サボテンの花が終わったらどう管理する?サボテンの管理方法

育てているサボテンに花が咲き、その花が終わったらどんなふうに管理すればいいのかわからない人もいますよね。せっかく育てているのですから、花が終わった後も上手に管理して育てていきたいと考えることでしょう。

特に、今まで育てているサボテンに花が咲いたことがない場合、その後にどのような状態になるのかもわからないですよね。

ここでは、サボテンに花が咲いた後の管理方法についてお伝えします。サボテンの管理の仕方を間違えないようにして、上手に育ててくださいね。

サボテンは比較的管理が簡単な植物ですが、愛情を込めてお手入れをしましょう。

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サボテンの花が終わったらどうなるか

サボテンの種類によっては、とても大きな花を咲かせてくれるので、その大きなお花を楽しみに育てている方もいると思います。大切に育ててやっと見れた、サボテンの大きなお花。でも、そのお花が咲いた後、サボテンはどんな状態に至りますか?

サボテンが花をつけた後は、散って終了になります。大体の場合は、咲いた花は受粉することもないようです。

ただ、雪晃と呼ばれるサボテンはお花を咲かせた後も受粉することができるサボテンになってきます。そして、サボテンも自然に受粉が可能なものもあれば、なんだかの仲介がないと、受粉ができないものがあります。

サボテンは咲いたあと、散って、受粉できずに終了する。それが、サボテンがお花が咲いた後の状態になります。また、種をつけたり、実をつけるとなると、それにパワーを使い切って、サボテンが弱りやすくなります。受粉せずに、次の段階に移るのが適切かもしれません。

サボテンの花が終わったら摘み取る方がいい

大切に育ててきたサボテンが期待していたお花を十分に咲かせてくれて、散っていきました。その後の適切な処理ですが、摘み取る方が、懸命な判断になります。

種はつかせない方が良い

摘み取らなかったら、どうなるかですが、種ができる可能性があります。「え?それじゃ種をつけて、もっとサボテンを増やしていきたい」と思いますよね。

ですが、それは間違った考え方になってきます。種をつけてしまうと、親株のエネルギーが種をつけることに集中してしまい、弱ってしまうからです。種は、お店で購入することもできるので、サボテンを育てている側としては、綺麗なお花をみた後は、摘み取って、種をつけさせないようにすること、サボテンを弱らせないようにすることの方が大切になってきます。

欲張って、「種をつけて欲しい」と思うかもしれませんが、ここは我慢して、サボテンを強めてあげましょう。

サボテンの花が終わったら結実して栄養を吸収される事がある

サボテンが美しいお花を咲かせてくれて、嬉しいけれど、その後の処理方法はどんな方法が適切なのでしょうか。

サボテンの花は、咲き終わると、実を結んで栄養を吸収することもあります。考え方は上記と同じで、種をつけてしまうと、サボテンが弱ってしまう、同様にして実を結んでしまうと、栄養がそちらに取られてしまいます。

植え替えの過程を踏んでいるのなら、その時点で肥料を与えて、サボテンが実をつけれるパワーがみなぎっているので、弱まらないというのも考え方の一つです。また、実をつける前に肥料をあげておけば、栄養を吸収されることがあっても、肥料でその分のパワーを補うことができる。そのような状態にある方もいます。

選択はあなたにありますが、基本、花を咲かせた後は、種をつける、実をつけるとなると、持っているエネルギーをサボテンは種や実に使用してしまうことになり、弱まってしまいます。それを何で補強できるのか。肥料を与えることも可能ですし、そこまでする必要がないと摘み取ることもできます。

サボテンの花が咲く条件

サボテンを育てていて、花を咲かせるのであれば、是非、可愛らしいお花を適切な時期にみてみたいですよね。

それには、サボテンのお花が咲く条件のようなものがあります。条件が揃わないとサボテンもお花を咲かせることができません。また、時間帯も関係してきます。まだお花をみていないのなら、下記のチェック事項を参考にしてみて下さい。

  • 日光も必要
    必要な量の日光がないと、中々サボテンの花を見ることができません。もしかしたら、日光の量が足りないのが、原因の可能性があります。直射日光もあまりよくありませんが、元々サボテンは日差しの強い箇所で成長しています。日陰過ぎてサボテンの成長を妨げる可能性もあるので、置き場所を考慮してみましょう。
  • 咲くのは夜
    他の可能性として考えられるのは、サボテンが花を咲かせるのは、夜なので、時間帯が違う可能性もあります。もしかしたら、あなたのサボテンは既にお花を咲かせているのかもしれませんね。

サボテンの花が咲かない時の原因

サボテンのお花を見るのを楽しみにしているのに、中々見れない。どうしてなのだろう?考えられる要因ですが、多くある中から、いくつかあげていきます。「これが当てはまるかも」と感じたら、改善してみて下さい。

休眠期にじっくり休ませてあげる

どの観葉植物にも、生育期と休眠期というものが存在します。生育期は成長する時期なので、この時期は水やりをなるべくたっぷりやり、成長させてあげることが大切になります。休眠期は逆で成長はしない、ゆっくりと休ませてあげる時期になります。この時期は水やりは控えなくてはいけないので、サボテンが休眠期であれば、水やりは控えて、春に向けてじっくりと休ませてあげて下さい。

サボテンの株が未熟である

サボテンの種類によっては、ある程度成長しないと、お花を咲かせてくれません。サボテンの種類にもよりますが、5年ほどの年月を必要するものもあります。予め、どの位の期間でお花を咲かせてくれるのか、調べておきましょう。

植え替えをする時期である

根が成長していて、植え替えが必要になっていると、狭い鉢の環境が窮屈なので、お花を咲かせてくれません。根詰まりが気になるのなら、生育期に植え替えをして、より成長し、お花を咲かせることができる状況にしてあげましょう。

サボテンのお花が咲いた後ですが、基本、種や実をつけさせずに、摘んであげた方がサボテンにもストレスがかからず、弱らなくて済むことがわかったと思います。生育期に肥料を与えたりして、種や実をつけてもまだ丈夫なサボテンにすることも可能ではあります。どちらが良いか、あなたが選んで下さいね。

サボテンも状況が整わないと、中々お花を咲かせてくれません。状況を整えて、夜にサボテンの美しい花を見て下さい。