水草は都心から離れた川や水田や池などにも生えていますので、見つけることが出来るでしょう。
どんな水草が自生しているのでしょうか。
ここでは川で見かける水草の種類と、その特徴や育て方をいくつかご紹介します。
見つけた水草を持ち帰る場合に気を付けたいことがありますので、こちらで確認してください。
まずは水草を採取する時の注意点をご覧ください。
そして採取した水草を水槽に入れる時にも注意が必要です。
自然界の水草には雑菌がついていたり、近くに水田がある場合は農薬などの心配があります。
必ず水草のトリートメントを行いましょう。トリートメントのやり方についてご紹介します。
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川に生えている水草の種類とその特徴を紹介
川を見ていると目につくのが水草。どんな種類があるのか気になりますね。主に3種類説明していきたいと思いますので、参考にしてみて下さい。
川でよく見かける水草
ヤナギモ
川でも下流の部分によく生えています。冷たい環境にはあまり適していません。水槽で育てるには、難しい水草になります。花が咲く時期は春から秋にかけてになります。
ササバモ
川でも中流域に生えています。適応性の高い水草なので、どこでも生えます。ただ、どれだけ適応性が高くても、光の量や、肥料の量は調整が必要になります。見ているだけで心が癒やされる、癒し系の水草になります。
センニンモ
ササバモと同じで、川の中流域に生えます。水槽では中々育てるのが難しいものにはなりますが、一旦環境に慣れてしまうと、グングン成長していくものになります。ただ、それでもあまり頻繁に葉っぱのバランスを考えて切らない方が良い水草になります。
川に自生している水草の種類と育て方
川でよく見かける水草として、カワゴケやオオトリゲモ があります。それぞれの種類と育て方をみていきましょう。
カワゴケ
綺麗な水で低温には適さないのが、カワゴケの特徴になります。背丈は20cm以上になりますが、成長させるのは難しく少しの衝動でも切れやすい水草になります。
少しの衝動でも切れやすいので、釣り糸などで巻き付けて育てていくのがおすすめです。
自然界では生命力は強いですが、水槽内ではそうでもないようです。自然だからこそ、強く育つのがカワゴケの特徴と言えそうです。
オオトリゲモ
日本の中でも真ん中から南の当たりに生存しているのが、オオトリゲモです。水は割と低温で、育つには二酸化炭素が必要になります。水槽で育てるにはカワゴケ同様、茎が折れやすいので、注意が必要になります。
ですが、それほどの心配はない水草になります。増やし方も簡単なので初心者の方でも簡単に繁殖できる水草になります。
川に生えている水草の採取方法や注意点について
水草をわざわざ買って水槽に入れるのもお金がかかることなので、川に生えている水草を水槽に入れてみてはと思うこともあるでしょう。
実際に自然界の水草を持ち帰った場合
そのまま水槽には入れないこと
川などに生えている水草を採取して水槽に入れるとしても、特に問題はありません。ただ自然で育っている水草には、貝などが付着しているものもあります。農薬もついているので、家に持ち帰ったらよく水道水で洗って下さい。雑菌が付いている場合もあるので、水槽の中に何か魚を飼っているのなら、病気になるかもしれません。しっかり洗って、余計なものを駆除していきます。
大きいものはスコップを利用する
自然に生えているもので大きなものは無理にひっぱたりせずに、スコップなどの道具を利用して採取していきます。
川でとった水草を水槽へ入れる時に気をつけること
川でとった水草をあなたが使用している水槽へ入れる時ですが、気をつけなくていけないことがあります。
水草に害虫がついている可能性がある
自然で成長した水草に何か問題がある訳ではありません。水草というよりも、水草に付着している害虫に問題があります。
その害虫が水槽に入ったら、あなたが飼っている魚に危害を加えて、魚が弱まってしまうかもしれません。水槽にいる魚を守りたいのなら、そのような害虫を採取する際に取り払って、水槽に水草を入れても、魚がこれまで通り生活できるようにしてあげましょう。
魚は農薬にも弱い
どの水草にも当てはまることではありませんが、あなたが採取する水草に農薬の影響が出ていることも考慮して下さい。近くに農園がある場合は要注意です。魚は農薬には弱いので、既に農薬の影響を受けている水草を水槽にいれてしまうと、魚が弱まってしまいます。
川や池には何種類もの水草がある。水草のトリートメントのやり方
近くにある川や池で見かける水草は種類も豊富です。川や池で採取した水草を水槽に入れる場合、やって置いた方が良い作業があります。
水草をトリートメントする
水草の市販のトリートメントがあるのですが、それを使って水草を洗います。
採取した水草を、バケツなどの容器の中で洗っていきます。あまり強く洗うと水草の葉っぱがやられてしまうので、優しく洗っていきます。
1週間水草を入れておきます。水は毎日新しいものに入れ替えをします。
害虫が見つかれば取り除き、いないのであればトリートメントを入れておきます。
1週間様子を見る
トリートメントにつけておく期間ですが、最低1周間の時間をおきます。
川などに生えている水草の種類を見てきたり、またその水草を水槽に入れる場合にはどんな配慮が必要になるのかについてお話してきました。。参考になるものはありましたか?自然で成長している水草を採取して水槽に入れることは問題はありませんが、その際に、害虫となるものを除去することや市販のトリートメントを使用して、水草に付着している農薬など、水槽の中で生きているものに被害のない形で水草を水槽に入れるのが理想の形になります。トリートメントにつけて置いた方が良い期間も1週間と長いものになりますが、面倒くさがらずにやっていきましょう。そのプロセスを終了したら、水槽の中にいる魚にも影響なく育てる事ができる水草になると思います。魚にとっても水草が必要な場合もありますので、魚の生活もこれでストレスが減ると思います。