サボテンは生命力が強いので育てやすく、インテリアにもなるので人気がありますね。
とても多くの種類がありますが、ここでは大きい種類のサボテンに注目してみましょう。
まずはうさぎのような見た目がかわいいサボテン、うちわサボテンの紹介です。
見た目と育てやすさから人気がありますが、とても大きく育つといいます。その大きさとはどのくらいなのでしょうか。
大きい種類といえば柱サボテンも人気があります。
存在感抜群な柱サボテンの種類も紹介します。
インテリアにぴったりな、「ばんざい」をしているように見える面白いサボテンの種類もありました。
サボテンはどこまで大きくなるのでしょう。世界最大級の大きさとその種類も紹介します。
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サボテンの大きくなる種類。うちわサボテンも大きくなります
多肉植物の代表格とも言える存在が「サボテン」かと思います。
サボテンは、水を必要としない種類が多く飼育はとってもしやすいこともあり人気の高い植物といえるでしょう。
小さい種類のサボテンなら玄関の下駄箱上にも飾れたり、場所を取らずリビングの棚にも置けるというところも人気が高い理由の1つかと思います。
では、小さいサイズではなく、大きいサイズのサボテンはどう育てればよいのでしょうか?
大きいと1つとっても、高さを出す大きさと幅をとっている大きさと様々なので種類分けで紹介したいと思います。
●ウチワサボテン
原産地は南北アメリカとされています。
名前の由来は、葉の形状がウチワのような平らな丸みを帯びた葉のイメージからついたとも言われています。
このウチワサボテンは高さを出すほど伸びるのが特徴的で、生育環境が整っていればグングン伸びていきます。
ホームセンターでも見かける程、一般的に知られているため形にさほど拘りがなければ簡単に手に入りやすいということも人気の1つかもしれません。
- 植替えの時期
鉢での植え替え目安は2年~3年に一度と言われています。 - 挿し木の時期
夏から秋にかけてがオススメとされています。
(寒い時期に行なうと、基本的に生長が遅いため、サボテンにストレスを与えてしまうためかと思われます。)
大きい種類のサボテンといえば柱サボテン
高さを出すサボテンは他にもあります。
それは柱サボテンです。
●柱サボテン
様々あるとも言われていますが、アメリカのアリゾナ州などでは自生しているとも言われています。
まさに縦に伸びる代表的な存在で、背の高いものだと10m近くも伸びるものもあるくらいです。
ただ、伸びるまでに多大な時間を要するため購入する時点である程度大きいものを購入することをオススメします。
10mくらいまで伸びている柱サボテンがあったとしたら、何百年もの樹齢といったものと言われているからです。
サボテンの植替えの時期
春から秋にかけての時期が理想的と言われています。
生長スピードによって何年に一度という明確なことはお伝えできないのですが、根が鉢からはみ出てきたり水が土に染み込みづらくなってきます。
おそらくその時期にはすでに植え替えをするべきと思います。
- 水やりをストップし、土を完全に乾かしておく。
- 鉢の土をスコップで軽く叩いてから、優しくサボテンを抜き出す。
- 古い土を根から優しくほぐしとる。
(この時根を切ってしまわぬよう注意して下さい) - 傷んでいる根を切り落とし、根を乾かす。
- 鉢に軽石を敷き、土を2cm位入れる。
- 鉢からはみ出ぬよう根の形を整えながら(なるべく開くように)鉢の中心において土を上までかけたら完成。
基本的には観葉植物の植え替え方法と同じような手順です。
植え替え後は5日位日にちを開けてから水やりを開始して下さい。
大きいサボテンの種類・スミエボシはインテリアにぴったり
次に紹介するのも縦に長く伸びるサボテン「スミエボシ」です。
●スミエボシ
一見ウチワサボテンのように葉の形状が平で丸いスミエボシは、棘が無いので小さな子どもがいる家庭でも安心して置ける種類の1つです。
別の名称としては、「ばんざいサボテン」と言います。
名前の通り、ばんざい!をしているように葉が上の方に向かって生長していくことからつけられた名称とも言えるでしょう。
販売しているものなら、100cmを超えるサイズのものも流通するほど大きなサボテンです。
- 特徴、置く場所
原産地は、西インド諸島と言われています。
ウチワサボテンに形状が似ているとおり、ウチワサボテンの仲間のようです。
日当たりをよく好みます。
ただし、直射日光だと変色してしまうおそれが有るため、ある程度窓から離した場所やレースカーテン等薄いカーテン越しであれば窓際などにもオススメです。
冬など気温が下がる時期は室内でも暖かい場所において下さい。
ただ、冷暖房の風が直接当たるような場所は避けるよう心がけて下さい。 - 水やり時期
土が乾いているようであれば、鉢から受け皿にあふれてくるほど水をあげて下さい。ただし、気温が10度を下回るような寒い時期には休眠するため過度な水やりは控えて下さい。 - 植替え時期
ウチワサボテン同様、約2年から3年位が目安と言われています。
こちらも春から秋の生長期に作業を行って下さい。
サボテンの翁丸は大きいもので11Mにもなります
まだまだ大きいタイプのサボテンはあります。
次に紹介するのは翁丸です。
●翁丸(オキナマル)
原産地はメキシコ中部に分布しています。
柱サボテンの仲間で、高さを出すものは11mにもなるとも言われています。
形状は、柱サボテンより太くどっしりとした幹になっています。
白く長い毛が特徴的で、長い毛が全体に覆われ緑色の幹が見えなくなるほど毛に覆われている種類もあります。
ただ、白い長い毛の下には中心棘と呼ばれる鋭い棘がありますので移動させる場合や、何らかの作業を行なう場合は取扱に注意して下さい。
このサボテンは一本の大きな幹が縦に高さを出して伸びている姿がとても特徴的で、サボテンが好きな人にはとってもぴったりな品種と言えるのではないでしょうか。
白い毛が特徴的な翁丸は、「おじいちゃんサボテン」などと呼ばれることもあるほど、見た目はユニークで愛嬌たっぷりのサボテンとも言えるでしょう。
大きいサボテンの種類、武衛柱は世界最大級
最後になりますが、世界の中で最大といっても過言じゃないサボテンを紹介したいと思います。
サボテン好きで知らない人は居ないほど大きなサボテン「武衛柱」です。
●武衛柱(ぶえいちゅう)
この種類は世界最大のサボテンです。
まさにサボテンの中のサボテンというイメージがピッタリな武衛柱ですが、横にも縦にも伸びていくのが特徴的といえるでしょう。
太い一本の幹から柱サボテンのような柱がたくさん天に向って伸びている姿は圧巻の一言です。
原産地は、メキシコと言われています。
この武衛柱の特徴としては、春と秋が生長期で夏の暑い時期には休眠するのが特徴的です。
ここまで、様々な大きいサボテンについて紹介してきましたが、サボテンの魅力は伝わったでしょうか?
とっても育てやすいと言われている多肉植物のサボテンですので、重厚感のある陶器の鉢や鉢カバーを使ってアレンジするなど、インテリアの1つとして是非楽しんで下さい。