多肉植物の葉挿しでよくある失敗を紹介。対策ややり方を再確認

多肉植物を育てているとたくさん仲間を増やしてみたくなりますね。

増やす方法に葉挿しがありますが、うまくいかない、芽がなかなか出て来ないという場合もあると思います。

葉挿しが失敗してしまったのは何が原因だったのでしょうか。

まず考えられるのは多肉植物にとって大事な水のこと。水のやり方を紹介します。
他には葉挿しの時期や置く場所が失敗の原因ということもあります。
こちらで解決策を確認してください。

また葉挿しに向いている種類もありますので、この種類なら上手くいくかもしれませんね。

葉挿しのやり方も再確認して、発芽を待ちましょう。
発芽したあとはお好きな鉢に入れ、仲間をたくさん増やしてあげましょう。

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多肉植物の葉挿しで失敗しやすいのは葉挿し前の水やり

多肉植物を上手に育てられるようになると、「もう少し多肉植物を繁殖させてみたい」と繁殖方法として、葉挿しに挑戦したいと思う方もいますよね。

でも、いざやってみると失敗してしまい、何が原因で失敗してしまったのかと思うこともあります。

ここでは、多肉植物の繁殖方法や葉挿しで失敗する原因をご紹介します。

葉挿しする時の失敗の原因について

葉挿しをする時に、いつも通りお水をあげているとすると、実はそれは失敗の原因になります。
葉挿しをする時は、いつもより水の量を少なくする必要があります。

多肉植物は元々乾燥に強い地域で育っています。その為、あまり水が多すぎると、多肉植物にとっても苦手な環境になってしまいます。葉挿しをする時は、水やりの量に気をつけましょう。「これでは足りないかな?」と思う位が丁度よいのかもしれませんね。

多肉植物の葉挿しで失敗しない為の時期選びや置き場所

多肉植物を育てていると、「もっと増やしたい」と思ってしまいますよね。葉挿しで増やそうと意欲満々だったのに、いざやってみると、失敗してしまう。葉挿しで失敗してしまう典型的な原因って何なのでしょうか。

  • 時期と置き場所
    多肉植物も時期によって、よく成長したり、お休みしなくてはいけない時期があり、その時期によって、葉挿しで成長したり、しなかったりします。ですので、適切な時期に葉挿しをすることによって、失敗の確率を下げることにもなります。
    では、いつがベストなのか?って思いますよね。それは、「春か秋」になってきます。
    冬は大抵の多肉植物は休む時期なので、避けましょう。そして春か秋にかけて葉挿しをして多肉植物の数を増やしていきましょう。
  • 日光も必要
    葉挿しをする際には日光が必要になってきます。その為、なるべく日光が当たる場所に移動させて、葉挿しを成功させていきましょう。

これで失敗なし。多肉植物の葉挿しに向いている種類や準備について

多肉植物を葉挿しで成長させたいと思ったら、あなたの手元にある多肉植物が葉挿しで成長する多肉植物なのかチェックすることや準備も必要になってきます。
あなたの家にある多肉植物が葉挿しで成長するものなのか、どんな準備をしたら葉挿しの繁殖で失敗しないのか、準備についても説明していきます。

【葉挿しに向いている多肉植物】

  • グラプトペタルム
  • セダム
  • ガステリア
  • クラッスラ

【準備するもの】

  • 土を入れることができる、鉢など
  • 新しい土

土は新鮮な土を使う方が、適切な栄養を含んでいる為、葉挿しには向いています。
古い土を使うと、栄養を含んでいなかったりするので、葉挿しが失敗する原因になります。
新しい土を使うようにしていきましょう。成長するには、新鮮な土の栄養が必要になります。

多肉植物の葉挿しの手順を確認しておきましょう

多肉植物を葉挿しで繁殖させたいけれど、失敗続き。
どんな事が原因に考えられるのか。これまで改善できる点として、水やり、置き場所、時期、適切な土を上げてきました。

ここで葉挿しの手順について、振り返って見直していきましょう。

  • 元気な葉を選ぶ
    枯れている部分ではなく、元気いっぱいの葉っぱを選びましょう。
  • 葉を取る時、付け根から取る
    株から葉を取る時は付け根からとらないと、失敗になってしまいます。
    どういう状態が失敗かというと、水々しさがなければ失敗になってしまいます。
    コツとしては、「付け根」になります。付け根からしっかりと葉をとっていきましょう。左右に揺らしながら取ると、よくとれると思います。

多肉植物の葉挿しで発芽したら

多肉植物の葉挿しでどうやったら失敗しないのか、失敗しない原因をこれまで見てきました。

原因を解明して、葉挿しで成功し発芽ができた!そうしたら、たくさん増えて成長していって欲しいですよね。

発芽した後は、どんなケアが必要になってくるのか、ここで一緒にみていきましょう。

  • 発芽の数日後、お水をあげる
    芽が出てきたばかりのものには、肥料は避けて下さい。まだ肥料をあげる時期ではないので、もう少し待ってみましょう。
    そして、土を根の部分にかけてあげて下さい。その際にお箸やピンセットで穴を少し作ってあげ、そこに根の部分を置いてあげると、葉がストレスなく成長できると思います。そして、より大きくなってきたら、鉢に移し替えてあげましょう。
    多肉植物を葉挿しで育てるとなると、どんな点で失敗するのか、失敗する原因を探ってきました。
    もしかしたらこれが原因で葉挿しに失敗したかも?と思える点があったでしょうか。
    是非、改善して、あなたの多肉植物を葉挿しで成長させていって下さいね。