ハーブをプランターで育てる場合の土の事。オススメの土や配合

ハーブはどこで育てていますか?
室内用の鉢で手軽に栽培したり、地植えで広く栽培することもあります。

プランターでの栽培は収穫量も増え、広い場所もいらないので育てやすい方法ではないでしょうか。

ここでは栽培しやすいプランターで、ハーブを育てる場合の土のことについてスポットを当てて紹介します。

土には酸性やアルカリ性があるといいますが、ハーブの栽培にあうのはどちらの土なのでしょうか。

早速ハーブにオススメな土の作り方をお届けします。

赤玉土や腐葉土などをブレンドして作る場合の配合や、初心者さんや忙しい方にオススメなハーブの土がありました。

オリジナルの土を作ってみるのも楽しい作業です。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ハーブの多年草の種類を紹介。ハーブの特徴や使い方について

最近はポットに入ったハーブも市販されていたり、手軽にハーブを育てることができます。 キッチンに...

ハーブを使ったリースの作り方を紹介。インテリア以外の効果も

リースといえば、花や木のみを使ったタイプが多く見られるかもしれませんが、ハーブ を使ったリースも注目...

ハーブの名前がかわいい種類とハーブの特徴。使い方や効能とは

ハーブと言ったら思いつく種類はなんですか? 「タイム・ミント・バジル・パセリ・ローリエ」などど...

ハーブの室内栽培で虫がついた時の対処法。虫がつかない方法も

パセリやバジルやミントなど香りが特徴的なハーブ。 料理の彩りや香り付けに使うために育てている方もい...

ハーブ・レモングラスの基本の育て方。寒い地域での注意点

レモングラスは見た目の通り、イネ科に属しています。背丈は1メートルを超えることもあります。 また名...

ハーブの種類セージの育て方を最初から最後まで紹介。増やし方も

ハーブの種類はたくさんありますが、セージという種類は育てやすく様々な用途に使うことが出来るおすすめな...

ハーブの多年草タイプで地植えにオススメな種類。増やし方も紹介

料理の仕上げや香り付け、紅茶に入れたりお風呂に入れたり色々な楽しみ方が出来るハーブ。 キッチン...

ハーブを地植えする時の注意点を確認。意外なハーブの事実を紹介

ハーブにはどんなイメージがありますか?意外にもハーブの生命力は強く地植えに向いています。 暑さや寒...

ハーブの植え方の基本。プランターでの栽培方法と寄せ植えの相性

ハーブはプランターで育てることが出来る人気の家庭菜園です。 ハーブは意外に育てやすく、種類も豊...

ハーブ・ローズマリーの挿し木のやり方や時期と準備する物

ハーブの中でもよく知られているローズマリーは、料理やお茶にも大活躍です。 プランターや花壇などで栽...

スポンサーリンク

ハーブを植えるプランターの土は弱アルカリ性が向いています

料理のアクセントなるハーブは、沢山は必要ありませんが、たびたび使いたくなる食材の一つですよね。
料理の度に少量を購入するよりも、自宅で育てる方がフレッシュなハーブを使うことが出来ますよ。

初めて家庭菜園にチャレンジする場合、初めに躓いてしまうのが「土」ではないでしょうか。

ハーブの多くは地中海沿岸地方が原産で、この地方の土はアルカリ性です。
植物は自生地に環境を似せると元気に育ってくれますから、ハーブを育てる時には弱アルカリ性の土が向いています。
また、鉢やプランターを使う場合には、水はけも重要になります。

お庭の土や園芸用の土を使う場合には、日本の土は酸性なので土壌改良が必要になります。
アルカリ性に傾けるために、苦土石灰や草木灰を使いましょう。

土の配合となると、敷居を高く感じてしまうかもしれませんが、心配する必要はありません。
最近ではハーブ専用の土として配合されたものも市販されていますから、これらを使えば手軽に始めることが出来ますよ。

プランターでハーブを育てる時の良い土の条件

自宅でハーブを育てる方法として、最も手軽なのが鉢やプランターを使う方法です。
これらを使ってハーブを育てる場合には、先程もご紹介したように水はけが重要になります。

