雑貨屋や小物屋で見つけたおしゃれな鉢に、観葉植物を植えたら素敵なインテリアになりますね。
つい色々なところに飾りたくなってしまいます。
中には鉢の底に穴がない物もありますし、かわいい鉢の多くは穴なしの場合が多いと思いませんか?
鉢に穴がない場合、中に入れる多肉植物が心配になってしまいますが大丈夫なのでしょうか。
まずは鉢に穴がないことのデメリットを紹介します。
でもまだ諦めないでください。ここでは穴がない鉢でも大丈夫な対策方法を紹介します。
この方法で多肉植物を安心して育てることができます。
多肉植物をいれる鉢にもこだわりたいあなたにぴったりではないでしょうか。
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多肉植物を入れる鉢に穴があった方が良い訳と対策を紹介
多肉植物は比較的育てやすいうえに、独特なフォルムが可愛らしく、インテリアとしてもとても人気があります。
インテリアとして多肉植物を飾りたい方にとっては、見た目の良さはとても重要な要素となりますよね。
見た目の半分は「鉢」にかかっていると思います。
部屋の雰囲気にあるオシャレな鉢に植えれば、同じ多肉植物でもグッとインテリア性が上がりますよね。
雑貨屋などには可愛い鉢がいろいろと売られていて、中には底穴のない鉢も売られています。
底穴の無い鉢でも植えることは出来ますが、管理の点からはおすすめできません。
底穴のない鉢は、水はけが悪くなってしまうのです。
多肉植物は痩せて乾燥した地域に自生していた植物が多く、土の湿気には弱い傾向があります。
そのため、土の水はけの良さはとても重要になります。
底穴が無いと、余分な水が溜まったままになり、土は湿った状態が続くので、多肉植物にとっては根腐れしやすい環境になってしまうのです。
容器に底穴が無いけれど、気に入ったのでどうしても使いたいという場合には、DIYで穴をあけてしまいましょう。
インパクトや電動ドリルを持っている人なら、専用のピットを使って簡単に穴をあける事が出来ます。
多肉植物に穴なしの鉢を使いたい場合のアイディア
多肉植物に使う鉢には底穴が必要です。
しかし、穴をあけにくい容器だったり、あけるのが嫌なお気に入りの容器と言う場合もありますよね?
そういう場合には、鉢カバーとしてその容器を使うのがおすすめです。
お気に入りの容器に鉢ごと入るなら、そのままスポッと入れてしまいましょう。
入らないという場合にも、諦めるのはまだ早いですよ。
お茶パックや生ゴミネットなどをお気に入り容器に入れて、その中に土を入れて多肉植物を植えてみましょう。
ハサミで簡単にサイズ調整できますから、様々な容器に合わせることが出来ますし、水やり後の余分な水を捨てることも出来るので、底穴のある鉢と同じ感覚で水やりが出来ます。
容器内に水が溜まっていると根腐れの原因になるので、こまめに捨てるようにしてくだいね。
お茶パックなどが見えてしまって、インテリア性にかけてしまうと言う時には、上をココマットなどで覆って隠しましょう。
お茶パックも土も見えなくなりますから、一気にオシャレな雰囲気になりますよ。
多肉植物の鉢に穴がない場合におすすめな土
多肉植物の鉢に穴の無いものをどうしても使いたい時には、土で調整するという方法もあります。
多肉植物用の鉢に穴が無い場合には、とにかく通気性を高めるのがポイントです。
しかし、初心者の場合には、土の配合はとても敷居が高くありませんか?
そこで市販の多肉植物専用の土に通気性を高めてくれる土を追加する方法をおすすめします。
通気性としてもっともメジャーなのは「赤玉土」です。
水はけに困った時によく使われる土で、大きさも3種類ぐらいあります。
育てる植物にもよりますが、一般的な多肉植物なら赤玉土(小粒)が向いているでしょう。
他にも川砂や黒曜石パーライトなども水はけを良くするために使われます。
これらには栄養が無いので、多肉植物用の土として使う場合には全体に対して1~2割程度に押さえる方が良いでしょう。
この方法で土の通気性を高めても、底穴のあるタイプよりは管理が難しくなってしまうでしょう。
底穴が無いと、どうしても土の湿気が多くなりがちです。
水やりの回数や量を調節して、根腐れを起こさないように注意してくださいね。
多肉植物の鉢は素材にも注目してみよう
多肉植物の鉢を選ぶ時には、底穴のあるタイプが絶対におすすめです。
土の乾きが良く、根腐れのリスクを軽減してくれるからです。
鉢を選ぶ時にはもう一つ注目したいポイントがあります。
それは素材です。
素材にこだわるとより管理がしやすくなりますから、底穴のないタイプなら尚更、素材にはこだわった方が良いでしょう。
鉢を探しに行くとよく目にするのはプラスチックのものですよね。
軽くて安価なので重宝されますが、湿気を嫌う多肉植物の場合には、避けたほうが良い素材です。
選ぶべきは、「通気性の良い鉢」です。
廃熱性もあるとさらに良いでしょう。
素焼きの鉢は、その点とても優秀です。
プラスチックに比べると重たいく割れやすいので扱いは大変になりますが、通気性に優れていて多肉植物には向いている鉢です。
素焼きの鉢ではつまらないと思われる方は、通気性や廃熱性を備えた鉢をいろいろ探してみてください。
最近は、これらの機能を備えたオシャレなデザインの鉢も沢山ありますよ。
お気にいりの鉢に多肉植物を寄せ植えしてみませんか
多肉植物をお気に入りの鉢へ植え替えるなら、寄せ植えにもチャレンジしてみませんか?
寄せ植えは、植え替えと殆ど変わらない手順で行う事ができますし、いくつかの多肉植物を一緒に植えるのでインパクトのあるオシャレな鉢にすることが出来ますよ。
日々のお手入れの時に落ちてしまった葉っぱを葉挿しして、子株を育てているなら特におすすめです。
寄せ植えの時に、隙間を埋めるのにうってつけです。
徒長してしまった多肉植物を切り取って、挿し穂として使うことも出来ますよ。
上手に寄せ植えを行うコツは、メインとなる高さのあるものや大きな多肉植物を先に植えて、バランスを見ながら隙間に小さな多肉植物を植えていくことです。
また、色か形のどちらかを揃えることもオシャレに見せるポイントです。
同系色で揃えて、形が違うものを植えるなら高低差を出してアクセントつけましょう。
リースの様に壁かけなどにするなら、同じ形のものを集めて、色は2~3色ほどにまとめましょう。
多肉植物はなんと言っても、見栄えが大切ですよね。
お気にいりの容器に植え替えたり寄せ植えして、素敵な鉢を作って飾りましょう。
オリジナリティあふれる鉢は、きっとお部屋にピッタリのインテリアになります。