水草は緑色だけではありません。赤系の水草もあり、水槽にいれると緑色の水草との色のコントラストが美しくとても幻想的です。
ここでは赤系の水草の種類をピックアップしてご紹介します。
まずは育てるのが比較的簡単な種類の紹介。放っておいても育ってくれるたくましい赤系の水草です。
他には成長が楽しみな成長が早い種類もご覧ください。
ところでなぜ水草が赤くなるのでしょうか。その気になるワケや、水草をより綺麗により赤くするために必要なことや条件を紹介します。
赤系の水草も育てて、水槽のレイアウトを堪能してください。
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水草の中には赤系の種類もある
水草と言えば緑色のイメージですが、水草の中には赤系の種類も存在します。
この赤系の水草の種類は、育てるにはそれほど難しくなく、適切な量の肥料さえあれば、元気に育ってくれます。
特別に育てる側として、配慮の必要がないので、放っておいても育ってくれますので手間がかからないのが魅力の一つです。
この種類の水草には、液体型の肥料を入れるとよく育ちます。また、二酸化炭素を添加する事で、葉が大きく育ちます。逆に入れないと、葉が小さく育つという特色もあります。
これから、赤系の水草を育てようと考えている方は、上記のポイントを頭に入れながら、育てていくと良いと思います。大きさにこだわるのなら、二酸化炭素の存在が重要になってきますね。
赤系の水草の種類で育てるのが簡単な水草
赤系の水草の種類で育てるものが簡単なものをお探しなら、「アルテルナンテラ・レインキー 」がおすすめです。
見た目も茶色系の赤が印象的な水草になります。育てるのにそんなに難しさがないので、初心者にも安心して育てられるでしょう。
二酸化炭素を加える時は、1滴位を目安に入れてあげて下さい。
上記でも紹介しているように、この水草は初心者でも育てることができる種類で成長も早いので、トリミングなどをしてバランスを整えてあげると良いと思います。
気をつけたいのは、エビなどの被害の可能性です。生き物をそれほど入れないのであれば、気にすることはないかもしれませんが、もし入れるとしたら、その被害も考慮した方が良いと思います。
赤系の水草で成長が早い種類とその特徴
赤系の水草の中でも、成長が早いものが存在します。その水草の種類と特徴をここで紹介していきます。これから、「どの水草にしようかな」と考えている方は是非参考にしてみて下さい。
ルドウィジア インクリナータ
初めは黄色ですが、ピンク(赤系)に変わっていく水草になります。最終的にはオレンジにも変わるようなので、水草で色んな色を楽しみたいという方にはお勧めになる水草になります。
ロタラSP・ベトナム レッド
成長が早い水草の一つになります。初めは緑で、徐々に赤色に変色していきます。他の水草と違って、葉っぱに厚さがあるものになっていきます。
グリーンロタラ
形がとても美しい水草です。かわいいものにこだわるのであれば、グリーンロタラを是非選択して下さい。
水草が赤くなるのはなぜ?その仕組について
水草の中でも、色が赤くなるものがあります。その理由はなぜなのでしょうか。
水草が赤くなる理由
アントシアニンというものが含まれていると、その水草は赤くなります。その量が少ないと、赤くなりません。つまり、アントシアニンの量がその水草が赤くなるのかならないのかを左右していくのです。
光合成が関係している
アントシアニンは、光合成をすることにより合成されるものになります。光合成により、アントシアニジンが合成され、それが糖分と組み合わされると、アントシアニンが合成されます。
水草にそのような成分が入っているのと入ってないので、赤色に変形するのかが左右されていくようです。
水草を赤くするために必要なこと
水草の中でも、赤くなるものとならないものがあります。水草が赤くなる為に、一定の条件が必要になってきます。どんな条件は必要になってくるのか、みていきましょう。
光の量
上記でも少し触れていますが、水草も光合成なしでは、赤くする成分を作り事ができません。どんな要素を持っていたとしても、光合成なしでは、赤くする要素を作ることができないのです。
どの位の光の量が必要になるかというと、60cmの水槽であれば、大体、LED照明で50ワットが必要になってきます。
二酸化炭素
光合成だけではなく、二酸化炭素も水草が赤くなるのに、必要な条件になってきます。逆にいうと、二酸化炭素の量が少ないと、赤さは薄くなってきます。
栄養素
栄養素も水草が赤くなるのに、大切になってきます。特に、鉄が重要な要素になってきますので、その栄養素も大切にして育てていきましょう。
水質
弱酸性が水草の赤さを上手にコントロールしてくれるものとなってきます。水草の赤さをキープしたいのであれば、その部分にも注意していきましょう。
水草の中でも、赤系のものも存在します。何が違うかと光合成をする際に、アントシアニンというものがどの位入っているかによって、その水草が赤系のものになるのか、それとも赤系から外れたものになるのか、決まってきます。
どの水草が簡単で育てやすいかというと、アルテルナンテラ・レインキー であったり、ルドウィジアインクリナータ、ロタラSPベトナムレッドのようなものが上げられます。もし、まだ何を購入するのか、決めていない方は、上記の種類を選択肢の中に入れてみると良いと思います。中には葉っぱが可愛らしいものもありますので、そのようなものにも着目して選んでみても良いかもしれませんね。水草の生長には二酸化炭素も重要な要素になってきます。鉄も必要になりますので、必要な栄養素を確認していきましょう。