しかし、排水性だけが突出しているのも問題があります。
最も良いのは、保水性・通気性・排水性・保肥性が適度にある土です。

これらを満たすためには、粘土の様な土や、サラサラの砂の様な土は向きません。
大きめの粒の土であることが必要になります。
粒が大きいと隙間が出来るので、保水性や排水性、通気性が良くなるのです。

1種類の土だけでは最適な条件を満たす土を作るのが難しいので、数種類の土を混ぜて作るのが一般的です。
それぞれの土の特性を生かして、ハーブにあった最適な環境を作ってあげましょう。

このようにお話していると、とても難しそうに思っているかもしれませんね。
しかし、あまり心配はいりません。
ハーブは基本的にはとても丈夫な植物なので、よほど悪い土ではない限り順調に育ってくれます。

プランター初心者におすすめなハーブの用の土と配合の仕方

ハーブを手軽に自宅で育てたいなら、市販のハーブ用の土を使うのがおすすめです。
その土に土ついては、後ほどご紹介しましょう。

ここでは、自分で土を配合する方法をご紹介します。

ハーブの土で重要なのは、保水性・通気性・排水性・保肥性が適度にあることです。
よく見ると、保水性と排水性などは相反する様に感じますよね?
しかし、どちらかだけでは行けないのです。

反する性質を持たせるためには、いくつかの種類の土を混ぜることが必要になります。

まず、基本となる赤玉土、そして養分を含む腐葉土、通気性・保水性・保肥性を兼ね備えたバーミキュライトとピートモスを配合してみましょう。

赤玉土4:腐葉土3:バーミキュライト3:ピートモス1をよく混ぜ合わせるだけです。

配合済みのハーブ用の土は手軽ですが、すべてのハーブにぴったりなわけではありません。
自分で配合すると沢山の種類の土が必要になりますが、配分を変えることで育てるハーブや環境にあった土を作ることが出来るので、より元気にハーブを育てることが出来ますよ。

ハーブの土の特徴やプランターで使う時の使い方について

やっぱり土の配合は難しそう、とりあえず手軽に始めたいという方におすすめなのは、ハーブ用の土です。

ハーブの土はいろいろなメーカーで作られているので、微妙に配合は違いますが、どれもハーブが元気に育ってくれるように、弱アルカリ性に配合されたハーブ専用の土です。
商品によっては、初期肥料が添加されているものもあります。

袋から出してそのまま使うことができるので、とても手軽です。

プランターでの栽培方法

  1. プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れて水はけを良くします。
  2. ハーブ用の土を、プランターの上端から3cm程度下まで入れます。
  3. 適切な間隔をあけて、苗を植えます。
  4. たっぷりと水やりしたら完了です。

種を植える場合には、先に水やりして土を湿らせてから種を撒いて、土を被せましょう。
種まきの後にたっぷりと水やりすると、種が流れてしまいます。

間隔は、大きく育った姿を想像するとわかりやすいです。
生育後に葉っぱが混み合わないように考えながら、植えましょう。
60cmくらいのプランターで2~3株が、目安です。

土の配合の仕方はそれぞれ違っていて面白い

土作りを始めると、思いのほか楽しいと感じる人も多いかもしれまん。
育てるハーブや育てる環境にあった土を見つけるのは、ゲームのような要素もありますね。
コツコツと攻略するするのが好きな人には、向いていると思います。

土作りで面白いのは、正解が一つだけではないところでしょう。
育てるハーブや育てる環境によって、必要な土の特性は微妙に変わってきますよね。

土の配合は奥が深く、人に聞いているだけでは皆がそれぞれ違うことを言いますから、だんだんとわけがわからなくなってしまうものです。
配分も違いますし、使う土の種類も違うことでしょう。

どの配分が良いのかは、その土で何度か育ててみないとわかりません。

1から考えるのはとても難しいと感じるなら、基本となる配合を一つ選び、そこに必要な特性を持つ土を追加するのがおすすめです。

試行錯誤して作った土で、ハーブが元気に姿を見るのはちょっとした感動があります。

ぜひ、オリジナルレシピを見つけてくださいね。