お部屋のインテイリアとしても人気のサボテン。サボテンといえば金鯱サボテンが王道のサボテンです。
金鯱サボテンは、植え替えをすることで大きく育てることができます。正しい植え替えの方法を知って、金鯱サボテンを大きく・元気に育てましょう。
ここでは、金鯱サボテンの正しい植え替えと管理の方法についてお伝えします。わかりやすく解説しますので、是非参考にしてみてください。
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金鯱サボテンは植え替えが必要?植え替えの頻度
金鯱サボテンは植え替えをしなくても元気に育ちますが、大きく育てたい時や、鉢からはみ出で窮屈そうなときなどは植え替えを行った方が良いです。
植え替えは、年に一回程度でどの植物もそうなのですが、植物の成長期に植え替えするのが適した時期となっています。
金鯱サボテンは肥料を上げれば上げるほど大きくなります。ですが、鉢の大きさまで根が張ってしまうとそれ以上は成長しなくなります。
金鯱サボテンを大きく育てたい時は毎年植え替えしてください。
鉢は使っていてた鉢より一回り大き目の鉢に植え替えましょう。
植え替えをする時期は、真夏と真冬以外なら大体いつでも良いです。3月から6月くらいと9月から12月くらいまでなら良いでしょう。
土は、多肉植物用の土が売っていますので、そちらの土を使うのが一番安心です。
サボテンは根腐れが原因になる事が多いので、水捌けの良い土を使ってください。
金鯱サボテンの植え替えをする前のチェックポイント
植え替えに適切な時を選んで作業します。土は乾いている状態が一番良いので、水やりをした後などは避けた方がよいです。
土が乾いているかは、持った重さで感じ取るか、表面を触てみてカサカサしているかなどで様子を見るようにしてください。
サボテンが増えてきている場合は、そのまま植えても良いですし、増やしたいのであれば切り離します。
金鯱サボテンの植え替えに必要なものと植え替えの方法
植え替えの時に必要な道具は、手袋(棘があるので刺さらないようにする為です)、サボテン用の土、ハサミ、シャベルです。
土が乾燥していれば綺麗に鉢から剥がれます。棘が痛くてサボテンを掴めないときは鉢を下に数回軽めに打ち付けて土を浮かせるようにすれば取りやすくなります。
また、鉢をひっくり返す要領で取り外せば綺麗に外れますが、ひっくり返して手の平でサボテンを受け止める為、棘の痛みと、更には棘が折れてしまうかもしれないことを考慮して作業してください。
無事に鉢から外れたら、根のチェックをしましょう。鉢にびっしりまで根が張っている時は細かい根はハサミで少し切ります。太い根は切らないようにして、もし間違えて切ってしまったらよく乾かしてから植え替えするようにしてください。
一緒に植えていると根が鉢の中で絡み合っているので分ける時も優しく分けないと根が引っ張られて切れてしまいます。
サボテンを一度下に置いてシャベルなどで分けながら作業してくとゆっくり落ち着いて作業できますよ。
金鯱サボテンの植え替え時期は?管理のポイント
金鯱サボテンは、上手く育てれば最長で30年程生きられます。また、長く育てていけば珍しい金鯱サボテンの花も見る事ができます。花は20年くらい育っていないと咲かせてくれないので、愛情をもって育てていかないと見る事はできません。花を見るために、長く育ててみたいですね。
金鯱サボテンは冬場の温度管理が重要になってきます。
屋外で育てている場合、気温は非常に大事になってきます。5度以上の気温でないと金鯱サボテンは生きていくことができませんので、屋外で育てている場合は、冬の前には室内に入れて育てた方が良いです。5度以上常にある場合はそのままでも良いですが、急に寒くなることもあるので注意が必要です。
金鯱サボテンは日照不足に弱いので、必ず日当たりが良い場所に置くようにします。
可愛い丸い形を維持するためには常に光を当てておく必要があります。
日照不足になると、金鯱サボテンは形が変形してしまいます。
丸かった形は、日光を補うために少しでも光のある方に向かって伸び始めます。もし変形してきたなと思ったら、常に光が当たる場所に置く場所を変更するようにしてください。また、変形してしまったらもう元の形に戻る事はありませんので、変形しないように心がける事が可愛らしい形を保つ秘訣になります。
大きく育てるなら植え替えが必要になりますが、そのままの大きさにしたいなら植え替えの必要はありません。
植え替えするときは、新しい土にサボテンが馴染むように力を使ています。室温や環境が良くないとサボテンが弱ってしまう為、気温が高い真夏とジメジメして環境の良くない梅雨時期、気温が低くなりすぎる真冬は避けるようにします。
金鯱サボテンのサイズや寿命について
金鯱は鉢を変えればその分大きく育ってくれます。しかも、30年もの寿命があるのでどこまでも大きくなります。
最大で1mくらいにまで育つサボテンもありますので、どこまで大きく育てられるか挑戦してみても面白いかもしれません。
ですが、大きくなるにつれて、植え替えが大変になっていく他、鉢の大きさも特殊サイズになっていくのでやりすぎには注意しましょう。