ハーブはどこで育てていますか?
室内用の鉢で手軽に栽培したり、地植えで広く栽培することもあります。
プランターでの栽培は収穫量も増え、広い場所もいらないので育てやすい方法ではないでしょうか。
ここでは栽培しやすいプランターで、ハーブを育てる場合の土のことについてスポットを当てて紹介します。
土には酸性やアルカリ性があるといいますが、ハーブの栽培にあうのはどちらの土なのでしょうか。
早速ハーブにオススメな土の作り方をお届けします。
赤玉土や腐葉土などをブレンドして作る場合の配合や、初心者さんや忙しい方にオススメなハーブの土がありました。
オリジナルの土を作ってみるのも楽しい作業です。
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ハーブを植えるプランターの土は弱アルカリ性が向いています
料理のアクセントなるハーブは、沢山は必要ありませんが、たびたび使いたくなる食材の一つですよね。
料理の度に少量を購入するよりも、自宅で育てる方がフレッシュなハーブを使うことが出来ますよ。
初めて家庭菜園にチャレンジする場合、初めに躓いてしまうのが「土」ではないでしょうか。
ハーブの多くは地中海沿岸地方が原産で、この地方の土はアルカリ性です。
植物は自生地に環境を似せると元気に育ってくれますから、ハーブを育てる時には弱アルカリ性の土が向いています。
また、鉢やプランターを使う場合には、水はけも重要になります。
お庭の土や園芸用の土を使う場合には、日本の土は酸性なので土壌改良が必要になります。
アルカリ性に傾けるために、苦土石灰や草木灰を使いましょう。
土の配合となると、敷居を高く感じてしまうかもしれませんが、心配する必要はありません。
最近ではハーブ専用の土として配合されたものも市販されていますから、これらを使えば手軽に始めることが出来ますよ。
プランターでハーブを育てる時の良い土の条件
自宅でハーブを育てる方法として、最も手軽なのが鉢やプランターを使う方法です。
これらを使ってハーブを育てる場合には、先程もご紹介したように水はけが重要になります。
しかし、排水性だけが突出しているのも問題があります。
最も良いのは、保水性・通気性・排水性・保肥性が適度にある土です。
これらを満たすためには、粘土の様な土や、サラサラの砂の様な土は向きません。
大きめの粒の土であることが必要になります。
粒が大きいと隙間が出来るので、保水性や排水性、通気性が良くなるのです。
1種類の土だけでは最適な条件を満たす土を作るのが難しいので、数種類の土を混ぜて作るのが一般的です。
それぞれの土の特性を生かして、ハーブにあった最適な環境を作ってあげましょう。
このようにお話していると、とても難しそうに思っているかもしれませんね。
しかし、あまり心配はいりません。
ハーブは基本的にはとても丈夫な植物なので、よほど悪い土ではない限り順調に育ってくれます。
プランター初心者におすすめなハーブの用の土と配合の仕方
ハーブを手軽に自宅で育てたいなら、市販のハーブ用の土を使うのがおすすめです。
その土に土ついては、後ほどご紹介しましょう。
ここでは、自分で土を配合する方法をご紹介します。
ハーブの土で重要なのは、保水性・通気性・排水性・保肥性が適度にあることです。
よく見ると、保水性と排水性などは相反する様に感じますよね?
しかし、どちらかだけでは行けないのです。
反する性質を持たせるためには、いくつかの種類の土を混ぜることが必要になります。
まず、基本となる赤玉土、そして養分を含む腐葉土、通気性・保水性・保肥性を兼ね備えたバーミキュライトとピートモスを配合してみましょう。
赤玉土4:腐葉土3:バーミキュライト3:ピートモス1をよく混ぜ合わせるだけです。
配合済みのハーブ用の土は手軽ですが、すべてのハーブにぴったりなわけではありません。
自分で配合すると沢山の種類の土が必要になりますが、配分を変えることで育てるハーブや環境にあった土を作ることが出来るので、より元気にハーブを育てることが出来ますよ。
ハーブの土の特徴やプランターで使う時の使い方について
やっぱり土の配合は難しそう、とりあえず手軽に始めたいという方におすすめなのは、ハーブ用の土です。
ハーブの土はいろいろなメーカーで作られているので、微妙に配合は違いますが、どれもハーブが元気に育ってくれるように、弱アルカリ性に配合されたハーブ専用の土です。
商品によっては、初期肥料が添加されているものもあります。
袋から出してそのまま使うことができるので、とても手軽です。
プランターでの栽培方法
- プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れて水はけを良くします。
- ハーブ用の土を、プランターの上端から3cm程度下まで入れます。
- 適切な間隔をあけて、苗を植えます。
- たっぷりと水やりしたら完了です。
種を植える場合には、先に水やりして土を湿らせてから種を撒いて、土を被せましょう。
種まきの後にたっぷりと水やりすると、種が流れてしまいます。
間隔は、大きく育った姿を想像するとわかりやすいです。
生育後に葉っぱが混み合わないように考えながら、植えましょう。
60cmくらいのプランターで2~3株が、目安です。
土の配合の仕方はそれぞれ違っていて面白い
土作りを始めると、思いのほか楽しいと感じる人も多いかもしれまん。
育てるハーブや育てる環境にあった土を見つけるのは、ゲームのような要素もありますね。
コツコツと攻略するするのが好きな人には、向いていると思います。
土作りで面白いのは、正解が一つだけではないところでしょう。
育てるハーブや育てる環境によって、必要な土の特性は微妙に変わってきますよね。
土の配合は奥が深く、人に聞いているだけでは皆がそれぞれ違うことを言いますから、だんだんとわけがわからなくなってしまうものです。
配分も違いますし、使う土の種類も違うことでしょう。
どの配分が良いのかは、その土で何度か育ててみないとわかりません。
1から考えるのはとても難しいと感じるなら、基本となる配合を一つ選び、そこに必要な特性を持つ土を追加するのがおすすめです。
試行錯誤して作った土で、ハーブが元気に姿を見るのはちょっとした感動があります。
ぜひ、オリジナルレシピを見つけてくださいね。