サボテンの水やりは季節によって回数や時間帯に注意が必要になります。
なぜならサボテンには生育期や休眠期という時期があるからです。
その時期に合わせた水やりをしましょう。特に気を付けたいのが夏の季節ではないでしょうか。
まずは夏の水やりの回数や最適な時間帯についてご紹介します。
また夏だからといって水のやり過ぎには注意してください。サボテンが枯れてしまう原因になってしまいます。
サボテンを育てているのは屋外ですか?屋内ですか?
その環境によって育て方は変わって来ますので、違いも併せてご覧ください。
また水やりがしやすい鉢がありました。鉢選びのポイントも紹介します。
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サボテンの水やり。夏の時期の回数を確認しましょう
育てやすいということからも人気の高い多肉植物のサボテンですが、実は手をかけすぎてしまう、放置しすぎてしまうというあまりに枯らしてしまうなんてことも実際あります。
どうしてサボテンが枯れてしまったのか?わからない人も多数いるかと思いますので、ここからはサボテンの水やりについて紹介したいと思います。
サボテンの生育期と休眠期を理解する。
多肉植物には、生育期と休眠期があります。
生育期とは、ぐんぐん伸びる成長するという時期で、休眠期は名前の通り眠ってしまう時期です。
ですので、毎週毎月同じだけの水の量をあげれば良いかというと、そうではなくて生育期には多めに、休眠期には控えるというペースで水をあげる必要があるのです。
一般的に、5月~9月は生育期、10月~翌4月までは休眠期と言われています。
その中でも細かく分けていくと5月6月と9月は生育期真っ只中、7月8月は生育期でも真夏のため穏やかになる時期とされています。
こう考えても、自然の環境にいかに生き抜いていくか、適応能力が備わってるという点だけみても生き物ってすごいですよね。
ここで、注意してほしい事があります。
それは、休眠期についてです。
確かに眠っているに等しい位の成長の穏やかな休眠期のガバガバ水をあげることは枯らすことと一緒なのでオススメできませんが、かといって全く水をあげないことも枯らすこととにつながってくるので注意が必要です。
夏のサボテンへの水やりは時間帯にも注意です
ここで、自然界のサボテンについて少し説明させて下さい。
自生しているサボテンは雨季と乾季を把握した上で成長を続けます。
雨季に多い6月頃、岩の間や地中に大量の雨水が蓄積されます。
そしてその後の乾季の夏7月8月それ以降の季節も蓄えられていた水を少しずつ利用しながら成長を続けていくという流れです。
こういったところから考えた場合、成長期と休眠期が備わっているということも納得できますよね。
上記の成長の流れをふまえた上でまずは夏の水やり方法から説明したいと思います。
サボテンの夏の水やり
夏場は気温が高い日が多いため、置いている場所によって乾燥状態が著しく変わります。そのため、チェックが必要です。
かといって、毎日水をあげてしまうと根腐れを起こしたり枯らしてしまうので過度な水やりは注意して下さい。
目安としては10日位で1回という感覚でしょうか。
その中でも土が乾いているということも忘れずチェックしながら水を上げて下さいね。
サボテンの水やりで気をつけたい事。夏は梅雨にも気を付けてください
夏場のサボテンの水やりで注意しておきたいことはまだあります。
梅雨の時期
特に気をつけなくてはいけない夏の水やりシーズンは6月などの梅雨の時期です。
梅雨は湿度が高いため10日に1度水をあげていたとしても根腐れをおこしやすい状況になります。湿気はサボテンの大敵です。
勿論暑い地域が原産のサボテンなので暑い環境に対応することはできますが、室内の気温の高い暑さと外のカラッと日光のあたっている環境での暑さでは全く違う環境ですので、日中外出している時は玄関の外に置いておく、ベランダに置いていくなどの対策が必要かもしれません。
ただ、屋外での対策にも1つ気をつけなくてはいけないことがあります。
それはサボテンの育ってきた環境によってはみんなが日光に強いサボテンとは言い切れないため直射日光を避ける必要があるからです。
でも自分が購入したサボテンが基本的に強いのかどうなのかなんてわからないですよね?
そのため、直射日光を避けるという対策が必要になります。
玄関やベランダに置く事は勿論オススメですが、外に置く上で少し工夫が必要になります。もしくは、まだ小さいうちから育てはじめましょう。
徐々に直射日光に当てながら強く育てていくという必要があるからです。
そうして直射日光訓練をしていたサボテンは大きくなっても外の日差しに負けない強いサボテンへと成長します。
こう考えるとサボテンは、繊細なのです。生きているということですね。
屋外か屋内か、サボテンを育てる環境に合わせましょう
結局、屋外が良いのか室内が良いのかよくわからない結果になってしまってますが、一体どこで育てれば良いのでしょうか?
枯らさないためにはもっとも重要なポイントです。
購入当初から場所を決めておく。
部屋のインテリアとして迎い入れたい。飾りたい。
多肉植物を育ててみたいから外で育てたい。ベランダのインテリア空間に利用したい。
など様々な場所での検討を重ねた結果、しっかりと管理していく場所を決める必要があります。
急に屋外だったり室内だったり、コロコロ環境を変化させてしまうとサボテンも生き物ですので、ついていけません。
例えば、日頃は屋内でも天気の良い日はベランダに日中置いておきたいという場合は、直射日光が当たらないよう工夫して置く、逆に日頃は屋外で育てたいという人は、小さい時から購入し、直射日光の環境に慣れさせておく、もしくは基本的には直射日光があたらないようおくように人間で言う日傘のような存在が必要だったりします。
あとは、台風などの極端な大雨などの環境に配慮しなくてはいけません。
自生しているサボテンは勿論強い生命力がありますが、鉢植え温室育ちのサボテンは全く違います。強風では茎が折れてしまったり、大雨では枯れてしまいます。
もともと屋外で育てていても、気候環境が悪い時は室内に保管するなども考えなくてはいけません。
サボテンの水やりがしやすい鉢を紹介します
規定どおりに水をあげている場合でもどうしても枯らしてしまう・・・なんて人もいると思います。
その場合、水やり方法に間違いがあるのではなく、鉢自体に原因があることが多いのです。
多湿の環境を嫌うサボテンですので、水はけの悪い鉢だと何度キッチリ水をあげていても根腐れをして枯らしてしまいます。
そこで、サボテンに適した鉢について紹介したいと思います。
サボテンには水はけの良い鉢を選ぶ。
購入後、購入時の容器から鉢へ移し替える作業をおこないますが、水はけの良い鉢を選ぶ必要があります。
オススメできるのは「プラスチック製」の鉢です。
ホームセンターでも多数品揃えがあるプラスチック製の鉢ですので、手軽に購入できるというところもオススメポイントになります。
あとは、軽いため持ち運びもしやすいですよね。
基本的には保水性が良いプラスチック製の鉢ですが、湿気の多い梅雨の時期はどうしてもカビなどが発生しやすいので、水はけ状態が悪いようであれば土自体を交換するなどの対策も必要になってくるでしょう。
ホームセンターの販売員さんに確認するだけで、水はけの良いサボテンに向いてる土など詳しく教えてくれるので一度聞いてみることもオススメします。
サボテンの水やりについていろいろお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
基本的には育てやすいと言われているサボテンです。
種類も多彩できれいな花を咲かせることもあります。
花を咲かせた日には嬉しくて感動してしまいますよね。
是非お気に入りのサボテンに出会えることを願ってます。