。

アデニウム・アラビカムの開花時期は、4~9月です。
この時期はアデニウム・アラビカムがぐんぐん成長する時期でもあります。

アデニウム・アラビカムは太い幹が特徴の植物ですから、幹の成長に合わせて鉢も大きくする必要があります。
また、幹が成長しているということは根も成長しているということ。
根詰まりを起こさないためにも、早めに植え替えするようにしましょう。

アデニウム・アラビカムの植え替えの適期は4~8月。

著しく成長する期間に植え替えることで、新しい土とも早く馴染み元気に大きく育ってくれるからです。

植え替えする時に必要なものは、ひと回り大きな鉢と新しい土です。
土は使いまわしせず、必ず新しいものを用意しましょう。

排水性の良い土を好むので、市販のアデニウム用の土を使うのがもっとも手軽で失敗のない方法です。
専用土がなければ、多肉植物やサボテン用の土を使うと良いでしょう。

植え替えは水やりを中止して、土をしっかりと乾かしてから行います。

植え替えの手順

  1. アデニウム・アラビカムを鉢から取り出して、古い土を優しくほぐして取り除きます。
    根を確認して、根腐れなどを起こしている黒い根の部分は、清潔なハサミでカットして取り除きます。
    カットした場合には切り口を乾燥させるため、そのまま日陰で数日間乾燥させましょう。
  2. 切り口が乾燥したら、新しい土を入れたひと回り大きな鉢に植え付けます。
    水やりはせずに、そのまま日陰で管理します。
  3. 1週間ほどすると、新しい土にも馴染ん出来て根の機能も回復してきますから、水やりを開始しましょう。
    その後は普段どおりの水やりでOKです。

冬の育て方も大切!アデニウム・アラビカムの冬越について

アデニウム・アラビカムの冬越しでもっとも注意したいのが、水やりです。

冬には休眠期に入りほとんど活動しなくなりますから、水はほとんど必要なくなります。
体内に溜め込んだ水を少しずつ使って冬を乗り越えるので、この時期には水やりを行いません。
間違って与えると水を吸い上げないので土がいつまでも湿った状態になり、根腐れを起こす原因になります。

断水は落葉が始めるのを目安にすると良いでしょう。

また、冬に気をつけることは水以外にもあります。
それが温度です。

先程もご紹介したように、アデニウム・アラビカムは暑さには強いのですが、寒さには弱い植物です。
5度以下になると弱ってしまうので、注意してくださいね。
特に、夜の窓辺は外気温と同じくらいまで下がることも多いので、できれば7度くらいをキープできる場所へ移動しましょう。

アデニウム・アラビカムに元気がない!育て方と対処法

アデニウム・アラビカムに元気がなくなる可能性があるのは、冬だけではありません。

元気に成長している暖かい時期でも、トラブルは起こります。

その1つに、害虫被害があります。
どんな植物でも起こりうるトラブルですよね。
アデニウム・アラビカムが被害にあいやすいのは、ハダニとカイガラムシです。

ハダニは、葉っぱに白い点々としたものが見られるようになります。
また、カイガラムシは上の方の柔らかい成長点を狙わること多く、名前の通り貝殻のような殻をかぶっています。
どちらも吸汁するので、数が多くなると生育に悪影響を及ぼします。
美観も損ねますから、早めに駆除するのが良いでしょう。

ハダニは乾燥すると発生しやすくなり、水に弱い害虫です。
そのため葉水が効果的。
葉水では対処しきれないなら、薬剤を使うことになります。

カイガラムシは殻があるので薬剤では退治しきれないと言われています。
歯ブラシなどでこすり落としてしまうと良いでしょう。
幼虫の場合には、殻がないので薬剤で退治することが可能です。