サボテンの植え替えをしようと考えている人の中には、初めての植え替えで知識がない人もいますよね。サボテンの植え替えをするときは、水やりにポイントがあります。
サボテンの植え替えをする時、いきなり植え替えをするのはNGです。準備からスタートして、植え替え後もサボテンが元気に育つようにしましょう。
ここでは、サボテンの植え替えをする時の水やりのポイントについてお伝えします。植え替え前の水やりの方法と、植え替えの後の水やり方法についてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
サボテンを元気に育てるためにも、知識を知って上手に植え替えができるようにしましょう。
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サボテンの植え替え前は水やりをストップしよう
雑貨屋さんなどで、可愛らしいサボテンを見かけたことはありませんか?
購入当初はとっても可愛らしくてインテリアの1つにもなっていますが、実はこのままではサボテンはいずれは枯れてしまうんです。表面を触ってみて下さい。カラフルな色に変色された砂の表面はのりで固められているため、上手に生長できません。
せっかくインテリアにと思って購入したサボテンですが、植替えをオススメします。
とっても育てやすいと人気のサボテンですが、環境が適するように植え替えする、購入した容器から鉢へ植え替えするなど、サボテンには大きなストレスがかかってしまう作業です。
そこで、サボテンの植え替えをするにあたって、より元気に育ってくれるように上手に植え替え作業を終わらせる手順を紹介したいと思います。意外と簡単なので是非実践してみて下さい。
サボテンの植え替えにまず1番大切なのは「水やりストップ」です。
「え?かわいそう」と思いますよね?
ただ、鉢から取り出しやすくするために必要なことなので、数日位前から土を乾燥させる意味で水やりをやめて下さい。
例えば水やりを当日まで続けていた場合はどうなるのでしょうか?
一概には言えませんが、多くの水分を含んだ土は重くなり、サボテンを引っ張った時点で根が折れてしまったりどこかしらの部分が折れてしまうなんて現象も考えられるでしょう。
そのため、「スポッ」と抜けるように乾燥させることが必要なのです。
サボテンを植え替えるときのチェックポイント
では、植え替え作業をおこなう上でのチェックするポイントをお伝えしたいと思います。上記で、土を乾燥させるとお伝えしましたが、どのくらいで乾燥していると言えるのか、なかなかわからないですよね?
サボテンの土が乾いている状態ろは
一見見た時白っぽい土色。
少しつまんだ時に手に付きづらい、塊がほろほろとおちる。
逆に濡れている状態は、土の表面が濃い茶色です。
しかも少しつまんだ時には手にしっかり付きますし、塊を潰したものならベチャッとなります。
次に確認する作業は根っこです。
鉢のサイズをあげる場合には、鉢から根っこが溢れている場合があります。
そんなときに見つけた茶色い見たとおり古い値はカットしても構いません。
むしろカットしちゃいましょう。
ただ、葉の重要な栄養を蓄えているであろう太めな根っこは間違っても切らないよう気をつけて下さい。
間違って元気な根っこを切ってしまった場合は、乾燥作業が必要になります。
サボテンは湿度が苦手なため、切られた切り口の新しい根っこに水がいってしまうと、根腐れを起こす原因にもなるためです。
もう一つ付け加えておくならば、使用するハサミは消毒をしてから使いましょう。
実は繊細なサボテンです。
汚いハサミの雑菌がサボテンの根に繁殖させてしまうからです。
これものちにサボテン枯らしてしまう原因にもなります。
そこまでするの?と思う人もいると思います。
ハサミを消毒しなくても勿論問題無い人もいますので、念には念を・・・の精神で、無事に乗り越えるためのオススメな方法の1つと思っておいて下さい。
サボテンを植え替えるときの手順
上記まで色々説明したのは、あくまでも下準備です。
おまたせしました!
ここからは、本格的に植え替え作業を説明したいと思います。
サボテンの植え替え時期は1~2年に1度。できれば生育期の5月や秋の9月ごろに。
生育環境にもよるので一概には言えませんが、上記で説明しましたとおり根が土から盛り上がっていたら植え替えサインです。
他には購入したときにのりのついたインテリアの砂で購入した場合なんかは1年待たずに早めに植え替えをおこないましょう。
- 新しい鉢の底に軽石を敷く。
鉢底ネットを敷いた上に軽石を敷きます。この時穴より大きいサイズの軽石なら鉢底ネットをしかなくても問題ないように思います。 - 鉢の1/3程土を入れる。
軽石の上に土を敷きます。 - 乾燥したサボテンを古い鉢から抜き土を優しく落としながら古い根っこを取り除く。
この時、乱暴に取り扱ってしまうと根っこが切れてしまいます。慎重に優しく取り扱って下さい。 - サボテンを新しい鉢の中央に置き、残りの土を全部かける。
中央に置くことがポイントです。斜めに置いてしまうとそのまま生長するので、バランスを崩しながら生長することになってしまうからです。
あとは、置く時に根っこはなるべく広げながら十分に水分がいきわたる環境を作った上で置いて下さい。
以上で完成です。
とっても簡単ですよね。
補足ですが、水やりは1週間以上は控えて下さい。
サボテンを植え替えたあとは水やりに注意
上記の最後に伝えましたが、植え替え後はサボテンにとって新しい環境に慣れさせるための大切な時期です。
直後から大量の水をあげてしまうとストレスマックスで決して適した対応とは言えません。
サボテンを植え替えたあとは、新しい土に慣れる、馴染むためにも10日位は水やりストップしましょう。
植え替え作業によって弱ってしまった根に植え替え直後に水を与えることで、根腐れしてしまうという結果も考えられるためです。
可哀そうにも思いますが、もともと乾燥地帯原産のサボテンですので、乾燥には非常に強いので全く問題ありません。
もうひとつ大切なのが、植え替え直後は、直射日光に当てないということです。
植え替えされたばかりのサボテンはとてもストレスが溜まっている状態と言えます。
そこで、強い日差しを浴びてしまったら枯れてしまうということも考えられるために、日頃は外で育てていたサボテンでも、直射日光から守ってあげるということも必要になってきます。
サボテンを植え替えたあとの水やりのタイミング
ここまで、植え替え作業が完了したところまでお伝えしました。
10日位たってから水やりを再開するとお伝えしましたが、はじめての場合ならタイミングが良くわからないですよね?
最後に水やり再開のタイミングを少し紹介したいと思います。
一般的には根が伸びた頃と言われています。
そこで10日位が目安といわれているのですが、葉のような球体部分にシワがよってくる場合があります。
10日位してそのような状態になってくるのであれば水やりを再開してもよいのではないかと思います。
または、霧吹きで簡単に水分をかけてあげるという方法もオススメできます。
ただ、適度という言葉があってはいるのですが、タイミングというのはとっても難しいですよね?
私の場合は、10日待って、まず水をあげてみるという行動をとります。
大抵の場合は、その方法で上手くいきますので是非試してみてください。
最後になりましたが、サボテンは誰でも育てられるほど簡単な植物とも言われているだけあって購入する人も多のですが、水やりのタイミングを逃してしまったり、あげすぎてしまったりで枯らしてしまう場合もとても多いの植物です。
いくら育てやすいとはいえ、生き物であることに変わりはないので、生長を調べながら的確に育ててあげることとをオススメしたいと思います。