サボテンを育てていると、サボテンの成長に合わせて植え替えをする必要が出てきます。
ですが、まだ植え替えをしたことがないと、どのような方法で植え替えをすれば良いのかわからないですよね。間違えた方法で植え替えをしてしまうと、サボテンが元気に育たなくなることもあります。
ここでは、サボテンを植え替える時の正しい植え替えの方法についてご紹介します。植え替えのタイミングを知る方法や時期、植え替え前の準備についてもご紹介しますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
正しい方法が分かれば、上手に植え替えをすることができます。初めての人にもわかりやすく、サボテンの植え替えについてお伝えします。
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サボテンの植え替えのタイミングを知る方法
サボテンを上手に育てていると、植え替えの時期が来ます。これまで元気に成長してくれるように、大切に育ててきただけあって、植え替えの方法を誤って枯らせたくないと思います。
それにはまず、サボテンの植え替えの正しいタイミングをしりましょう。サボテンからどんなサインをもらったら、「あ、植え替えのサインだ」とハッキリわかるのでしょうか。
下記がそのサインになります。
- 根が成長していて、今の鉢からはみ出している
- ここ数年、植え替えをしていない
- 水やりをしても、まだサボテンに元気がない
- 根の方が大きすぎて、鉢とバランが悪くなっている
上記のようなサインを貰うと、サボテンから「これが植え替えのサインだよ」と言われているようなものになります。
特に、ここ数年植え替えをしていなかったり、根が鉢からはみ出ているようでしたら、植え替えのサインになります。
サボテンを植え替える前は水やりをやめて準備を
さぁ、これからサボテンの植え替えをしよう。でも、サボテンの植え替えをする前、準備段階で気をつけなければいけないことがあります。どんな点に気をつけなければならないのか、説明していきたいと思います。
水やりを1週間前からストップさせる
どうして水やりを植え替えの前に辞めなければならないのでしょうか?
植え替えをする時はサボテンを鉢から取らなくてはいけません。水やりをやめ土が乾燥していると、そのとる作業が簡単になります。
同時に、サボテンへの負担も軽くしてあげることができます。「植え替え」は、いくら生育期にするにしろ、サボテンへの負担を軽くする必要があります。その為、水やりの頻度を抑えて、サボテンへの負担を軽くしていきましょう。そうすることで、植え替えの成功率を高めることができます。
サボテンの植え替え方法・準備するもの
サボテンの植え替えをするときは、何を準備すればよいのか、特に初心者だと「どんなものが必要なのかな?」と疑問に思います。
どんなものが必要になってくるのか、紹介していきます。植え替えの前に是非用意しておいて下さいね。
●時期
生育期の直前がベストになります。3-4月頃を基準にして植え替えをしていきましょう。
●準備するもの
- 一回り、二回り大きな鉢
- 新しい土
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- ハサミ(古い根が切れるもの)
- 割り箸(土に穴を開けることができるもの)
上記がサボテンの植え替えに必要なものになってきます。特に、古い土ではなく、栄養が入っている、新しい土を用意するようにして下さいね。
サボテンの正しい植え替え方法
サボテンを植え替える準備が整って、これからサボテンを植え替えよう。そう思っていても、正しい手順で植え替えをしていかないと、植え替えでサボテンが枯れてしまいます。
そうならない為にも、正しい植え替え方法で、サボテンを元気にさせてあげましょう。
- 上記でも述べていますが、植え替えをする1週間前から、水やりを辞めて、土を乾燥させる。そうすることにより、鉢からサボテンを取りやすい状態にする
- 実際にサボテンを鉢からとっていく
- 古い鉢から抜き出したサボテンの古い土をほろっていく。そして、傷んでいる根があれば、その部分を切っていく
- 根が乾いてないと感じるのなら、更に5日程、根を乾かす
- 新しい鉢に鉢底ネットを置き、軽石を置いていく
- 鉢の1/3程に土を入れていく
- サボテンを鉢の中心にいれ、割り箸で、土をたたき、土をなじませていく。
以上が手順になります。しつこいようですが、植え替え時には、新しい土が必要になります。更に成長させる為にも、新しい土で対応していきましょう。鉢は、これまで以上に成長していくので、古い鉢より、一回り、二回り大きなものを用意しておきましょう。
サボテンの植え替えに向いている時期
サボテンの植え替えですが、上記でも何回か触れてきていますが、「適切な時期」という時期があります。どの時期に植え替えをすると、植え替えという作業をしている時に枯らさずに済むのか、ここで、説明していきたいと思います。
植え替えは生育期の前当たりがベスト
4-5月位が最善になります。生育期は、サボテンが成長していく時期なので、この時期に植え替えをすると、サボテンにとって負担がかかりにくくなります。
逆に、冬はサボテンが成長しない時期なので、この時期に植え替えをしてしまうと、ただでさえ休まなくてはいけない時期に、植え替えという余計なストレスがサボテンにかかってしまうので、その時期に植え替えをしてしまうと、枯れてしまいます。
なるべく、春先に植え替えをして、サボテンにストレスをかけないようにしていきましょう。
サボテンの植え替えについてみてきましたが、大体の考え方や方法が上記の説明で理解できたのではないでしょうか?
時期としては春がお勧めになりますので、冬は避け、サボテンにストレスがかからない時期に植え替えの作業をしてあげましょう。正しく植え替えができれば、サボテンもまたこれからより一層成長してくれます。是非植え替えという作業を通して、あなたの手元にあるサボテンを繁栄させていって下さいね。時期がきたら、素晴らしいお花もみることができますよ。