「サボテンが大きく育ってなんだか鉢が窮屈そう、まだ植え替えを行ったことがない」という場合、サボテンの植え替えをしようと考えますよね。
サボテンの植え替えをするときは、季節に注意して行う必要があります。では、サボテンの植え替えに適した季節は一体いつなのでしょうか。冬場の植え替えは大丈夫?
ここでは、サボテンの植え替えを行うのに適した時期と植替えをする目安、植替えの詳しい手順についてお伝えします。
サボテンの植え替えを行うときは、時期を間違えないように植え替えをして、サボテンを元気に育ててあげましょう。
また、植替えを行う際の基本や、植え替えた後の管理方法についてもご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。
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サボテンの植え替えを冬に行うのはNG
サボテンを育て成長してくると、鉢の中の根も窮屈に感じ、「植え替え」の時期を迎えることになります。
サボテンの植え替えには、適切な時期があることをご存知ですか?
最も避けたい時期は実は冬になります。
どうして冬の時期はサボテンの植え替えの作業を避けた方が良いのか、理由を知りたいと思われますよね。
その理由をご紹介していきます。
サボテンは冬にお休み(休眠期)する
サボテンの植え替えが冬を避けたい理由には、基本的に元気がない時期なので、その時期に植え替えというストレスがかかる作業を取り入れてしまうと、サボテンには余計なストレスがかかり、枯れやすくなってしまいます。
その為、冬の植え替えの作業は避け、より適切な時期を選んであなたのサボテンをより成長させていきましょう。
サボテンの植え替えは冬以外の時期にしよう
サボテンの植え替え作業をする時には、冬は休眠期の時期はあまり元気がない成長しない時期に入るので、植え替えの時期としては適切ではないことがわかりました。
では、どの時期が適切なのか、適切な時期について説明していきたいと思います。
休眠期とは逆の、生育期がオススメ
サボテンは生育期に成長していきます。その時期はサボテンも成長していく為、多くのエネルギーを用いています。そんなサボテンにとって元気な時期に植え替えをすることが、ストレスがかからない状況を作り上げていくのです。
具体的にいうと、春頃がお勧めになります。3月から5月位が調度よい時期になってくるので、その時期に植え替えをしてサボテンにストレスを与えない状況を作り上げていきましょう。
サボテンの植え替えの目安
サボテンも成長したら、「植え替え」という作業をしていかなくてはいけません。
けれど、サボテンがどんな状態になったら、植え替えの作業をしたら良いのか、まだよくわかっていない人もいます。
どんなサインを目安にすれば良いのか、下記のサインを参考にしてみて下さい。
- 植え替えを2-3年していない
- 根が鉢からはみ出してしまっている
- 水を与えても、サボテンに元気がない
- 鉢とサボテンのバランスが悪い
上記のような状態でしたら、サボテンの植え替えのタイミングに来ているといってもおかしくないと思います。特に、植え替えを暫く行っていないのであれば、サボテンの根が成長し、今の鉢のサイズでは物足りない可能性があります。そのような状況であれば、春の時期に植え替えをしてあげましょう。
冬は植え替えNG!サボテンの植え替えの基本
冬ではなく、春がサボテンの植え替えの作業として適切な時期になってきます。
そのサボテンを植え替える時ですが、いくつかの重要な点があります。下記で紹介していくので、参考にしてみて下さい。
- 植え替えの1週間前から水やりを辞める
土が乾燥していた方が、サボテンを鉢から出す時に、サボテンへの負担を軽くします。その為、水やりを1週間ほど辞めましょう。 - 一回り大きな鉢を選ぶ
成長してから植え替えをするので、根の成長も考えて、古い鉢より一回り大きなものを選んでいきましょう。 - サボテンに合った土選び
古い土は栄養素がないので、新しい土でサボテン用のものを選んで購入しましょう。
サボテンの植え替え方法
冬はサボテンの植え替えの時期としてはふさわしくないことは、おわかりいただけたかと思います。
植え替えは春の時期に行うとして、サボテンの植え替えの正しい方法を学んでいきましょう。
- サボテンを鉢から取りやすくする為に、水やりを1週間程控える。
- 1の手順で土が乾燥している状態を作り出して、サボテンを鉢からスムーズに取り出していく
- サボテンを鉢から取り出していく
- 新しい鉢、古い鉢より一回り大きいタイプの鉢、に鉢底ネットを置き、軽石を置く
- サボテンは、古い土をほろって、腐ってる根などは切って取り除いていく
- 新しい鉢に新しい土を1/3程いれていく
- 新しい鉢にサボテンを中心にいれる。その際、割り箸などで土をしっかりと慣らしていく
上記がサボテンの植え替えの基本的な手順になります。参考にしてみて下さい。
サボテンを植え替えた後の管理方法
サボテンを適切な時期に植え替え、手順も正しいもので植え替えたのに、「それでも枯れてしまった」という事態には陥りたくないですよね。
サボテンが枯れないためには、どんなケアが必要になるのでしょうか。
- 水やりは2週間程まつ
観葉植物を育てていると、ついつい「水やりしなきゃ」というプレッシャーがあると思います。
でも、植え替えをした後ですが、いくら生育期に植え替えをしているにしても、サボテンに負担はかかっていて、すぐに水を吸収できる状態にはありません。
ある程度の期間、根も休ませてあげる必要がありますので、2週間程水やりは控えていきましょう。根が新しい環境に慣れてから、水やりをしてあげましょう。
また、日陰で管理してあげましょう。まだデリケートな時期なので、日向では光合成ができません。
上記の内容で、サボテンがどうして冬の植え替えは避けた方が良いのか、何故春先がオススメなのか、どういった手順で植え替えをしていったら良いのか、理解できましたか。サボテンから「これが植え替えのサインだ」と様々なサインをもらったら、春先、サボテンにストレスがかからない時期に植え替えをして、より成長させてあげて下さいね。