スーパーの野菜コーナーにいつもある野菜の中にほうれん草があります。ほうれん草は夏の時期を除くと一年を通して栽培することが出来るので家庭菜園にもおすすめです。
種まきの時期は、春まき、夏まき、秋まきと3つの時期があります。
育ちやすい時期など、それぞれのまき時期の成長の特徴を紹介します。
種まきの時期が決まったら、種まきをしましょう。種まきの前に土の準備はできていますか?土や畑の作り方も確認しておきましょう。
種をまいたあとには、間引きをしたり追肥をしたりといった作業もあります。
気温が低い時期は防寒対策もするといいでしょう。
またほうれん草がうまく育たないのはどんな状況なのかも併せてご覧ください。
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家庭菜園でほうれん草栽培。種まきの前に大事な土作りの準備
家庭菜園に凝っている方、沢山いると思います。そんな方々ですが、ほうれん草を栽培する際、これから種まきという方法を用いる場合ですが、土作りにこだわる必要があります。
家庭菜園でほうれん草を始めるなら肥料はオリジナルではなく、市販品にこだわった方が良い
特に、初めてほうれん草を種から育てる方ですが、自分で様々な肥料を混ぜて作る、オリジナルを作るというよりは、市販の肥料にこだわった方が、失敗することもなく、ほうれん草を栽培することができると思います。
オリジナルの時は土作りをするのに様々なプロセスが必要になってきますが、市販の肥料の場合は、その手間が省けます。
「この日にほうれん草の植え付けをしよう」と考えている日の数日前にでも、ほうれん草に適した肥料を買って置けば良いと思います。
初めのうちは、市販の土に頼って、ほうれん草の家庭菜園を成功させていきましょう。
畑作りの準備としては、市販の肥料を土に混ぜておく
畑を耕して、市販で購入した肥料を混ぜて、深く耕していきましょう。1週間前にその作業を終えると良いと思います。
家庭菜園の土の準備が出来たらほうれん草の種まきをしょう
家庭菜園の土の準備が出来たら、ほうれん草の種まきを早速やっていきます。
その際ですが、土に深さ、2cm、幅が3cm位の溝を作っておきます。その溝の部分に、間隔が2cm程度になるように、種を蒔いて、土を覆って水やりをしていきます。
この際の水やりですが、しっかりとやっていきます。
また、まき溝の条数ですが、畝幅が60cmであれば、4条、90cmであれば、6条となっています。
土の作業に慣れている方でしたら、それほど難しい作業ではないと思います。種を置く間隔と、深さ、幅に注意して、ほうれん草の種まきをしていきましょう。
家庭菜園のほうれん草の種まき時期は3回ある
家庭菜園のほうれん草の種まきの時期ですが、実は3回あります。春まき、夏まき、秋蒔きという時期があるので、その時期に注意して、種まきをしていって下さい。
- 春まきの場合は、3月の下旬から4月上旬に種を蒔き、収獲は5-6月を目処にします。
- 夏巻きの場合は、7-8月に種を蒔き、8-9月に収獲をしていきます。
- 秋蒔きの場合は、9-10月に種を蒔き、11-1月に収獲していきます。
どの時期に種まきをすれば良いのか?そういう疑問にたどり着くと思います。その疑問に対する答えですが、秋蒔きが一番良いとされています。
理由ですが、例えば夏に蒔いてしまうと、どうしても気温が高い為、発芽が困難になります。そうすると、家庭菜園を楽しんでいる側からすると、「まだ発芽しない」と悩むことになりますよね。それを避けるには、気温も適切な秋に種まきをすると良いと思います。
どうせ家庭菜園をするのなら、順調に育てたいですよね。そう思うなら、秋に蒔くことをお勧めします。また、発芽するまでは、土はなるべく乾燥させずに、水やりをたっぷりとしていきましょう。
ほうれん草の間引きや防寒対策などの育て方
ほうれん草を育てる上で、「間引き」や防寒対策なども学んでいかなくてはいけません。「え?それなんですか?」と思われている方の為に、ほうれん草の間引きや防寒対策がどういったものなのか、ここで説明していきます。
家庭菜園でほうれん草を育てるなら知っておきたい間引き
ほうれん草の葉っぱが指2本分位になるように、間をあける作業になります。本葉になったらする作業になるので、その位のサイズに成長をしたら、忘れずに行っていきましょう。
また、間引きした後ですが、ほうれん草の株はぶらついて倒れやすくなってしまいます。土で支えてあげましょう。
ほうれん草の防寒対策
ほうれん草は寒さには強い野菜ではありますが、秋以降は気温が低いと発芽率が落ちていきます。その為、種を蒔いた後ですが、不織布のベタ掛けで防寒対策をとった方が良いと思います。発芽の助けになる対策をとっておきましょう。
家庭菜園のほうれん草がうまく育たないトラブルや失敗例
ほうれん草を家庭菜園で上手に育てようとしても、中々育たない。失敗の原因はどこにあるのかな?
その疑問にお答えします。
- 続けて作りすぎ
数年開けてほうれん草を栽培した方が良いと思います。それが問題であなたの家庭菜園が上手くいかない可能性があります。 - 土に問題がある
ほうれん草の収獲はあるけれど、その葉っぱの質が悪いのなら、土に問題があると思います。ほうれん草の土に必要な、強酸性やリン酸肥料が足りていないなどの原因が考えられますので、ほうれん草の葉っぱに元気がない、自分が思っているほどの収獲が得られないのなら、土作りを振り返ってみると良いと思います。 - 発芽しにくい
乾燥が問題なのではないでしょうか?発芽するまで、水やりはたっぷりとする必要があります。また、時期によって、熱すぎる場合もあります(夏に種まきをした場合)。その場合には、涼しい所にほうれん草を置いて、適切な水やりをしていきましょう。
家庭菜園でほうれん草を栽培するとなると、失敗例からも見られますが、土づくりから必要な栄養素が入っているのかどうかが問題になってきます。これから種まきをして栽培していく方ですが、その点にも注意してほうれん草の家庭菜園を始めていって下さい。
水やりもたっぷりしないと中々発芽しません。それぞれのステップを着実に踏んで、元気なほうれん草を育てていって下さい。