観葉植物ウンベラータに元気がない原因・虫や病気の対策を紹介

自宅で育てている観葉植物のウンベラータに元気がない・枯れてきたなどのトラブルが起きた時は、虫や病気が原因になっている可能性があります。

ウンベラータにつきやすい虫やかかりやすい病気について知って、しっかりと対策を行いましょう。

また、ウンベラータを虫や病気から守る方法についてもご紹介します。こちらも併せて参考にして、ウンベラータの元気を取り戻しましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ガジュマルの根が白いことや白い物の正体と対処法を紹介

幹の部分や根っこの部分に特徴があるガジュマルですが、育てやすいこともあり人気の観葉植物でもあります。...

ガジュマルは冬の管理を間違えると枯れることも!正しい管理方法

はじめてガジュマルを育てる人に注意していただきたいことの一つに、冬の管理の仕方があります。管理方法を...

観葉植物のウンベラータに素敵なアクセント、曲がりをつける方法

観葉植物のウンベラータは、まっすぐと伸びているものもありますが、園芸店て並んでいるものは曲がりがある...

ガジュマルの冬の過ごし方。屋外でも大丈夫な気温と保温と注意点

丈夫な観葉植物としても人気のガジュマルは、冬の季節は屋外で育てることが出来るのでしょうか? ガ...

観葉植物は風水的におすすめ!トイレの観葉植物で運気アップ

自宅のトイレに観葉植物を置きたいと考えている人もいますよね。でも。トイレに観葉植物を置くことが風水的...

観葉植物【カポック】の挿し木のポイントと育て方について

観葉植物のカポックを増やしたいときには挿し木がおすすめですが、この挿し木をするときにはどんなことに気...

観葉植物のフェイクをおしゃれに!部屋に置く時のポイント

観葉植物を置きたいけれど、お世話が大変なのはちょっと・・以前観葉植物を育てていたけれど枯らしてしまっ...

人工観葉植物と造花の人気の種類と選び方について解説します

観葉植物や鉢植えのお花を部屋に飾ってみたいと思っていても、手入れが面倒で手を出せない人も多いでしょう...

観葉植物をプレゼントする時は迷惑にならないものを選ぼう

お祝いや贈り物として観葉植物をプレゼントする時は、相手の迷惑にならないものを選ぶのがポイントです。 ...

モンステラ・デリシオーサの育て方。元気に育てるポイント

観葉植物のモンステラは、お部屋のインテリアとしても人気の植物です。モンステラの仲間にもいろいろな種類...

観葉植物のおすすめ。おしゃれを演出してくれる植物と飾り方

おしゃれな空間作りに観葉植物は欠かせない存在。観葉植物があるだけでお部屋の雰囲気は変わます。 ...

パキラが根腐れをしてしまったときの対処方法について

パキラの根腐れはどのような対処をしたらいいのでしょうか? パキラの根腐れの原因、根腐れの進み具...

ドラセナの挿し木は時期が重要?失敗しない挿し木のコツ

ドラセナは育てやすい観葉植物と言われ、お家で育てている方も沢山いらっしゃいます。 しかし育てや...

観葉植物のパキラが枯れる原因は色々。それぞれの対処法とは

パキラとても丈夫で育てやすいので観葉植物の中でも人気があります。 贈り物としても喜ばれ、大切に...

観葉植物の植え替え方法・ハイドロボールのメリットとデメリット

観葉植物の土の臭いや発生する虫に頭を悩ませている人もいますよね。そのようなお悩みは、観葉植物を土から...

スポンサーリンク

観葉植物のウンベラータにつきやすい虫の種類

まるで葉がハートの形のようなウンベラータは、人気が高い観葉植物の一つです。
見た目だけではなく、育てやすさも人気のポイントとなっていますが、そんなウンベラータも虫や病気が原因となって元気をなくしてしまうことがあります。ウンベラータに元気がない理由がわかれば、きちんと対処することが出来ます。
ウンベラータを守るためにも、元気がなくなってしまう原因について理解しておきましょう。

まずは、ウンベラータをはじめとする観葉植物につきやすい虫を紹介していきます。

アブラムシ

アブラムシは観葉植物につきやすい虫の一つです。

春になると新芽の樹液を吸い、成長を妨げるなどの被害を与えます。
非常に繁殖能力が高く、群れになって存在しているので、植物に対しても群れになって被害を与えます。

アブラムシはウイルスを運ぶこともあるので、直接与える被害だけにとどまりません。

ハダニ

葉の裏に存在するので気付きにくいかもしれませんが、樹液を吸って葉を枯らしてしまいます。

ハダニも繁殖能力が高いので、あっという間にその数を増やします。

寄生する範囲も広いので、被害が大きくなりやすいということも注意です。

カイガラムシ

年間を通して寄生する可能性のあるカイガラムシは、葉に限らず枝や茎にも寄生します。

成長に被害を与え葉を枯らしてしまうことや、すす病を誘発し二次被害を与える危険性もあります。

観葉植物に虫が発生!ウンベラータに虫がついたといきの状況別の対処法

ウンベラータに虫が発生していたら、その状況に応じた対処をしなければなりません。何の虫が発生しているかまで理解出来ていなくても、発生している量に合わせて対処をしましょう。

