多肉植物の種類、ハオルチアには2つの分類がある。詳しく解説

多肉植物の「ハオルチア」はとても多くの種類が存在しています。

ハオルチアの種類によって見た目が全く違うのも魅力の一つです。

透き通った葉が美しいハルオチア、鋭い葉先やハードな形が特徴的なハルオチア。
どちらも同じハルオチアです。

まずは2つのパターン葉が柔らかいタイプ・硬いタイプに分類されますが、種類や特徴を詳しくみていきましょう。

たくさんある種類と、その中からいくつかを取り上げて特徴を紹介していきます。

ハオルチアは育てやすいと言われていますが、日当たりや水やりなど育てる時の注意点や選び方のコツも紹介します。

ハルオチアの魅力を確認することが出来ます。

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多肉植物・ハオルチアの2つの種類について

多肉植物の中でもとても独特なフォルムをしているのが、ハオルチアですよね。

ハオルチアは南アフリカだけに自生しているのに、沢山の種類があって約500種も存在すると言われています。
交配種も多いので、最も多いかもしれません。

そのフォルムと種類の多さに魅了されて、コレクターになってしまう人もいるほどです。また、白や淡いピンクの花を咲かせる点も、ハオルチアの魅力の一つでしょう。

沢山の種類があるハオルチアですが、大きく2つに分けることが出来ます。
固い葉っぱの「硬葉系」と柔らかい葉っぱの「軟葉系」です。

硬葉系の代表格といえば十二の巻ではないでしょうか?
「ノギ」と呼ばれる尖った鋭い葉先を持ち、重なりあいながら放射状に広がる葉っぱが特徴的です。

軟葉系ではガラス細工のような透ける繊細な葉っぱを持っているオブツーサが有名です。
硬葉系に比べると太くプックリとして背丈の低い葉っぱをしています。

多肉植物・ハオルチアの軟葉系の種類の仲間と特徴

ハオルチアには2つの種類があることをご紹介しましたので、ここからはそれぞれの種類をご紹介しましょう。

  • オブツーサ
    透けてキラキラとした葉っぱで、ぷくぷくとしてるのでとても愛らしいです。
  • 玉扇
    ハオルシアの中でもとても有名です。
    とても肉厚で幅広いく切断されたような葉を持ち、扇を広げたような形に成長します。
  • キンビフォルミス
    鮮やかな黄緑色のみずみずしい葉っぱが特徴的で、花のような姿をしています。
  • ピリフェラ
    透ける綺麗な緑色のプックリとした葉っぱで、柔らかいノギを持っているのが特徴です。
  • 毛蟹
    ハオルチアは日本で交配された種もあり、その代表格が毛蟹です。
    毛蟹のように葉が毛羽立っているのが特徴的です。

沢山の種類があってご紹介しきれないのが残念です。
軟葉系はプックリとした葉っぱが特徴的で、癒やされるフォルムをしているものが多いです。

ハオルチアのハード系の種類、硬葉系の品種や特徴

次は硬葉系をご紹介しましょう。
こちも沢山の種類がありますが、特徴的なフォルムのものをいくつかご紹介します。

  • 十二の巻
    「ハオルチアの硬葉系といえばコレ」と言っても過言では無いくらい有名です。
    鋭い葉っぱに独特の白い縞模様が特徴出来です。
  • ストリアータ
    大きいものでは20cm位になると言われます。
    かなり規則正しい白い縞模様で、太めの大きな葉っぱが放射状に広がるのでとても美しいです。
  • キンギアーナ
    こちらも鋭い葉先で幅広な葉っぱを放射状にひろげますが、白い水玉模様が可愛らしい植物です。
  • スーキアナ
    和名では風車と呼ばれる名前通りに、一方向へ回るような形の葉っぱが特徴的です。
  • グラウカ
    鋭く長く伸びる葉っぱが上へと伸びるのが特徴で、パイナップルの葉っぱにもやや似ています。

硬葉系は鋭く尖った葉先が特徴なので、硬派なイメージですね。
1鉢でもインパクトあり、インテリア性が高いです。

多肉植物・ハオルチアを選ぶ時のポイント

ハオルチアを育てたいと思った時には、園芸店などに足を運ぶと思います。
しかし、どれが良いのかはなかなか判断が難しいですよね。
ここでは、選ぶ時のポイントをご紹介しましょう。

ハオルチアを選ぶ時のポイント

  • 入荷したての苗
    園芸店などの場合には、室内で管理されることが多いですよね。
    比較的少ない光量でも育つハオルチアですが、店内の照明だけでは足りません。
    光量不足によって株が弱っていることも有るので、できるだけ入荷されてすぐの苗を選びましょう。
  • 軟葉系は葉のツヤとハリ
    軟葉系の特徴は沢山の水を溜め込み、プックリとした葉っぱです。
    下葉がしぼんでいたり、張りが無い、色艶が悪いものは避けた方が良いでしょう。
    輝くような美しい葉っぱのものを選びましょう。
  • 硬葉系は葉の厚み
    硬葉系は鋭く尖った葉先が特徴的で、葉っぱは比較的肉厚です。
    選ぶ時には、肉厚で張りがあり、しっかりとした苗を選びましょう。
    葉先が枯れているのは避け、色合いやコントラストのはっきりとしたものがおすすめです。

このような点に注意しながら、元気そうな苗を選びましょう。
迷った時にはお店の方に聞いてみるのも一つの手です。

ハオルチアの置き場所や元気な育て方

ハオルチアの苗を購入したら、元気に育てなくてはいけませんね。

どのような植物でも言えることですが、自生していた地域に近い環境を好みます。
ハオルチアは南アフリカ原産で、岩の割れ目や寒暖差のある砂漠に自生しています。

自生した地域からもわかるように、ハオルチアは明るい場所を好みます。
しかし、直射日光では日差しが強すぎです。
レースのカーテン越しなどがベストポジンションと言えるでしょう。

また、乾燥した地域に自生していたので、風通しの良い場所がおすすめです。
蒸れには弱いので注意しましょう。

水やりは、一年を通して乾燥気味に育てる方がうまくいきます。
土が中までしっかりと乾いて、葉っぱが萎れてきたら「お水が欲しいよ!」というサインです。
土が乾いたかどうかは、鉢の重さや表面の土の色で判断しますが、慣れるまでは割り箸などを挿して湿り具合を確認するのがおすすめです。

土が湿っているうちに水やりしていると、根腐れを起こしてしまします。

肥料は基本的に殆ど必要ありませんが、与えるなら生長期の初めに与えましょう。
ハオルチアの成長タイプは春秋型で、春と秋に活動が活発になりますから、4~6月と9~11月頃が良いでしょう。
真夏と冬の休眠期には、水やりもほとんど必要ありません。

ハオルチアは水の与えすぎに注意すると、上手に育てることができますよ。
いろいろな種類を集めて、コレクションするのも素敵です。