サボテンが大きく育って、別の鉢に植え替えをした時に残念ながら失敗してしまうケースもあります。
ここでは植え替えに失敗してしまう原因をみてみましょう。
取り出したサボテンの根を切り過ぎてしまったり、移す時期に問題があったりします。
そこで問題点や解決策を紹介します。
また植え替えをする前から必要な準備や、新しい土や植え替えに必要な道具も参考にしてみてください。
最後にやり方の手順を確認して、失敗のない植え替え作業を行ってください。
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サボテンの植え替えに失敗したのは根を切りすぎたことが原因の場合
サボテンを長期的に育てていると、ある地点で「植え替え」の時期に来ると思います。家にあるサボテンをより成長させたいと思って張り切って植え替えをしていても、失敗して、折角大事に育ててきた手元にあるサボテンが枯れてしまったり、元気が無くなってしまうこともあると思います。
そんな時ですが、どんな事が原因でサボテンの植え替えに失敗したかというと、「根を切りすぎたこと」が原因な場合があります。
植え替えの時に、古い根を切ることになりますが、その時に根を切りすぎると植え替えに失敗してしまいます。古い根を切りすぎると、切った後に十分に栄養や水分を吸収できなくなることがあります。
それでは古い根をどの「程度」切ればよいのか、わからないと思われるかもしれませんが、古い根を切りすぎないことが、サボテンの植え替えを失敗しない対応策になってきます。切りすぎると植え替えの際に失敗する、その為、切りすぎないことが植え替えに失敗しない鍵となってくると思います。
また、切る際ですが、切るもの(例えばハサミ)を必ず消毒して下さい。根から病気になってサボテンがダメになることもあります。切る道具も消毒液で洗うなどをして対応していきましょう。
サボテンの植え替えの時期を間違えると失敗することもあります
サボテンの植え替えですが、失敗したくない。その為にも、失敗する原因を知って、今までかわいがって育ててきたサボテンをより成長させたいと考えると思います。
サボテンの植え替えを失敗する原因ですが、「季節」を間違ってサボテンの植え替えに失敗してしまうこともあります。
サボテンの植え替えに適した時期に植え替えをしていないので、サボテンも枯れてしまいます。ですので、「サボテンの植え替えで大切なサボテンを枯らせたくない」と思っているのであれば、最善な時期にサボテンの植え替えをしていきましょう。
サボテンの植え替えに適した時期は春と秋
上記の時期がサボテンの生育期に入る調度前で、サボテンにとっては、植え替えに適した時期になります。ですので、春か秋に行うか、また休眠時期に入るようでしたら、春か秋を待ってから植え替えをしたほうが、あなたが大切に育ててきたサボテンを枯らすことなく、植え替えた後も元気に成長していく姿を見ることができます。
具体的にいうと、4月下旬から5月下旬、8月中旬から9月中旬が植え替えには適した季節になります。それ以外の季節に「もしかしたら植え替えをした方が良いかも?」というサインをサボテンから貰ったとしても、時期はあくまでも春か秋を待つ方が、あなたが大切にしているサボテンを枯らさずに済むことになります。
サボテンの植え替えで大事な土。失敗が不安なら市販のものを使って
これまで大切にかわいがってきたサボテンを植え替えの時期で枯らしたくない、失敗したくない、そんな思いを育てている側の人たちは感じています。
サボテンの植え替えで失敗する原因が、根の切りすぎであったり、時期を間違っていることが原因であることを、先程まではみてきました。土もサボテンの植え替えで失敗しない為の大切な一つの要素になってきます。
植え替えをする際に、自分で作るオリジナルの物を用意したいと思っている方もいると思いますが、中々良い土を作るのは手間がかかりますし、「面倒だ」と感じる方もいらっしゃると思います。そんな場合ですが、下手に自分で適切な土を作るよりは、市販のものを用意すると良いと思います。
ゴールデン培養土やプロトリーフサボテンが市販で売られている代表的なものとなってきます。ですが、この2つにこだわる必要もありません。サボテン用の土であれば全く問題ありません。自分でオリジナルのものを作るよりは、市販で売られている土を購入した方が、サボテンの植え替えでは手間がかからずに、上手にサボテンを育てていくことができると思います。
サボテンの植え替えを失敗しない為に。水やりや道具について
サボテンの植え替えに失敗して枯らせてしまった経験が有る方は、「今度こそは失敗しない。植え替えも成功させて、大切に育ててきたサボテンをもっと成長させてあげたい」と思います。
では、サボテンの植え替えに失敗しない為に、どんな点に注意すれば良いのでしょうか。水やりや道具についてもみていきたいと思います。
サボテンの植え替えをする前に、水やりは辞める
タイミングとしては、植え替えをする1周間から10日前になりますが、サボテンに水やりをするのを辞めましょう。そうすることで土が乾いて、植え替えをする時に鉢から株を取り出す際に、根にかかる負担が軽くなってきます。
道具を用意する
- サボテン用の土(草花用の土はサボテンには向きません)
- 鉢(一回り大きいものを用意。大きすぎるものは用意しないこと)
- アミ
- 軽石
- サボテン用の肥料(サボテンにピッタリなものを選ぶ)
- 割り箸
- 手袋
準備が整ったらサボテンの植え替えの手順やその後について
サボテンの植え替えに失敗しない為には、水やりを辞めること、また数点、必要な道具を準備するなど、下準備が必要な事が上記の説明でわかったと思います。
サボテンの植え替えの下準備が整ったら、次のステップとしては、どんなことをしていったら、植え替えも失敗せずにすみ、あなたのサボテンがより成長することができるのでしょうか。手順がその後に大切なケアについて見ていきましょう。
「手順」
- 水やりをストップして(7日から10日程)、土が完全に乾いたら、サボテンを鉢から取り出す
- 古い土がついていますが、その土を優しく取り去っていきます
- 傷んでいる根は切る
- 土が「まだ湿っているな」と感じるのなら、更に5日程乾かす
- 鉢の底にネットをいれて、軽石を置く
- 鉢の1/3位まで土を入れる
- 根を広げながらサボテンを鉢の中心に置き、土を足して株をなじませていく
- 割り箸で土を整えていく
「その後のケア」
- 1-2週間は水やりをしないこと。
- まだ株がデリケートな状態にいるので、1-2週間、直射日光にはあてないで下さい。