ウンベラータに発生している虫が、そこまで大量ではない場合。

虫が寄生して何らかの異常が見られる部位は、残念ですが切り取って下さい。
穴が開いていたり、変色などの被害がある葉も全て取り除きます。

虫を駆除しても、一度被害を受けた部分は元には戻りません。

被害が拡大しないためにも、被害を受けてしまった部分は確実に切り取る必要があります。

被害部分を取り除いたら、再び被害が出ないためにも日々のウンベラータの状態をチェックしてあげましょう。

ウンベラータに虫が大量に発生してしまった場合。

被害のある部位を切り取るだけでは対処出来ません。
ウンベラータをまるごと殺菌する必要があります。葉や茎を殺菌することはもちろん、土も殺菌して下さい。

その後問題がなければ正しい対処が出来たということですが、殺菌しても元気がない場合はその後育つ可能性は非常に低いです。
残念ですが、このウンベラータとはお別れすることになります。

ウンベラータとお別れしないためにも、大量に虫が発生する前に気付けるように状態をこまめに見てあげましょう。

観葉植物の虫対策・ウンベラータを虫から守る予防方法

ウンベラータに被害が加わることはもちろん防ぎたいですし、虫を見つけることも非常に不快ですよね。
出来れば見たくはありません。そのためにも、日頃から虫の発生を予防しておきましょう。

ウンベラータを虫から守るために、まずは毎日様子をチェックすることです。

毎日の様子を見ていれば、少し虫が発生した時点で気付くことが出来ます。
少量の虫なら対処の方法も難しくはありませんし、ウンベラータの枝や葉を多く切り取る必要もありません。

害虫から守るためにも、ウンベラータが伸び伸び育つためにも日光浴は大切です。

観葉植物は日光を浴びないと栄養を上手に吸収することが出来なくなったりして、本来の姿で成長することが出来なくなってしまいます。

しかも害虫によっては高温多湿の環境を好む個体もいます。
このような害虫にとっては、日陰で育てられているジメジメとしたウンベラータは最高の環境になってしまい、みるみる増殖してしまいます。適度な日光浴で害虫から守ってあげましょう。

観葉植物のウンベラータが白くなったときはうどんこ病の可能性も

観葉植物の葉が白くなっているところを見たことがありますか。害虫が発生しているのとは違って、それほど問題を抱えているようには見えていないかもしれません。
観葉植物にそれほど詳しくない方なら、そういう品種だと思うかもしれません。
一見重大な状況に見えませんが、観葉植物の葉が白くなっていたらそれはうどんこ病という病気に感染していて、すぐに対処する必要のある状態です。

葉が白く見えているのは、観葉植物にカビが発生しているためです。
カビをそのままにしておけばさらに繁殖と増殖を繰り返し、みるみるウンベラータの葉全体を覆い始めます。

カビに葉の表面を覆われたウンベラータは、まさに酸欠状態です。
苦しさを訴えることは出来ませんが、とても苦しいです。

カビのせいで光合成が出来ず、十分な栄養や水分を吸収することが出来ていません。

葉の全体にうどんこ病が広がっていればすぐに異変に気付くことが出来ますが、最初から範囲が広いわけではありません。

一箇所でも白い斑点が見えたら、うどんこ病が拡大する可能性が高いので、発見したら早めに対処してあげることがウンベラータを救うための得策です。

ウンベラータがうどんこ病になったときの対処法

では、ウンベラータがうどんこ病になってしまったときの対処法を見てみましょう。

初期のうどんこ病なら、水で薄めた酢や重曹を吹きかけると自然に消滅します。

一週間に一度のペースで吹きかけると効果があります。

この方法で良くなってくれれば初期のうどんこ病ということですが、なかなか改善が見られない場合はうどんこ病になっている部分を切り取ることになります。

そのままにしていると、健康な茎や葉にまでカビが広がってしまうので、かわいそうですが仕方のない対処です。

観葉植物を育てる以上、完全に虫を予防することは難しいです。
ウンベラータだけではなく、どの観葉植物にも発生する可能性はあります。

虫が発生する可能性があるからこそ、そのことを頭に入れた育て方をすることが求められます。

観葉植物は人間のように、病気になっても声を挙げて助けを求めることが出来ません。
虫や病気を未然に防ぎ、発生した場合は初期の段階で気付いてあげることで守ってあげましょう。